『トムとジェリー』レビュー:誰もが笑顔になれる一作!|トムとジェリーが本当にいるみたい!
誰もが知っているアニメ『トムとジェリー』が映画で帰ってきました。
その誰もが知っている『トムとジェリー』は相変わらず誰が観ても笑顔になれる作品になっていました。
とにかく笑える!
トムが何をしてもジェリーに打ちのめされる姿は時代が変わっても変わりません!
大きなハンマーを振り回したり、高いビルの上から落ちたり、電気ショックを受けたり、車にひかれたりと過激かつコミカルなシーンはおなじみです。
そして、今回の『トムとジェリー』は実写!
動物はアニメ、それ以外は全部実写で表現されていて、まさに現実とアニメが融合した作品になっています。
現実のピアノをアニメのトムが弾いたり、ジェリーが本物のケーキを食べたり、まさにトムとジェリーが現実にやってきた!と言えます。
トムとジェリーのドタバタに合わせて現実の世界のいろんなものがめちゃくちゃになっていくのを観ていると、本当にトムとジェリーが現実の世界にいるんじゃないか?とさえ思ってしまいます。
主役はもちろんトムとジェリーですが、その2匹を支える俳優陣も見所です。
ホテルマンに分するケイラ役のクロエ・グレース・モレッツのキュートな演技も魅力なのですが、意地悪な上司・テレンス役のマイケル・ペーニャはトムとジェリーと並ぶぐらいにコミカル!意地悪な役だけど、どこか憎めない役でつい注目してしまいます。
実写の良いところとアニメの良いところを絶妙に上手く組み合わせた、昔ながらも、これまで観たことがない新しいトムとジェリーに出会えます!
(文:澤田孝志)
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