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ディカプリオがレオ様と呼ばれていた頃を『ロミオ+ジュリエット』から振り返る

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今ではすっかり貫禄ある大物俳優になったレオナルド・ディカプリオ。『ロミオ+ジュリエット』は、少女漫画や乙女ゲーのイケメンみたいだった頃の映画です。

当時は「レオ様」などと呼ばれキャーキャー言われて、アイドル的な若手俳優だったディカプリオ。当時小学校高学年~中学生だった私も当然好きでした。

原作は、イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」。敵対する名門モンタギュー家とキャピュレット家の若い男女の悲恋物語ですが、現代版の本作ではマフィア一族の対立に置き換えられています。



世界中の誰もが大まかなあらすじを知ってるであろう不朽の名作ですが、映画版の見どころはとにかく幻想的で美しい映像。

天使、キャンドル、花、ネオン、熱帯魚……などなど、ロマンチックなモチーフの数々。ストーリーよりも、主演ふたりの初々しい演技と映像美と音楽を楽しむ作品だと言って過言ではないでしょう。

乙女趣味全開なジュリエットと、裸にアロハシャツの不良ぽいロミオのコントラストもいい。

本作を手掛けたバズ・ラーマン監督は豪華絢爛な映像美に定評がありますが、「ムーラン・ルージュ」も色鮮やかで純粋で切ない雰囲気が似ていると思います。



ちなみに古典の原作に忠実な映画「ロミオとジュリエット」(1968年)もあります。当時の雑誌か何かのインタビューでレオ様が「あのタイツだけは履きたくなかったから、アロハシャツの現代版でよかった(笑)」などと語っていたのを鮮明に記憶しています。

音楽もかなり良いです。サウンドトラックCDも購入して何度も何度も繰り返し聴きました。カーディガンズ(当時はスウェディッシュ・ポップスが流行していた)やデズリー、ガービッジなど懐かしいアーティストの曲が揃ってます。全部いい曲ばかりなので、映画を観終えた後は余韻にひたりながらぜひフルで聴いてみてほしいです。

中学生当時はロミジュリのふたりが年上だったので、「運命の恋とはこんなに激しいものなのか」と見上げるような気持ちでうっとりと観ていたのですが、ふたりよりも大人になった今改めて観てみると、なんて純粋で健気なことか……と昔よりも痛々しく悲しい気持ちになるのでした。

(文:吉野潤子)

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