松浦弥太郎 初監督作『場所はいつも旅先だった』予告編&5種類の限定版チラシ解禁
文筆家・書店オーナー・「暮しの手帖」元編集長など様々な肩書きを持つ松浦弥太郎が初めて監督した映画『場所はいつも旅先だった』の予告編とチラシが解禁された。
本作は、松浦自身が2011年に著した旅にまつわる自伝的エッセイ集「場所はいつも旅先だった」と同名のタイトルながら、内容は映画オリジナルで、松浦が世界5カ国・6都市を自ら旅して、1本のドキュメンタリー映画としてまとめあげたもの。
ロケ地に選んだのは、サンフランシスコ(アメリカ)、シギリア(スリランカ)、マルセイユ(フランス)、メルボルン(オーストラリア)、台北・台南(台湾)。いずれも「現地の人々の日常の営みを感じられる」からと、撮影は主に早朝と深夜に行い、そこで起こる出会いとかけがえのない日々を、飾らない言葉でひとつひとつ綴るエッセイ集のような映画に仕上げた。朗読で参加したのは脚本家・演出家の小林賢太郎。主題歌にはアン・サリーによる「あたらしい朝」が使用されている。
今回、解禁された予告編では、6都市の旅情溢れる描写に加え、いち早く作品を観たイモトアヤコからのコメントも紹介されている。
コメント
イモトアヤコ
カリカリに焼けたベーコン
野を裸足で歩く親子
ディープな儀式
道ばたの野良犬
旅が日常だったわたしにとっては
なんだかとても懐かしく
旅することが難しくなった
今のわたしにとっては恋しく感じる。
映像からにじみ出る
そこに暮らすひとの感情、
みずみずしい湿度、スパイシーな匂いを思いだし、旅を体感できる。
そんな78分の心の旅を堪能させてもらいました。
また、予告編と併せて、上映劇場の渋谷ホワイトシネクイントで配布される、限定版チラシ5種類も解禁された。世界5カ国を巡った映画にちなんで、旅先で撮影された写真5枚を選び、各都市ごとに、監督が自ら1行コメントを加えた。コロナ禍で旅に出ることが難しいだけに、見るものに旅への郷愁を募らせるような淡いカラーを生かしたビジュアルとなっている。限定版チラシは、7月2日以降、毎週1種類ずつ配布されていき、5週間後に全てのビジュアルが並ぶ予定。
作品情報
『場所はいつも旅先だった』10月29日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開
2021年/日本/80分/カラー/16:9/DCP
監督:松浦弥太郎 朗読:小林賢太郎 主題歌:アン・サリー「あたらしい朝」
監督補:山若マサヤ 制作進行:門嶋博文 撮影:七咲友梨 録音:丹雄二
編集:内田俊太郎 デザイン:澁谷萌夏 プロデューサー:石原弘之
配給:ポルトレ 宣伝:プレイタイム
【公式サイト】 https://yataro-itsumo-tabisaki.com/
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