『うみべの女の子』メインビジュアル&本予告|思春期の繊細で残酷な「恋」と「性」
若者を中心に絶大な人気を誇る漫画家・浅野いにおによる傑作マンガが原作の『うみべの女の子』より、メインビジュアルと本予告が解禁された。
弱冠17歳でデビューし、一見ありふれた日常の表と裏を斬新な手法で描いてきた漫画家・浅野いにお。『うみべの女の子』は浅野が2009年に発表し、「思春期」「恋」「性」といったセンシティブな題材に真正面から挑んだ作品として、今なおファンの間で高い人気を誇っている。浅野の原作漫画の映画化は、『ソラニン』(三木孝浩監督)以来11年ぶりとなる2作目。
W主演となる石川瑠華と青木柚は、原作者である浅野も審査員として参加したオーディションを経て、小梅と磯辺の役を獲得。石川は『イソップの思うツボ』(19)で主演に抜擢されると、『猿楽町で会いましょう』(21)でもヒロインをつとめた注目の女優。『14 の夜』(16)で瑞々しい芝居を見せた青木は、『アイスと雨音』(18)、『サクリファイス』(20)などの話題作でキャリアを重ね、ドラマ『きれいのくに』(NHK)も話題となった。共にハードな性愛表現とデリケートな心情描写に臨み、悩みもがく少年少女のリアルなキャラクターに命を吹き込んでいる。その他、共演に前田旺志郎、中田青渚、倉悠貴らが出演し、これからの映画界を担う次世代の若手俳優陣が顔を揃えた。
ストーリー
海辺の小さな街で暮らす中学生の小梅(石川瑠華)は、憧れの三崎先輩(倉悠貴)に手ひどく振られたショックから、かつて自分のことを好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺(青木柚)と関係を持ってしまう。初めは興味本位だったが、何度も身体を重ねる二人。やがて、磯辺を恋愛対象とは見ていなかったはずの小梅は、徐々に磯辺への想いを募らせ、一方、小梅に恋焦がれていたはずの磯辺は、その関係を断ち切ろうとしてしまう。二人の気持ちはすれ違ったまま、磯辺は過去にイジメを苦に自殺した兄への贖罪から、ある行動に出ることとなる・・・。
作品情報
石川瑠華 青木柚前田旺志郎 中田青渚 倉悠貴
宮﨑優 髙橋里恩 平井亜門 円井わん 西洋亮 / 高崎かなみ いまおかしんじ
村上淳
原作:浅野いにお「うみべの女の子」(太田出版<f×COMICS>)
監督・脚本・編集:ウエダアツシ 音楽: world’s end girlfriend
挿入曲:はっぴいえんど「風をあつめて」(PONY CANYON/ URC records)
製作:藤本款 吉田尚子 市村亮 前信介 村松克也 宮前泰志 水戸部晃
エグゼクティブプロデューサー:甲斐真樹 プロデューサー:白川直人 秋山智則
ラインプロデューサー:鈴木徳至 技術コーディネーター:豊里泰宏 宣伝プロデューサー:小口心平
撮影:大森洋介 照明:石垣達也 音響:弥栄裕樹 美術・装飾:横張聡
衣裳:小宮山芽以 ヘアメイク:河本花葉 助監督:平波亘 制作担当:飯塚香織 共同脚本:平谷悦郎
スチール: 岩﨑真子 中島未来 山﨑みを 宣伝デザイン:大寿美トモエ
『うみべの女の子』製作委員会
(スタイルジャム、クロックワークス、TCエンタテインメント、キュリオスコープ、グラスゴー15、ポニーキャニオン、カラーバード、コンテンツ・ポテンシャル)
制作プロダクション:スタイルジャム 制作協力:コギトワークス 配給:スタイルジャム
107分/DCP/シネマスコープ/5.1ch/カラー/日本 R15+
umibe-girl.jp
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
(C)浅野いにお/太田出版・2021『うみべの女の子』製作委員会