【名曲しかない】Snow Man Jr.時代の曲の魅力、徹底紹介

2020年1月のデビュー以降、3rdまでのシングルはミリオン達成、2021年9月に発売したアルバムも今年最高の初週売り上げを達成しただけでなく、男性グループの1stアルバムの初週売り上げも歴代2位と、快進撃が止まらないSnow Man。

デビュー前、Jr.時代の曲も名曲揃いだ。楽曲そのものも素晴らしいし、彼らの歌声やパフォーマンスも堪能できる。1stアルバムの初回限定盤Aにこのうち9曲が音源化して収録された。また、先日NHKで放送された「シブヤノオトスペシャルリクエストLIVE」では「Party! Party! Party!」が1位にランクインした。

本記事では、そんなSnow ManのJr.時代の曲について、公式映像があるものはそれも交えて魅力をご紹介したい。

紹介曲リスト

・ZIG ZAG LOVE(2015)
・Acrobatic(2016)
・Boogie Woogie Baby(2017)
・IX Guys Snow Man (2017)
・Vanishing Over (2017)
・Snow Dream(2018)
・Party! Party! Party! (2018)
・Don't Hold Back(2018)
・ひらりと桜(2019)
・Make It Hot(2019)
・朝焼けの花(2019)
・Lock on! (2019)
・終わらない Memories (2019)
・Cry out(2019)
・自己紹介RAP

ZIG ZAG LOVE(2015)



彼らにとって初のオリジナル曲「ZIG ZAG LOVE」。バッチバチにアクロバットをキメている6人がかっこいい。さわやかなメロディーの乗ったメンバーの甘くて優しい声にキュンキュンする。振り付けはリーダー・岩本照が担当。ダンス動画のサムネイルでしているように、指で「Z」を作る「ZZLポーズ」が印象的。

記念すべき曲なのに、アルバムのJr.時代曲には入らなかった、なぜなんだ……。また別の機会に音源化していただきたい!

自撮りしている動画もかわいいのでぜひ。



Acrobatic(2016)


公式動画がないのだが、こちらも岩本くん振り付け。ポップなメロディーで、フリに合わせて「開いて閉じて開いて閉じて掻いて!イケメン!」とコール&レスポンスするのが楽しい曲。メンバー同士がわちゃわちゃして笑い合っているのも非常にかわいい。

Boogie Woogie Baby(2017)



2017年に舞台「滝沢歌舞伎」で披露した楽曲。ダンスはA.B.C-Zの五関晃一くん振り付け、サビで全員横を向いて並び羽ばたくようなポーズとなる通称鳥ダンスが印象的で、大人っぽい魅力にあふれる1曲だ。

サビ前の佐久間くんの音ハメや、全員並んで不思議な体勢で踊る間奏、その後の岩本くんの「あゆれでぃかもーん」などなど、見せ場が多い。

V6の三宅くんが衣装を担当してくれた衣装が見られる動画はこちら。



VI Guys Snow Man(2017)※現在はIX Guys Snow Man



オラついた衣装に6人揃っての台宙、煽り、一人一人の声が際立つパートなどなど、Snow Manの勢いと強さが伝わる曲。



この曲も岩本くん振り付けで、客席を指さしているのは、お客さんに対して「あなたが7人目のメンバー(今だと10人目のメンバー?)」ということを示している。

昨年行われた無観客ツアーのダイジェストの中には、9人バージョンが観られるのでぜひチェックしてほしい。



Vanishing Over (2017)


この曲も公式動画がないのだが(欲しい!)、イントロからドラマティックでかっこいい曲。ちょっとアニメやゲームの主題歌っぽい。メンバーの声のよさも堪能できると思う。これまた岩本照振り付けで。「アスファルト蹴り上げ」のところで宮舘くんがほぼ垂直のハイキックをかましながら歌うところが非常にかっこいい。サビの最後の「二人でさ運命を変えよう」という歌詞がとてもいい、個人的には結婚式にぴったりなのでは? と思っている。Snow Manに出会ったことでファンの運命はきっと変わったよなぁ、彼らは人生のヒーローだよなぁと思ったりする。

Snow Dream(2018)



