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「ボクの殺意が恋をした」第3話レビュー:新木優子のツンデレこそ殺人級だった…(※ストーリーネタバレあり)



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2021年7月4日放送される日テレ系日曜ドラマ「ボクの殺意が恋をした」。

中川大志&新木優子W主演の本作は、殺そうとしてもどうしても殺せない殺し屋と、命を狙われるも恋に落ちてしまうターゲットが交わる新感覚の恋愛ドラマとなっている。

本記事では、その第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「ボクの殺意が恋をした」第3話レビュー

ターゲットの美月(新木優子)を助けただけでなく、キュンとまでしてしまった柊(中川大志)は、自問自答しながら筋トレをする。そんなポンコツゆえ愛おしさすら感じる殺し屋に、“奇想天外な殺し方”とか言われてる流星、もといデス・プリンス(鈴木伸之)もなかなかだ。

そんな流星、表の顔は世界をまたにかける人気モデルなので、「ハリネズミ探偵・ハリー」の実写映画への出演が決定。それを祝して(?)、自らケーキを持参し、美月の家へやって来る。当然、柊はケーキに毒が入っているのではないかと疑う。こんな大人数を相手にまさかとは思うが、しっかり疑う。そして、期せずしていちごを食べさせ合う格好になる柊と流星。「なにこれ」という美月のツッコミ、間が最高だった。



流星は日頃の労をねぎらって、美月らをグランピングに招待する。行っちゃダメだと止める柊に、「あなたは黙って私を守っていればいいの」と美月。なんて自分勝手な女なんだ! と思うと同時に、いやでも自分が男だったらむしろ言われたい…なんて邪な気持ちが湧いてしまう。直後の「コーヒー、ブラックで」までひっくるめて、もう新木優子の優勝だった。

みんながリラックスした装いの中、柊は1人ガチ登山スタイルで登場。このグランピングの最中に、なんとかして美月と2人きりになり、今度は絞殺するつもりらしい。詩織にも、「もう2度と失敗しない」と何度目かの約束をしてしまったし、そろそろ惜しいところまでいったところも見てみたい。が、まぁもちろんそんなわけもなく、平和にグランピングを楽しむ一行。ステーキソースをうっかり口の横につけたキョトン顔は、あざとすぎて頭を抱えてしまった。

突然美月を散歩に誘い出すデス・プリンス。慌てて追いかける柊。ここの2人のやりとりは真剣なのにどこか抜けてるのが面白かったのだが、今回はそれだけじゃない。なんと、わりと本格的なアクションシーンが盛り込まれていた。なるほど、たしかに肉体派といっても過言ではない俳優陣をキャスティングしたからにはこういうシーンがあってもいいかもしれない。十分な迫力があった。





デス・プリンスがどこかへ行ってしまい、柊と美月がテントへ戻ろうとしていると、あたりは突然土砂降りに。近くにあった小屋に逃げ込むも、そこにはデス・プリンスのマークが…。

小屋の中は柊が美月を殺す妄想をしていた環境とほぼ一致。満を持してヒモを取り出す柊だったが、ここでも殺すことはできない。それだけでなく、普段あんなに強気な美月が、雷を怖がって柊に抱きついた。こんなギャップはずるすぎる。

雷はおへそを取られるから怖い、と話す美月に「案外可愛いところあるんだな」と言っちゃう柊。その後も、なんだかいい感じに昔話と身の上話でしんみりする2人に、改めて、もう殺すなんて不可能だろうなと思う。それでも全然いいんだけど。

突如、睡魔に見舞われる美月と柊。テントで踊り狂っていたそのほかの面々もばたばたと寝落ちしていた。
すっかり明るくなったころにようやく目を覚ました柊は、手足を縛られ、ボートに。美月も一緒だ。気付くと灯篭に囲まれている2人。すると、灯篭が虹色に燃え上がる。どうやら、その虹色の炎から飛ぶ火の粉が油に引火すると、爆発が起きる性質を持っているらしい。デス・プリンスってば、なんて面倒な仕掛けを施しているんだろう。

