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2021-11-27

公開情報

ヘンリー・ゴールディング新境地への挑戦!『MONSOON/モンスーン』で⾒せた新たな表情


30年ぶりにサイゴン(現ホーチミン)へ帰郷した主⼈公・キットがアイデンティティを探す旅路を圧倒的な映像美で綴った、ホン・カウ監督『MONSOON/モンスーン』。

変わり果てた街に馴染めず、どこか旅⾏者のような主⼈公・キットを演じたのは『クレイジー・リッチ︕』で注⽬を浴び、『G.I.ジョー︓ 漆⿊のスネークアイズ』の主演に⼤抜擢されハリウッドでも活躍中のヘンリー・ゴールディングだ。

『クレイジー・リッチ︕』で主⼈公の恋⼈役として⼤抜擢されハリウッドデビューしたかと思えば、近年⽬覚ましい活躍を遂げるヘンリー・ゴールディング。『ラスト・クリスマス』ではロンドンのクリスマスショップで働くケイト(エミリア・クラーク)の前に現れた不思議な⻘年トムを演じ、⼤⿇ビジネスを巡る熾烈な争いを描いた『ジェントルメン』でのチャイニーズ・マフィア役もまだまだ記憶に新しい。現在公開中の『G.I.ジョー: 漆⿊のスネークアイズ』は、G.I.ジョーシリーズ屈指の⼈気キャラクターで最強の忍者ヒーロー”スネークアイズ”を演じ、⽇本を舞台に華麗なアクションを披露している。



そんなヘンリー・ゴールディングが『MONSOON/モンスーン』で演じたのは、ベトナム戦争後の混乱を逃れ家族と共に”ボート難⺠”として渡英した過去を持つ主⼈公・キット。両親の死をきっかけに、遺灰を埋葬する”どこか⼤事な場所”を⾒つけるため30年ぶりに故郷・サイゴンを訪れたキットは、⺟国語も忘れ去り、すっかり経済成⻑を遂げた街並みにも馴染めない。孤独感を抱えるなか、サイゴンやハノイの⾵景を背に、過去の⾯影を巡る旅の中で⾃⾝のアイデンティティを探していく。

キット役のキャスティングに難航していた中、製作チームは当時『クレイジー・リッチ︕』の撮影を終えたばかりのヘンリーに脚本を渡すことができた。ヘンリーは本作の脚本を読んだ時のことを「今まで出演してきた作品とはムードもトーンも異なっていましたが、アイデンティティの探索というテーマは強く響きました。」と振り返る。



イギリス⼈の⽗とマレーシア⼈の⺟を持つ彼は、劇中のキット同様どちらの国も⺟国だと感じられないという。「ベトナムはキットにとって何かを意味する国のはずなのですが、親近感を感じられないし、においや⾳、⼈々や⾔語も理解することができないのです。この役を演じるための準備は、まさに私⾃⾝の経験を引き起こすことでした。どこにいても異質な存在で、マレーシアにいても外国⼈として⾒られ、イギリスにいても同国⼈だと思われません。」キットを疲弊させる内⾯の葛藤に共感し、葛藤を乗り越えるための最善の策は、それに⾝を委ねるというホンの考えにも共感を覚え、撮影に挑んだヘンリー。

本作では、街中を散策していても、久しぶりに会う親戚と会話をしていてもどこか寂しげな表情が胸に刺さる。故郷にいても旅⾏者のようで⾃分の居場所がどこにもないように感じる、複雑なアイデンティティをもつキットの⼼情を⾒事に体現した。これまでの出演作とはひと味違う、新たな⼀⾯をぜひ劇場で⽬撃してほしい。

ストーリー

キット(ヘンリー・ゴールディング)は、両親の遺灰を埋葬すべく、30年ぶりに祖国であるサイゴン(現ホーチミン)に⾜を踏み⼊れる。キットは6歳のとき、家族とともにベトナム 戦争後の混乱を逃れてイギリスへ渡った、“ボート難⺠”だ。以来、これが初めての帰郷だった。もはやベトナム語すらままならない彼は、英語が話せる従兄弟のリー(デ イビット・トラン)の助けを借りながら、どこか⼤事な場所を探し始めるが、思うようには進まない。サイゴンは今やすっかり経済成⻑を遂げ、かつての姿は⾒る影もなかった からだ。そんな中、ネットで知り合ったアフリカ系アメリカ⼈のルイス(パーカー・ソーヤーズ)と⼀夜をともにするキット。ルイスの⽗親はベトナム戦争に従軍したという過去を持 ち、そのことを隠してこの国で暮らしていた。その後、両親の故郷ハノイへ向かったキットは、サイゴンで知り合った学⽣リンの実家が営む伝統的な蓮茶の⼯房⾒学をす る。それはキットの知る“古き良きベトナム”の姿にようやく触れられた時間でもあったが、リンにとっては時代遅れなものらしい。サイゴンに戻ったキットは、リーから⾃分たちの 家族の亡命にまつわる“ある真実”を聞かされることになるー。

作品情報

『MONSOON/モンスーン』
1/14(⾦)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
出演:ヘンリー・ゴールディング、パーカー・ソーヤーズ、デイビット・トラン、モリー・ハリス
監督・脚本:ホン・カウ『追憶と、踊りながら』
2020/イギリス、⾹港/85分/5.1ch /カラー/原題『MONSOON』
配給︓イオンエンターテイメント
Twitter︓ @MONSOON_MOVIE
公式サイト︓ MONSOON-MOVIE.COM
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