途中しんどいけど最後は良かった!と思える映画5選
映画館で映画を見ていて、しんどいなと思う時があります。それは映画がつまらないとかではなく、あまりに悲痛なことが起きたり、目を背けたくなるシーンが続いたり、そういう感じのものです。
しかし、そのしんどい瞬間を経験するからこそ映画のクライマックスでの感動や喜び、爽快感を味わうことができるのです。
今回はそんな感じで、途中でしんどいなと思いつつも最後「めっちゃ良かった!」と思った映画を5つ紹介してまいります。
『インポッシブル』
(C)2012 Telecinco Cinema, S.A.U. and Apaches Entertainment, S.L.
2004年のに発生したスマトラ島沖地震によって起きた大津波で、離れ離れになりながらも生き抜いた家族の実話です。
かなり強烈な津波のシーンがあり、津波を経験された方には正直オススメができません。かなりリアルに恐怖を感じる映像が展開されます。
映画の内容は、その津波をきっかけに離れ離れになってしまった家族が生き抜いていくお話。両親と子供3人、それぞれが奇跡の再会を信じて行動をしていきます。
津波を描いている以上スッキリするものではありませんが、最後は安堵を感じ映画としてはクリーンなクライマックスを迎えます。
[2018年8月24日現在、配信中のサービス]
『ダンケルク』
『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』などの傑作映画を多く生み出したクリストファー・ノーラン監督が初めて実話に挑んだ作品です。
1940年、ナチス・ドイツを前に劣勢となったフランスとイギリス。英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めされてしまいます。
そこでイギリス首相のチャーチルは、ダンケルクに取り残された兵士40万人の救出を命令。その大規模な救出作戦を本作は描きます。
戦う話ではなく、逃げる話であり生き抜く話。犠牲も多く、悲しみにも支配されますが、救出作戦だけに限った物語のクライマックスは大きな感動を呼びました。
『素晴らしき哉、人生!』
『素晴らしき哉、人生!』は1946年の映画でして、不朽の名作と言われる作品です。
その名前は常に映画好きの方々の間で叫ばれていますが、まだご覧になられたことがない方も多いでしょう。ちなみに不朽の名作と言われながら、映画公開時はまったく評価されなかったというエピソードもあったりします。
主人公は平凡な生活を送っていたものの、ある時から不幸の連続に。あまりの絶望感に直面した主人公は自殺を試むも、ある人物によってそれを断念。
不幸続きの人間の映画を見てなぜ「良かった!」と思うのか。それは、映画を見れば腑に落ちます。ネタバレ記事など読んでもおそらく腑に落ちません。映画の流れの中でぜひ納得をしてみてください。
『エリン・ブロコビッチ』
第73回アカデミー賞でジュリア・ロバーツが主演女優賞を受賞した本作は、シングルマザーを描いた実話。
幼い子供を3人も抱えながらもシングルマザーで金なし、仕事なし。
しまいには車の衝突事故に遭い怪我する始末。そんな中弁護士事務所で事務の仕事を始めた彼女は、ある書類に不審を抱いて調査を始めます。そこには不正が示されており、そこから映画はとんでもない方向へ。
一発逆転!とはまさにこのこと、その瞬間をぜひ、映画を見て味わってみてください。
『アポロ13』
こちらも実話です。米を中心とした月面探査船計画で、ただ一機月に到達できなかったアポロ13号の奇跡の生還劇を描きます。
アポロ13は1970年4月、月へ向けて打ち上げられるも爆発事故が発生。何とか全体爆発は免れるも、絶望的な状況からの地球の帰還を試みることになります。
実話であるので結末はわかっているのに、最後の最後まで手に汗握り。最後は思わず拍手をしてしまうほど。
映画公開時は実際映画館で拍手が起きたと聞いて、映画館で見たかったなと思い続けている作品でもあります。(映画公開時は9歳で情報をキャッチできず…)
まとめ
以上5作品、4作品が実話のラインナップとなりました。
もちろんここにまとめた作品以外でもたくさんありますが、今回はパッと思いついた作品をそのまま書き出してみました。
どの作品もすでに公開が終了した作品なので、ぜひ配信等でご覧になってみてくださいね。
(文:柳下修平)
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