岩も溶かすほど」「伊達じゃないんだ」「決意の深さは」「る世間は」「あべこべな華」「咲くまで何度眠ればいいのか」と、歌詞に当時のメンバー6人の名前が入っている、6人にしか歌えない曲。ペンライトの色を白にして、客席と一体となって雪景色を作るのも印象的だ。

ファンに果たせない約束(=デビュー)を諦めないからもう少し傍にいてと改めて歌っている。ものすごくいい曲だけど、結果デビューできたからよかったようなものの、なかなかデビューができなかった彼らにこの曲歌わせたの、結構鬼畜だな……という気もする。

アルバムには入らなかったけれど、この曲は9人で録り直したりせず、6人だけの曲のままでいいんじゃいかなと思う。



Party! Party! Party! (2018)



ライブの定番曲、先日のNHK「シブヤノオト」スペシャルリクエストLIVEのファン投票でも見事1位となった楽曲。岩本くんの振り付けとちょっと大人な歌詞、それぞれの良さが出たソロパート、魅力が満載の1曲だ。公式のライブ動画もたくさんあるのだが、いちばん印象的なのは定点ダンスかもしれない。イントロだけで惹きつけられてしまう。それぞれ個性的なのに揃ってるダンスもいい。

深澤くんの「僕が欲しけりゃ~」パートが最高に良いし、定点ダンスのイントロの佐久間くんの動きは天才だと思う。オラついててちょっと大人でかっこいいSnow Manが存分に楽しめる曲だと思う。メンバー追加後も元のパートはそのまま、新メンバーのソロパートが入った2番が追加されていて素晴らしい。

TOKYO GIRLS COLLECTION、YouTube FanFest、どっちもライブ映像がかっこいいので両方観てほしい。





Don't Hold Back(2018)

こちらも公式動画がない……。

ジャズっぽい曲調で、大人っぽくておしゃれな曲。
9人並んでちょっと複雑なステップを踏むところ、それに続く指パッチンしてキメるところ。大人の色気を感じるパフォーマンスがSnow Manに似合う。

「憧れを手放した あの日々に背を向け」っていうところをいわふか(岩本くんと深澤くん)が掛け合いで歌ってるところがとてもいい。っていうかこの曲の深澤くん、かっこよすぎん? 2D2Dツアーで3人ずつに分かれてパフォーマンスしていたのもよかった。

ひらりと桜(2019)



舞台・映画『滝沢歌舞伎』の劇中歌なので厳密にいうとオリジナル曲とは違うかもしれないが、滝沢秀明から「滝沢歌舞伎」を引き継ぎ、新たなテーマソングとなった曲だ。

印象的なドカ桜から始まり、新たな舞台に胸を高鳴らせるようなパフォーマンス。かっこいいダンスとはまた違うSnow Manが楽しめ、胸がいっぱいになる。「宵闇に映る花びらは夜を明かしてく」「天穿ち 咲き誇る意志 照らす華 闇夜を裂く」などの歌詞は、世に出ていこうとしている彼らのことのようにも感じる。

ところでドカ桜、すごい綺麗だけど口の中に花びら入って歌いづらかったりしないのかな、と余計なことが気になってしまう。

Make It Hot(2019)



9人になってはじめて発表されたオリジナル曲。激しいステップの入ったダンス、腰を振るちょっと色っぽい振り付けなど、しょっぱなからかなり攻めている。A.B.C-Zの五関晃一くんによる振り付けはステップが激しいうえに上下の動きも結構あり、運動量どうなってんの? となるし、これをこなせるSnow Manさすが、とも思う。

TOKYO GIRLS COLLECTIONのパフォーマンスでは、頭の岩本くん・深澤くんが佐久間くんを飛ばす大スワンもすごかったので、ぜひこちらの映像を観てほしい。


朝焼けの花(2019)

増員を経て、9人で前に進んでいくという決意を表した曲。このときの彼らのことを示しているように感じる歌詞を、バラード調の曲にのせて歌い上げている。

「耳鳴りのように届くのは 歩き出した日の記憶」はこの道を目指しだしたときの、もしくは事務所に入所したときの彼らのことだろうか。「望む視界の先はずっと信じ続けていた未来まで続く」はデビューを目指していること、「アスファルトに擦り減らして 傷つけ失ったものもあるけれど」はこれまでにそれぞれがグループやメンバーなど、何かしらを失って進んできたこと。

