『アクアマン』って面白いの?後方シートのオジサンが鑑賞後に放った言葉がすべてだった
圧倒的迫力ある海中バトル&魅力的な人物
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
上映時間は2時間22分と長めのはあるものの、決して観ている側を飽きさせません。
あぁ、これか。『ワイルド・スピード SKY MISSON』のジェームズ・ワン監督が、空ではなく、海を舞台にやりたかったハイスピードバトルは。
ジェイソン・モモア扮する主人公アーサーの見事に鍛え上げられた筋肉が、面白いほどバッタバッタと敵を倒してく!観終えると、“海中バトルエンタテインメント”という作品のキャッチはあながち間違っていなかったと気づきます。
人物描写もすごく丁寧。むしろ、ここまでしっかり人物を描きながらこの上映時間によく収まったなと評価したいです。主人公のアーサーはなぜ自分を責めているのか、海賊がどうしてアーサーを追うのか、クソ野郎な弟がアーサーを憎む理由など、登場人物の背景をどれも細かく描いていることから観終えてからのモヤモヤ感がなく、清々しい気分で劇場を後にできました。
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
「なにこれ。観るまでは期待してなかったけど、すげぇいい映画じゃん!」と、エンドロールのあとに後方の観客席から聞こえてきたオジサンの声が印象に残っています。
本当にそうなのです。きっとDCコミックスのアクアマンを知っているファンなら高い期待を持ってこの映画作品を観に行くのでしょうけど、何も知らずに観た人間はその面白さを知るとつい声に出してしまうのです。
さすがに発声はしませんでしたが筆者も鑑賞後すぐに同様の感想をツイートしていました。その際に #アクアマン超ヤバい のハッシュタグを付け忘れたことを後悔しています。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。