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2018年05月15日

『新参者』シリーズ完結作『祈りの幕が下りる時』Blu-ray&DVDリリース決定!コメントも到着

『新参者』シリーズ完結作『祈りの幕が下りる時』Blu-ray&DVDリリース決定!コメントも到着



©︎ 2018映画『祈りの幕が下りる時』製作委員会


東野圭吾原作の「新参者」シリーズの完結作、映画『祈りの幕が下りる時』がBlu-ray&DVDで8月2日(木)に発売されることが決定。阿部寛、溝端淳平、福澤克雄監督からのコメントも到着した。



©︎ 2018映画『祈りの幕が下りる時』製作委員会


連続ドラマ「新参者」では、阿部寛演じる日本橋署に異動してきた刑事・加賀恭一郎が、謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すというミステリー要素と、事件の裏に隠された人の心の謎を解くというヒューマンドラマ要素がこれまでにない“泣けるミステリー”として大きな話題になった。

本作『祈りの幕が下りる時』では、加賀恭一郎は、なぜ「新参者」になったのか......完結編にして、シリーズ最高の“泣ける”感動巨編として観客の涙を誘い、週末興行ランキングでは2週連続1位を記録(1/27~2/4 興行通信社調べ)。満足度ランキングでも1位を獲得した。



©︎ 2018映画『祈りの幕が下りる時』製作委員会


刑事・加賀恭一郎を引き続き阿部寛が演じるほか、シリーズお馴染みの加賀の従兄弟にあたる松宮脩平を溝端淳平が演じ、さらに事件の鍵を握る美しき舞台演出家・浅居博美を松嶋菜々子が演じた。阿部寛と松嶋菜々子は本作が初共演となり、二人の対峙シーンは本作でも大きな見どころとなっている。

監督は「半沢直樹」「陸王」、映画『私は貝になりたい』の福澤克雄。現在放送中のドラマ「ブラックペアン」も手掛けるほか、池井戸潤氏のベストセラー小説の映画化『七つの会議』(19年公開)の監督も決定し、本作でも重厚かつ緻密な演出でシリーズに新たな風を吹かせた。



©︎ 2018映画『祈りの幕が下りる時』製作委員会


今回、豪華版にはメイキングやイベント集を収録した特典DISCが付属するほか、シリーズを総まとめできるブックレットが封入され、メモリアルな1枚となっている。

阿部 寛コメント


映画を観た人からは、泣けたという感想を沢山聞きました。「新参者」シリーズ開始から7年、加賀恭一郎が、今作をもって日本橋署を去り、シリーズファイナルを迎えました。こういう役をこれだけ長く演じることは今までになく、自分も好きだし、周りの人も好きだと言っていただけるので、私自身思い入れの深い作品です。今回も人形町で撮影をしているのですが、やはり人形町に戻ると、皆さん当時のままで迎えてくださって、すごく応援してくださっているので、すっと馴染めた気がします。さらに琵琶湖、仙台と雄大なロケを交えながら、福澤監督にドラマチックな映像を作っていただきました。
初めて共演した松嶋菜々子さんは、素晴らしい女優さんで、本当に助けられました。加賀は父親との間に確執があるんですが、今回の話では母親のことも初めて描かれ、さらにそのことが捜査にも絡んでくるという展開です。断ち切れない親子関係、父との確執、母親のこと、様々な謎が解けます。誰もが何かのきっかけで犯罪に走ってしまう。そんな人間の弱さをテーマにしていて、加賀がその人の悲しみも背負いながら紐解いていく。ただ犯人を捕まえて終わるのではなく、犯人の心も解決していく。観終わった後も前向きな気持ちが残り、後味のいい作品です。是非、多くの方に観て頂きたいと思います。

溝端淳平コメント


劇場公開を経て、ありがたいことに反響は僕のまわりでも大きかったです。
シリーズを通して観てくれていた方、はじめてシリーズを観られる方からも共通して、親子の愛に心を揺さぶられたという感想が多かったです。公開されてから日本橋付近の映画館はいつも満杯で見終わった後にロケ地を巡る方々もいたそうです。改めて地域の方々に愛され支えられてきた作品なんだ、と感慨深いものがありました。加賀恭一郎とのシーンはどのシーンも緊張感と阿部さんへの全幅の信頼感であふれていました。そこにまた福澤監督が力強く導いて下さったので僕にとってはとても贅沢な時間でした。
特に印象的なのは捜査会議のシーンです。撮影の何ヶ月前にもかかわらず、本番さながらのリハーサルはもはやリハーサルの空気でありませんでした。物語の序盤の大事なシーンですので、僕も気合を入れて臨んだのですが、それでは足りないぐらいの熱量がリハーサル室にはありました。全編通してそうですが、現場を大事にする福澤さんの空気が劇中にもにじみ出ていると思います。
劇場には劇場で観る良さがあり、Blu-rayやDVDで観る良さもまたあると思います。皆さんの好きな時に好きなだけこの作品を堪能して貰えれば幸いです。

福澤克雄監督コメント


僕は映画監督になりたくて、この世界に入りました。映画をやるとテレビの良さもわかるし、テレビに戻ると映画の良さもわかる。映画はやはりとても面白いです。今回、一番気をつけたのが、“泣ける”や“感動する”の前に“2時間を飽きさせないこと”でした。映画はテレビと違って逃げられない。お金を払って、劇場の空間に入れられて、目の前にスクリーンしかないわけですから。つまらないものを観せられたら苦痛でしかない。それは観客の一人としていつも思うことです。それが、少しはうまくいったかなと思います。是非、DVDで確かめて頂ければと思います。

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