令和初の母の日！家族を想う母親に心揺さぶられる映画を特集

これまでに、家族を想い支え続ける母の愛情を描いた名作は数多く作られてきたが、今月24日に公開を控えた『ベン・イズ・バック』でも、ジュリア・ロバーツが母親役を演じ、不幸にもドラッグ依存症に陥った息子のベン（ルーカス・ヘッジズ）を必死に守る姿が描かれている。本作ほか、私たちの心をつかんで離さない、家族を想う強い母の姿を描いた映画を紹介する。

『ベン・イズ・バック』（5月24日（金）公開）

ドラッグ依存症に苦しむ息子を必死に守る母をジュリア・ロバーツが熱演！

クリスマス・イヴの朝、ドラッグ依存症の療養施設から突如帰ってきた息子のベン（ルーカス・ヘッジズ）を愛するが故に信じ続ける母・ホリー（ジュリア・ロバーツ）の愛情と、家族の絆をサスペンスフルに描いた“衝撃と感動”のドラマ。かつて”ロマコメの女王”の呼び声を欲しいままにしてきた世界的名女優のジュリア・ロバーツが、息子を信じ必死に守ろうとする母親という難しい役どころで“キャリアの頂点”と称賛される名演技を披露。昨年に公開した『ワンダー　君は太陽』でもハンデを持つ息子を支える母親役を演じきってみせ、現在Amazon Prime Originalの米ドラマ「ホームカミング」でドラマ女優としても再注目を集めるジュリアの熱演とともに、母ホリーと息子のベンに待ち受ける衝撃の結末から目が離せない。

『母なる証明』（2009年）

殺人事件の解決に立ち向かう母。息子を信じる母が起こす行動に注目！

凄惨な女子高生殺人事件の容疑者となった知的障がい者の息子と、無実を信じて真犯人を追う母の姿を描く韓国発のサスペンス。『殺人の追憶』（2003年）などで国際的に評価される名匠ポン・ジュノが監督し、韓国最大の映画祭である青龍映画祭において、第30回青龍賞最優秀作品賞を受賞したほか、第62回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映され、世界的に大きな注目を集めた。息子が殺人など犯すはずがないと信じる母が、警察や弁護士に追いすがるも、その努力も無駄と知り、自らの手で事件を解決しようと奔走する姿や、真実にたどり着いた先の複雑な感情に要注目。

『女は二度決断する』（2017年）

爆発テロにより家族を亡くした母。突如絶望の淵に落された母が下す決断とはー

カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭でいずれも主要賞の受賞歴を誇るドイツの名監督ファティ・アキンがメガホンを取った、突如起こった爆発テロによりトルコ移民の夫と息子を奪われた母親カティア（ダイアン・クルーガー）が悲しみと絶望の中でさまよいながら決断を下す姿を描いたドラマ。多言語を堪能に話すダイアンの流暢なドイツ語が光り、第70回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞したほか、第75回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞を受賞。もしも自分の家族に突然悲劇が起きたとき、人はどうするのか？これ以上ない悲しみを湛えて迎える衝撃的な結末に強く心揺さぶられるはず。

『ワンダー　君は太陽』（2018年）

難病を抱える息子を懸命に支える母。本作でもジュリア・ロバーツが母親を熱演！

生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていたごく普通の10歳の少年オギー（ジェイコブ・トレンブレイ）の母親をジュリア・ロバーツが好演し、世界興収320億円を突破、日本でもスマッシュヒットを飛ばし文部科学省特別選定作品にも選ばれた珠玉の1本。はじめて通うことになった学校で、同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりしながらも、オギーのたくましさと家族の支えによって周囲が少しずつ変わっていく過程を描くこの物語は、全世界800万部の大ベストセラーが原作。そして、『ベン・イズ・バック』同様、ジュリア・ロバーツが見せる母親役の見事なハマりぶりを感じられる快作だ。

公開情報

『ベン・イズ・バック』
■監督・製作・脚本：ピーター・ヘッジズ
■キャスト：ジュリア・ロバーツ、ルーカス・ヘッジズ、キャスリン・ニュートン、コートニー・B・ヴァンス
■全米公開：2018年12月7日 ■原題：Ben Is Back
■提供：カルチュア・パブリッシャーズ、東宝東和、テレビ東京
■配給：東和ピクチャーズ
■コピーライト：©2018- BBP WEST BIB, LLC
■公式サイト：benisback.jp
■公式Twitter：@Benisback_JP
■公式FB：http://www.facebook.com/BenisbackMovie.JP

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