「青天を衝け」開始記念:幕末の時代を描いた映画たち!
時代の流れに巻き込まれていく侍
『たそがれ清兵衛』
藤沢修平の同名短編小説集を原作に、山田洋次監督が初めて手掛けた時代劇『たそがれ清兵衛』(02)も幕末を時代背景にしたものでした。
家族のため、終業時間になるとそそくさと帰宅することで「たそがれ清兵衛」のあだ名がつけられて久しい海坂藩藩士・井口清兵衛(真田広之)。
実は県の凄腕である彼に上意打ちの命令が下り、その相手である余吾善右衛門(田中珉)と壮絶な果し合いを繰り広げていきます。
一見、幕末の動乱とは無関係な映画のようでいて、こうしたクライマックスの後、戊辰戦争で徳川幕府側についた海坂藩は賊軍となり、清兵衛もまた愛する妻子を残して、新政府軍と戦うべく戦地へ赴いていくのでした……。
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