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2021年07月07日

ジョニー・デップ『MINAMATA−ミナマタ−』日本版30秒予告&場面写真11点一挙解禁

ジョニー・デップ『MINAMATA−ミナマタ−』日本版30秒予告&場面写真11点一挙解禁



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ジョニー・デップ製作/主演最新作『MINAMATA―ミナマター』より、日本版30秒予告編と場面写真11点が解禁された。

熊本県水俣市のチッソ工場の廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏による写真集「MINAMATA」(1975)だ。ユージン氏の遺作ともなったこの写真集を基に、ジョニー・デップの製作/主演で映画化が実現した。



今回解禁された30秒予告は、ユージン・スミスが、危機にある水俣を訪れ、人々の前で「共に闘いたい」と語る姿や、激しい暴行を受け包帯だらけになりながらも、真実を伝えるために必死にカメラの前に立つ姿などが、坂本龍一による情感溢れる音楽をバックに映され、本人かと見間違うほどに役になりきったジョニーの迫真の演技と、水俣での激しく、熱いドラマを予感させる予告編となっている。また、チッソに補償を求める活動のリーダーを演じた真田広之の鬼気迫る演技も映し出されている。

また場面写真では、ユージンとアイリーン(美波)がチッソの工場の前で果敢に撮影に挑む姿、『LIFE』の編集⻑(ビル・ナイ)に水俣への取材を訴える場面、チッソの社長(國村隼)と対峙するユージン、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)、チッソに補償を求める中心メンバーの一人(加瀬亮)と水俣の調査をするユージンとアイリーン、など緊迫のシーンと主要キャストたちのそれぞれの複雑な表情を映し出している。



ユージンに長年憧れを抱いたジョニーが、「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と映画化を熱望し、自ら製作・主演を務めた本作は、9月23日(木・祝)TOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開。


ストーリー

1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。 

作品情報

製作:ジョニー・デップ
監督:アンドリュー・レヴィタス 脚本:デヴィッド・ケスラー  音楽:坂本龍一
原案:写真集「MINAMATA」W.ユージン・スミス、アイリーンM.スミス(著)
出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子and  ビル・ナイ
2020年/アメリカ/英語・日本語/115分/1.85ビスタ/カラー/5.1ch/原題:MINAMATA/日本語字幕:髙内朝子
提供:ニューセレクト株式会社、カルチュア・パブリッシャーズ、ロングライド 
配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム
公式サイト:longride.jp/minamata/

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作品:© 2020 MINAMATA FILM, LLC       写真:© Larry Horricks    

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