「僕らまた導かれるように今日を歩き始める」と、いろいろあっても今、前に進んでいくという決意。そして「時にぶつかれど歌いながら 希望の道を行こう」からはぶつかることがあってもステージに立つことを決してやめず、この9人で希望に向かっていくという、「これが第何章の旅でも 共に笑い乗り越え」も、この後たくさん大変なことが待っていると思うけど、この9人で乗り越えていこう、という覚悟を感じる。

挫折や壁にぶち当たる出来事を夜、そこからまた新たな希望が生まれたときを朝とする表現がいい。

「大切な人たちの支えを約束を連れて行くよ」
「そしていつか必ず幸せな涙を」

これもまた応援してきてくれたファン、もしかしたらこの増員で離れていってしまったかもしれないファン、すべてを大事に感謝しつつ、幸せな涙=デビューを叶えてみせる、というメッセージが伝わってくる。

そして実際にデビューを叶え、壁にぶち当たるたびにメンバー同士で励まし合い、9人一並びでさまざまな夢を叶え、さらに上を目指す彼ら、あらためて大好きだなと思う。

Lock on! (2019)



「ロックアイス」CMタイアップ曲。Snow Man初のCM曲となったこの曲は、夏の海が似合いそうな、はじけるような明るさがある曲。「真夏の白雪」っていう歌詞も彼らっぽいし、CMでは氷のセットで大スワンをはじめとしたアクロバットを披露していて圧巻だった。

ロックオンという言葉に合わせて、手でピストルのような「L」の形を作って構えるのがいい。ライブではノリノリの彼らが楽しそうにパフォーマンス売るのを見るだけで幸せになれるし、メンバー同士のわちゃわちゃも楽しい。



終わらない Memories (2019)



失った大事な人への想いを歌ったバラード。失恋の曲としても受け取れるし、9人で進んでいく、決意の曲のようにも感じる。

Snow Manは2019年に3人増員して9人になり、その後デビューも決まった。歴史の長いグループで、6人でデビューしてほしかったと思っていた・いる方もいる。受け入れられず離れていってしまった人もいる。そんな人たちを想い、お礼を言って、それでも僕はこの9人で前に進むよというメッセージ、決意のようで、Snow Dreamへのアンサーソングのようにも思える。

Cry out(2019)


曲もダンスもめちゃくちゃかっこいい、密かに(?)大人気の曲。なのに公式動画もないしアルバムのJr.曲ディスクにも入らなかった、なぜなんだ。数年定点ダンス動画を公式YouTubeにアップしてほしいと望まれ続けている曲でもある。定点ダンスはよ……! いや、お願いしますアップしてください……!

衣装もかっこいい、特に深澤くんの衣装が片方の腕が出てるあたり、非常に素晴らしい。いや~やっぱり公式音源や動画がないの、機会損失な気がするな……!

自己紹介RAP



こちらはオリジナル曲とは少し違うのかもしれないが、自己紹介RAPはそのときどきで改良されつつ歌われている。メンバー・阿部亮平が考えた歌詞は、「だまらせようか 渡辺翔太」「いかがでしょうか 宮舘涼太」「研いでくぞ剣 目黒蓮」のように、メンバーの名前直前の言葉をメンバー名の母音と揃えて韻を踏んでいて、聴いていて気持ちがいい。


(おまけ)
なぜかはわからないのですが、元NHKアナウンサーの登坂淳一さんが公式YouTubeの歌詞朗読コーナーでこの曲の歌詞を読み上げてくださっています。ありがとうございます!いい声!

【名曲揃い】楽曲を素晴らしい形で世に出すSnow Man、最高


あらためて振り返ったが、Snow Manの楽曲、本当に良い曲しかない。筆者、Snow Manを好きになった理由の一つに「曲が好み」なことがあったのだが、本当に良曲に恵まれていて、あらためて全作曲者・作詞者・振付け師・その他全ての方々にお礼を言いたい気持ちになった。

そして、いつでも与えられた曲を100%、いや200%のクオリティで世に出すSnow Man、本当に最高だと思う。次はどんな曲を見せてくれるのか、かっこいいことは確定しているので、楽しみに待つばかりだ。

(文:ぐみ)

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