美月を放置したら、このまま殺すことができると一瞬思い悩む柊だったが、小屋で母親の話を聞かされた同情もあり、泳げないと騒ぐ美月を抱えて今日も今日とて助けてやる。陸に戻ると、美月は「助けてくれてありがとう」と泣きながら抱きついた。はい、これはもうどんな凶悪な殺し屋だって、この人のことは殺せません! それくらい可愛すぎる。今日の美月はツンデレの振り幅が殺人級だ。



そもそも、なぜ美月は命を狙われていたんだっけ? 丈一郎(藤木直人)を殺したから、裏組織に資金提供をしているから…どれもこれも、まだ確証がない。美月の素性を早く知りたい。

今回は千景(田中みな実)の行動がずっと怪しかった。柊の調査を依頼し、品川で殺された丈一郎(藤木直人)に育てられたことを知った千景。この人も殺し屋なのか、それとも誰かを守ろうとしているのか。



また、詩織にも動きが。グランピングに行っていることを知り、美月の家に侵入、美月と“お母さん”との2ショットの写真をまじまじと眺めていた。ベッドサイドには、鳴宮ではない苗字。やはりあの2人は親子ではないのか、それとも“鳴宮美月”という人物はどこかほかにいるのか。



謎が謎を呼ぶ展開だが、最後にさらなる衝撃! 柊は、美月の机の上である絵を見つけてしまう。それは、自身が幼い頃に葵からもらった手紙に書いてあった絵と同じ絵だった。美月が葵だと確信し、「葵ちゃんだったんだね…」と呟く柊。これは切ない物語の始まりかもしれないことを予感させ、次回へ。

つっこみどころ満載のデス・プリンスとの攻防シーンと、後半に畳み掛けるように襲ってくる意味深なシーン。緩急の激しさは回を重ねるごとに高まっている。これからどんな事実が明らかになるのか、心して待ちたい。

「ボクの殺意が恋をした」ストーリー



殺しのターゲットの美月(新木優子)と初恋の人・葵の面影が重なり、思わずときめいてしまった柊(中川大志)。彼は、丈一郎(藤木直人)の仇である美月を殺さなければならないと気を引き締める。

そんな中、映画化される『ハリネズミ探偵・ハリー』に、流星(鈴木伸之)の出演が決定し、美月の仕事場に流星が訪れる。柊は、流星が美月を殺しに来たのではないかと警戒する。
流星は、忙しい美月たちを慰労したいとグランピングに誘う。

「のんきにグランピングなんかしてる場合じゃないだろ!」
「あなたは黙って私を守ってればいいの」

柊は、流星が何か企んでいると察して美月を止めるが、彼女は聞き入れない。開き直った柊は、グランピングに行って流星より先に美月を殺すと決意する。

そして、グランピング当日。美月は風岡(中尾明慶)、千景(田中みな実)、江村(永田崇人)、真希(小西はる)、柊を連れて行く。みんなが慰安旅行だと盛り上がる中、柊は虎視眈々と美月を殺すチャンスを狙う。人気のない場所に美月を連れ出し、ロープで首を絞める。それが、柊の計画だった。

流星は、豪華な料理で美月たちをもてなす。美月と流星に目を光らせていた柊は、千景に迫られて困惑。柊が千景に気を取られているうちに、流星が美月を散歩に連れ出していた。 柊は風岡に無理やり買い出しに駆り出され、2人を追いかけることができない。
隙を見て買い出しから逃れ、流星と美月の行方を必死に追う柊。彼が流星を見つけた時、すでに美月の姿はなかった…。

「鳴宮美月はどこだ!?」

流星に迫る柊。そして柊と流星は、激しい格闘になり…!


(文・あまのさき)

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