『ワイルド・スピード』の20年、成功の歴史を辿る


メディアフランチャイズの最新成功例



『ワイルド・スピード』はメディアフランチャイズの近年の成功例の1つと言われています。

日本ではあまり知られていませんが、実は『ワイルド・スピード』は“ファスト・サーガ”とした複数のメディアで物語が描かれています。

ヴィン・ディーゼルが監督した短編映画やテレビシリーズ、ゲーム、ユニバーサルスタジオのアトラクションや、玩具などへと幅広く展開されています。

『ワイルド・スピード』はユニバーサルピクチャーズにとっては最大のフランチャイズとなり、シリーズ全体の興行収入は史上10番目に高い映画シリーズとなっています。シリーズはまだ続くので、この順位はさらに上がってくることでしょう。

21世紀以降で見てみると同じような規模で成功した言えるシリーズモノで10作品以上の長編映画があるのは、いわゆる『アベンジャーズ』系列のMCU=マーベル・シネマティック・ユニバース、同じくマーベルの『X-MEN』シリーズ、『ハリー・ポッター』&『ファンタスティック・ビースト』の魔法ワールド(=ウィザーディング)シリーズくらいしかないので、『ワイルド・スピード』(=ファスト・サーガ)がいかにハイレベルな成功をおさめたかが分かるかと思います。

しかし、20年の歴史の中でシリーズには紆余曲折があり、山あり谷ありなどという表現では足りないほどの出来事が数多く起きていました。

そこで今回は『ワイルド・スピード』の20年史を辿って行きたいと思います。


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