『サマーフィーリング』予告編・場面写真|『アマンダと僕』ミカエル・アース監督作

【予告編・場面写真】
『サマーフィーリング』
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2019年7月6日(土)より、シアターイメージフォーラムほか全国順次ロードショー




第31回東京国際映画祭で東京グランプリと最優秀脚本賞をW受賞した『アマンダと僕』のミカエル・アース監督の長編第2作『サマーフィーリング』が7月6日(土)より公開される。本作の予告編と場面写真が解禁された。

夏真っ盛りのある日。30歳のサシャは突然この世を去る。彼女の死は、二人の見知らぬ者同士を出逢わせる。サシャの恋人ロレンスとサシャの妹ゾエ。突然の別れとなったベルリン。深い悲しみが残るパリ。少しずつ自分の生活を取り戻すニューヨーク。三度の夏、三つの都市。愛した人の思い出と幾つもの美しい景色の中で、遺された者達は少しずつ人生の光を取り戻していく。




「明るい光が射す夏こそ、空虚さが際立ち、激しい喪失感を感じる季節だ」と語るアース監督は、それぞれの街を舞台に優しい眼差しで、哀しみを受け止める人々の繊細な心情描写を描く。撮影は、『わたしたちの宣戦布告』『アマンダと僕』のセバスティアン・ブシュマン。夏の木漏れ日、青々とした木々の葉、行き交う人々の表情、瑞々しい夏の世界を16mmフィルムの荒い粒子越しに切り取る。湖で泳ぐ人、芝生に寝転がる観光客、フランスの避暑地アヌシー湖のシーンの美しさは必見だ。



予告編では、愛する人を失い深い喪失感を抱えるロレンスとゾエが、ベルリン、パリ、ニューヨークの美しい景色と夏を感じさせる音楽の中で、悲しみを受け入れ少しずつ人生の光を取り戻していく姿をノスタルジックな映像美で映し出していく。16mmフィルムの荒い粒子越しに瑞々しく切り取られる夏の世界の中で、遺された者たちの心情描写をしっとりと繊細に刻んでいく。悲しい出来事があっても、新しい朝は訪れ、遺された者たちの日々は、愛も哀しみも受け入れただ静かに小波のように進んでいく。拭えない喪失感を抱えながら過ごす、三度の夏を静かに優しく映し出している。

挿入歌には、ピクシーズ、ラーズ、アンダートーンズ、ニック・ギャラリー、ベン・ワットなどの楽曲が、夏の雰囲気を時に切なく、時にハッピーに彩る。細野晴臣のカバーで話題のマック・デマルコのライヴシーンも注目だ。

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ストーリー


夏真っ盛りのある日。30歳のサシャは突然この世を去る。彼女の死は、ある二人の見知らぬ者同士を出逢わせる。サシャの恋人ロレンスとサシャの妹ゾエ。突然の別れとなったベルリン。深い悲しみが残るパリ。少しずつ自分の生活を取り戻すニューヨーク。三度の夏、三つの都市。愛した人の思い出と幾つもの美しい景色の中で、遺された者たちは少しずつ人生の光を取り戻していく――。


公開情報


監督:ミカエル・アース(『アマンダと僕』)
脚本:ミカエル・アース、マリエット・デゼール
撮影:セバスティアン・ブシュマン
編集:マリオン・モニエ
音楽:タヒチ・ボーイ
出演:アンデルシュ・ダニエルセン・リー、マリー・リヴィエール、フェオドール・アトキーヌ、マック・デマルコ、ドゥニア・シショフ、ステファニー・デール
2015年/フランス・ドイツ/フランス語・ドイツ語・英語/カラー/1:1.85/DCP/106分
原題:Ce sentiment de l'été
配給:ブロードウェイ
©Nord-Ouest Films - Arte France Cinéma - Katuh Studio - Rhône-Alpes Cinéma
公式サイト  https://summerfeeling.net-broadway.com/

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