映画コラム

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2016年05月27日

私と映画Vol.5「ダイアナ 徳田充孝社長を支えるストーリー」[PR]

私と映画Vol.5「ダイアナ 徳田充孝社長を支えるストーリー」[PR]

徳田充孝氏はいわゆる「プロ経営者」だ。30代で異例の抜擢を受け、大手企業グループ会社の専務兼基幹事業会社社長に就任。次の会社ではCOOとして経営を立て直し、2009年からは補整下着を製造・販売するダイアナの社長に就任している。彼に、人生観の根底にある映画について語ってもらった。

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『プリティ・ウーマン』などから受けた影響を語る徳田社長。

「幸福」は言葉や体型によってもたらされる




 興味深い実験結果を聞いたことがあります。ある企業で営業を2チームに分け、片方には毎朝3つ、嬉しかったことを書き出してもらい、もう片方はとくに何もしなかった。すると、嬉しかったことを書き出したチームが、営業成績を伸ばし始めたのです。楽しいことを思い出す習慣を持つことで、仕事の結果に対し、いいイメージが持てたのでしょう。そして、いいイメージが持てたからこそ、仕事に対し積極的になれたのでしょう。
 このように、自分の気持ちや気分って、放っておいても何も変わらない。でも、刺激さえあれば思いのほか簡単に変わるんでしょうね。
 実を言うと当社の商品は、そんな気持ちの変化です。我々は全国で、女性のプロポーションを美しくする補整下着や、ダイエットに向いた低カロリー食品等を販売しています。随所にこだわりがありますよ。例えば補整下着。世の中には「スタイルがいい」といった漠然とした言葉はありますが「じゃあどのようなスタイルなら美しいか」という答えはありません。そんな中、我々は創業以来30年にわたって87万人以上の女性の身体に関する科学的研究を重ね、“ゴールデン・プロポーション”と呼ぶ「ボディの黄金比」を、数値でハッキリ示しています。当社はそれぞれのお客様のお悩みに合わせてアドバイスや提案をさせていただき、お客様を理想的なプロポーションへと導いていくのです。
 先ほどお話ししたように、当社が本当に売っているのは、気持ちの変化。体型が変わると――毎朝3つ嬉しかったことを書き出すことと同様に、気持ちや気分が変わってくるのです。まず、身につける洋服が変わり、同時に自信がついてきます。次第に付き合う友人や異性が変わり、行く場所が変わり、性格が変わって、いつしか「これが本当の私だったんだ」と言い切れる充実した人生が送れるようになるのです。
 自分が変わりたい、変わるべきと思うなら、具体的に何かを変えなければいけないんです。


一瞬の「出会い」が人生を変える



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徳田社長の講演会の様子。熱心なファンが徳田氏に握手を求める。

 そんな私が好きな映画は、出逢いによって人が変わっていく映画です。
 例えば『プリティ・ウーマン』。実業家役のリチャード・ギアがハリウッドの歓楽街に迷いこみ、ストリートガール役のジュリア・ロバーツに声をかけられます。リチャードは彼女に、道案内と、慣れないロサンゼルス滞在中の話し相手になってほしいと頼みこみます。ジュリアには「体は売っても唇へのキスはお断り」といった毅然とした部分があり、リチャードはジュリアに惹かれていく……そんなストーリーです。
 私がたまらなく美しく感じるのは、ジュリアの変貌ぶりです。彼女はリチャードに頼まれ、時にはセレブリティを演じ、ディナーにも出席します。すると、着る服が変わって、行く場所や付き合う仲間が変わり、次第にジュリア自身が変わり始めるのです。でも、毅然とした女性の魅力はそのまま残り、そして、あの幸福の象徴を受け取るシーンへと繋がっていくのです。
 私が好きな映画は、みんな、こうして人が変わっていきます。『ローマの休日』しかり、『シャレード』しかり……。とくに女性の人生は、付き合う人によって大きく変わっていきます。一方、『ノッティングヒルの恋人』は男女が逆で、バツイチの冴えない書店主の男がハリウッドの人気女優と関わることで変わっていきます。いずれにせよ、人は自分一人で変わることは難しく、異性との出会いや、自分を引っ張ってくれる存在との出会いなどにより、劇的に変わっていくのだと思います。
 私はこれらの映画を観ると、私の周囲にいる女性たちを思い出します。まず、約59万人の、当社商品ご愛用者の方たち。これだけ多くの方が、継続的にご愛用くださっているのだから、体型の変化は女性の人生に劇的な変化をもたらすのでしょう。思い出すのはお客様ばかりではありません。中には当社の商品とプログラムで人生が変わり、勤め先を退職して当社のフランチャイズを始められた女性もいます。普通の女性が、出会いをきっかけに経営者として成功を収める、といった映画のようなストーリーがいくつもあるんですよ。
 そして私自身も、実は周囲の人間によって、人生が大きく変わった一人なのです。


