田村高廣

金曜映画ナビ

愛は、呪いにも居場所にもなる――高岡早紀『忠臣蔵外伝 四谷怪談』『仕掛人 藤枝梅安』

高岡早紀が時代劇の画面に立つと、闇に体温が宿る。それは、ただ美しいからでも、男を惑わせるからでもない。彼女が演じる女性たちは、欲望も、寂しさも、愛されたいという願いも、きれいに整理しないまま抱えている。微笑みの奥に傷があり、柔らかな声のなか...
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令和なら即炎上!昭和サスペンスに棲む「クズ男」たちを解剖する

昭和のサスペンスが面白いのは、事件や謎解きだけじゃない。そこには“男が男であるだけで、ある程度許された”空気が、そのまま残っている。白衣、学問、肩書、政治力——権威は時に、人を救う道具にも、他者を踏み台にする免罪符にもなる。今回並べた4本は...
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没後二十年、野村芳太郎が射抜いた“社会”の影

野村芳太郎のサスペンスは、犯人当てよりも“人間の温度”で観客を動かす。取調室の沈黙、手術室の擦過音、東京湾の夜景、港に漂う潮気——そこに宿るのは、正義や善悪の単純な線引きではなく、制度と私情の隙間で軋む音だ。没後二十年、四本の初・中期作を辿...
俳優・映画人コラム

二代目襲名を固辞しつつ 父バンツマを敬愛し続けた田村高廣

■「キネマニア共和国」写真家『早田雄二』が撮影した銀幕のスターたちvol.10現在、昭和を代表する名カメラマン早田雄二氏(16~95)が撮り続けてきた銀幕スターたちの写真の数々が、本サイトに『特集 写真家・早田雄二』として掲載されています。...