『チューリップ・フィーバー』、17世紀版「昼顔」と言われている理由とは?



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絵画ファンとミステリーファンを熱狂させた世界的ベストセラー本を英国が誇る最高のスタッフ・キャストで映像化した『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』が2018年10月6日(土)より公開。

本記事では、社会現象を巻き起こしたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」にも通じる内容について紐解いていく。



本作は「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という原作者の思いから生まれたベストセラー小説を『ブーリン家の姉妹』のチャドウィック監督と『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞®を受賞したトム・ストッパードの脚本により映画化。ソフィアを演じたアリシア・ヴィキャンデルは「真珠の耳飾りの少女」をオマージュした衣装や、フェルメール・ブルーのドレスをまとい、清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性を体現している。

舞台は、スペインから独立し「黄金時代」と呼ばれた 17 世紀オランダ。親子のように年の離れた、裕福なコルネリスと結婚したソフィア。夫は優しく特に不満もなかったが、彼が切望する跡継ぎができないことが、唯一の悩みだった。そんななか、夫が夫婦の肖像画を、無名の画家のヤンに依頼する。やがて、ソフィアは、若く才能あふれるヤンと恋に落ち、逢引きを重ねるようになっていく。若く情熱的な画家と、許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、ある計画を思いつく。しかし、ヤンが二人の未来のために、希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから、思わぬ運命が立ちはだかる──。


夫に罪悪感を抱えながらも、許されない愛を貫こうとする姿は、不倫の恋にのめり込んでいく主婦の姿を描き、社会現象を巻き起こしたドラマ「昼顔~平日午後 3 時の恋人たち~」にも通じるものがある。いつの時代も、道ならぬ恋に心ときめかせ、憧れる女性は多く、障害のある恋ほど燃えるという人も少なくない。本作で描かれる、真実の愛だと信じてやまないソフィアと彼女との未来に人生の全てを賭けようとするヤンの姿には、日本中の女性たちが胸を震わされるはずだ。

さらに、「昼顔」に通ずる部分のひとつとして挙げられるのが、あまりにもリアルな美しすぎる官能シーン。本作でもいち早くご覧いた一般の方から、「大胆なラブシーンは絵画よりも美しい」、「アリシア・ヴィキャンデルの美しさが罪を呼び込む」、「官能的なシーンが多く、しかし下品さはない」と、アリシア・ヴィキャンデルの身体を張った演技と、絵画的美しさを纏った官能シーンに絶賛の声が集まる。

また、本作の書下ろしイラストと感想コメントが映画評論家としても活躍する石川三千花より届いた。




石川三千花(イラストレーター)
からのコメント




「薄明かりに映えるフェルメールブルーのドレス。そのドレスの下で、押さえきれない熱情が息づく。17 世紀の絵画から生まれた、今も変わらないラブストーリー!」




鑑賞された一般の方の声




「日本は「昼顔」が売れた国だから、この「チューリップ・フィーバー」も好きな人多いと思った。」






「チューリップ・フィーバーのアリシアヴィキャンデルとデインデハーンの大胆なラブシーンは絵画よりも美しく、永遠にこの瞬間を絵の中に閉じ込めておきたいと誰もが願う愛の絶頂が描かれていた。この先、破滅しか待っていないとしてもこの瞬間の愛を貫くことを選ぶ 2 人に待ち受ける壮絶な運命…」






「世界で最初に起こったと言われるバブル。それだけに興味津々で映画に臨んだが、なるほどなるほど。ぼくだったら副題は『狂熱の行方、不倫の代償』と付けるかな。アリシア・ヴィキャンデルの美しさが罪を呼び込む、懐かしの官能エロス。」






「電話もなくすれ違いが生まれるドラマチックで物語の多い時代は良いなぁ。」






「アリシア・ヴィキャンデルの裸体は絵画より美しかった…」




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