『思い出のマーニー』トリビア・おもしろネタ7選!
2014 GNDHDDTK
『思い出のマーニー』トリビア・おもしろネタ7選(目次と軽い説明)
その1:声優に有村架純さん!杉咲花さんら!
マーニーの声優を務めているのは有村架純さんであると有名であるが、杉咲花さんも声優を務めています。それが第三のヒロインとも言われるメガネの少女“彩香”です。
2:TEAM NACKSのメンバーで20人近いアフレコを担当!
大泉洋さんらの演劇ユニットTEAM NACSの5人が作中で大活躍しています。美術教師を森崎さん、寡黙な十一(といち)を安田さん、マーニーの父を戸次さん、山下医師を大泉さん、町内会役員を音尾さんなど。それ以外にも子どもを除いたサブの男性の役はほとんどTEAM NACSで担当しています。
3:北海道ではなく、瀬戸内の設定になる可能性もあった
『思い出のマーニー』は、北海道が舞台です。しかし、原作が好きだった宮崎駿監督が舞台は「瀬戸内」のイメージと言ったそう。しかし、最終的には『思い出のマーニー』の米林宏昌監督のイメージに合わせて、北海道の釧路、根室、厚岸などを舞台に制作されました。
4:実写の美術監督が起用されている!
マーニーの家である「湿っ地(しめっち)屋敷」は、美術監督の種田陽平さんが作り上げました。種田さんはもともと実写畑で世界的に著名な美術監督です。立体模型を作って建物のスケールを検証したり、カメラアングルを考えたりと、実写の美術の手法も採り入れました。
5:映画の空模様=杏奈の気持ち
ジブリの映画、特に宮崎駿監督の映画だと「青い空」は印象的ですが、『思い出のマーニー』はどんより空というか、どこか青空ではない空が印象的です。米林監督によると、この曖昧な天気の空は、原作小説にある「静かな、灰色い、真珠のような感じの日」という記述を取り入れたためとのこと。つまり、それは杏奈の心を表しているということなのです。
6:宮崎監督は褒めている
人に厳しい宮崎監督ですが、米林監督の実力は買っている印象です。『借りぐらしのアリエッティ』の完成時も褒めていたが、今作も鑑賞後に「マロ(米林監督の相性)頑張った」と褒めていたようです。
7:鈴木プロデューサーは結構不満があった
しかし、鈴木プロデューサーは、心情を言葉にしすぎるこの映画の形に不満があったそうです。映画の出来だけでなく、キャッチコピーや初期の宣伝なども心配だったようで、結果的に興行収入は35億円と、ジブリ的には特大ヒットにはなりませんでした。(アリエッティは92億)
※こちらの記事は、冒頭で紹介したYouTubeの内容を文章化し編集したものです。
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