「社長になれ」このひとことで目が覚めた


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社長になるまでは人前で話すこともなかったが、今は社長講演も行うように。


 大学を卒業し、最初の会社に新卒として入社した時のこと。私が周囲に「いつか起業したい」と漏らすと、当時の先輩が「この会社で社長になれよ」とおっしゃったのです。とても小さなきっかけですが、この時「たしかにそうだな」と思ったことから私の人生が変わり始めました。まず、迷いがなくなりました。漠然とがんばるのでなく「この仕事で認められるためには、いつまでにこれだけの結果を出さなければ!」と目標を定めて動くことができたのです。ビジネス書を読み実践するなど、必要なものがわかるからこそ、努力もできました。さらに影響が大きかったのは、勇気を持てたこと。例えば、自分の為にすべきと思ったらダメ元でも言ってみる。なぜって、こっちは必死だから。仮に上司から「メモをとるな!」と言われたとしても、私がとるべきだと思ったらとる。なぜって、私には自分が決めた目標があったからです。
 私は『プリティ・ウーマン』など様々な映画に、自分の人生を重ね合わせ、主人公を応援しているのかもしれません。
 同時に、私はこれらの映画や、人との関わりの中から、大きなことを学びました。
 人って、まず最初に考え方や心がけなど、中身が変わって、そこから日々の行動が変わり、人生が変わっていく……と思いますよね?
 でも私は、持ち物や習慣など、目に見える何かを変えることのほうが、人生を変える近道だ、と思うのです。
 最初の例のように「嬉しかったことを書き出す」でもいい。当社のお客様のように「素晴らしいプロポーションを手に入れた」でもいい。映画に出てくる男女のように、異性との付き合いがきっかけでもいい。具体的に何かを変え、それをきっかけに心が変わっていくほうが多いはずなんです。

自分の言葉は、自分自身に最も大きな影響を与える



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徳田社長の背後に見えるのは、補整下着とギネスブック認定証。「ブラジャーのサイズ展開世界一」なのだそう


 では、具体的に何を変えればいいか。私は「言葉」こそがその最たるものだと思います。私は5つの言葉を大切にしています。具体的には「ありがとう!」「すごいね!」「よかったね!」「がんばったね!」「すばらしい!」。この言葉を使うと人は自分らしい持ち味や、うれしかったことなどを思い出し、幸福を感じ、自然と心持ちが変わってくるんです。言葉って、自分と他人を変える、最も簡単で効果的な方法だと思いますよ。
 そして、やはり「体型」は大きい。
 実を言うと私は、前の会社に在席していた時期まで「様々な企業の経営をしたい」と考えていました。でも今は、このダイアナのオーナーになり、この会社に骨を埋める覚悟でいます。
 なぜって、これだけ多くの方たちの「気持ちを変えるきっかけ」をつくれるってすごいことじゃないですか。映画の中で変わっていく女性たちは、みんな目を輝かせています。これと同じことを、全国規模でできるんですよ。お客様から「自分に自信が持てるようになった」といった声が届くのは当たり前のこと、「営業成績がよくなった」といったお声をいただくこともあります。きっと、奥様や彼女が美しくなった男性も喜んでいるはずです。お子様だって、授業参観にきたお母様が美しければうれしいはず。女性が元気で、皆から愛されれば、家族皆が元気でポジティブになる。ようするに、女性の美しさは世界平和の源なんです。
 いずれにせよ、私はこれらの映画を観て、自分が変わろうとするのもいいけれど、道具や周囲の人によって「変わっていく」ことも大切なのだな、と痛感しました。やはり、自分のプロポーションや、自分が発する言葉は、自分自身に最も大きな影響を及ぼすでしょうから……。



【プロフィール】
徳田充孝(とくだ みつたか)

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1967年、大阪府生まれ。大手企業グループ会社社長、上場アパレル企業専務兼COO、英国国立ウェールズ大学経営大学院MBAプログラム修了等の経歴を重ね、2009年に株式会社ダイアナへ入社。その後、執行役員、副社長を経て同年中に社長就任。現在、一般社団法人日本プロポーション協会理事長、一般社団法人日本ビューティーウィッグ協会理事長なども兼任。



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