母と息子の絆を描いた傑作邦画5選

2月22日(金)より全国公開される 『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は、いつか誰もが向き合わなければならないこととなる“親との別れ”というシリアスなテーマを扱いながらも、くすっと笑える温かな愛に包まれた作品だ。

そんなかけがえのない親子の関係を描いた本作の公開を前に、ぜひ押さえておきたい母と息子の名作邦画を厳選して紹介する。母親の存在は誰にとってもかけがえのない大きなもの。ふとお母さんに会いたくなった時、お母さんに優しくしたいと思った時、映画で優しさに触れてみては?

『東京タワー ~オカンと僕と、時々、オトン~』(2007)

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

俳優、イラストレーター、ライターなどマルチな才能を見せるリリー・フランキーが亡き母との思い出を綴った自伝的長編小説の映画化。同名の原作は社会現象を巻き起こすほどの大ベストセラーとなり、テレビドラマ化や舞台化もされた。主人公“ボク”にはオダギリ・ジョー、“オカン”には樹木希林が扮し、誰もが憧れる温かな親子の姿を映し出す。女手一つで息子を育ててきたオカンとボクの母子の深い愛情のドラマが、昭和から平成を見つめてきた東京タワーの姿とともに描かれる感動作。

『わが母の記』(2012)

わが母の記

「敦煌」「天平の甍」などで知られる文豪・井上靖が自身の家族とのきずなを基に著した自伝的小説を日本を代表する名監督の原田眞人がメガホンをとり、キャストには役所広司、樹木希林、宮崎あおいと日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。「自分は母親に捨てられたのではないか」と疑念を頂いていた息子が、父親の死をきっかけに疎遠だった母親に心を開くことを決意する。息子を想う母親の愛情 の強さに胸を打たれる。

『ペコロスの母に会いに行く』(2013)

ペコロスの母に会いに行く

漫画家・岡野雄一が自身の母親の介護体験を基に描いたエッセイ漫画が原作。母みつえ役に扮するのは、昨年94歳で逝去 し、本作が遺作となった赤城春恵。息子・ゆういち役は岩松了が演じる。介護の困難な現実を描きながらも、“ボケた母とハゲた息子の介護喜劇映画”と謳われるようにほっこり笑える作品となっている。ペコロスとはちいさな玉ねぎのことで、主人公・ゆういちの禿げ頭のことを指している。岩松は禿げのカツラをつけて熱演。

『母と暮らせば』(2015)

母と暮せば [DVD]

小説家・井上ひさしが晩年に構想していた「戦後命の三部作」の遺志を山田洋次監督が引き継ぎ製作された作品。吉永小百合と二宮和也が親子役を演じ話題となった。1948年の長崎を舞台に、原爆で亡くなったはずの息子が突然母の前に現れ、そこから二人の奇妙生活を描く。すでに亡くなったはずの息子を気遣う母、未だ生きている母の身を案ずる息子、お互いの思いあう姿に胸 が熱くなる。

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(2月22日全国順次公開)


宮川サトシによる同名の大人気エッセイ漫画を映画化。宮川が実際に体験した母との最期の日々から葬儀、そしてその後の生活の日々を母親への溢れる愛情をふんだんに散りばめて描いた実話。原作者で主人公の息子を安田顕が、その母を倍賞美津子が演じる。突如降りかかった母・明子のがん宣告。息子・サトシを中心に宮川家は一丸となって闘病生活を支えていく。やがて母は亡くなり、それぞれが“母のいない新しい世界”と向き合っていく―。そんなある日、天国の母から届いた驚くべき“愛のかたち”とは…?

ストーリー

頼りないが優しい息子・サトシと明るくてパワフルな母・明子。平凡でユーモラスな宮川一家の日常は、母が突然ガンを宣告されたことによって変化していく。サトシは恋人の真里に励まされながら母のために奔走し、家族は戸惑いながらも支えていく。そして…母と別れて1年後、やっと家族それぞれが新たな人生へのスタートをきった頃、サトシの元に突然、母からプレゼントが届く。それは、想像をはるかに超えた特別な贈り物だった――。

公開情報

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』
2月22日(金)全国順次ロードショー
安田 顕 松下奈緒 村上 淳 石橋蓮司 倍賞美津子
監督・脚本:大森立嗣
原作:宮川サトシ「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」 (新潮社刊)
音楽:大友良英 主題歌:BEGIN「君の歌はワルツ」(テイチクエンタテインメント/インペリアルレコード)
配給:アスミック・エース
製作:「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 2019 年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/108 分
©宮川サトシ/新潮社 ©2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会
公式HP:http://bokuiko-movie.asmik-ace.co.jp/ 公式Twitter:@bokuiko_movie #ぼくいこ

関連記事

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』場面写真解禁
「TEAM NACS」出演映画が続々公開!2019年も彼らの活躍から目が離せない

    ピックアップ

    関連記事

    新着記事

    WP Facebook Auto Publish Powered By : XYZScripts.com