『孤狼の血』関係者向け試写で白石監督トークショーに役所広司、松坂桃李のコメントも。公開を期待せずにはいられない!

2018年5月12日(土)公開の映画『孤狼の血』の業界関係者向けお披露目試写と白石和彌監督によるトークイベントが11月17日(金)に開催。そのレポートが到着した。

このニュースのポイント

・映画『孤狼の血』の関係者向け試写で白石和彌監督のトークイベントが開催
・役所広司、松坂桃李から監督へのサプライズコメントも紹介
・映画『孤狼の血』は2018年5月12日(土)公開

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男たちの熱き魂のDNAを継承する東映が満を持して放つ、映画『孤狼の血』。試写上映後、鑑賞後の熱気に冷めやらぬ中、MCより大上章吾役の役所広司さん、日岡秀一役の松坂桃李さんから届いたコメントが読み上げられた。

役所広司コメント

皆様、本日はお越しいただきありがとうございます。映画『孤狼の血』、いかがでしたでしょうか。

テレビで見れない、劇場まで足を運ばないと見られない映画の醍醐味。白石監督のもとに集まった、キャスト・スタッフが一丸となって作り上げた作品です。

昔、こんな映画がたくさんありました。映画館に入って行く自分と出てくる自分がまるで別人に変身したような錯覚が心地よかった。東映映画でした。この映画を観て、肩で風を切って出てくる男たちをどうぞ女性の皆さん、「可愛い!」 と思ってやって下さい。男たちは困ったもんです。

この映画を多くのお客さまに観てもらいたいです。皆様、応援、宜しくお願いします。本日はありがとうございました。

松坂桃李コメント

自分が出ている作品で言うのも小恥ずかしい感じもあるのですが、この作品が僕は大好きです。観終わった直後、皆様が思っていることをそのままお客さんに発信してもらえると我々としては非常に嬉しいです。

一緒に『孤狼の血』を盛り上げるのを手伝っていただきたいです! 宜しくお願いします。

業界関係者向けお披露目試写レポート


お二人の『孤狼の血』へかける意気込みと充実感が感じられたコメントの後、満を持して白石和彌監督が登場! 本作への熱い想いを語りました。

MC:非常に豪華なキャストですが、何と言っても主演の役所さんは凄まじいですよね。

監督:役所さんにオファーした時、「大きく暴れることができないかもしれない」と言われたんですが、実際演じていただいてると、とてもギラギラしていて、いろいろな意見をいただきました。「男」を感じる現場で、自分にとっても幸せな時間でした。

ここで監督にサプライズで、役所さん、松坂さんから監督へのコメントも到着!

【役所広司さんコメント】
「『孤狼の血』では大変お世話になりました。広島県呉市での撮影、本当に楽しい撮影でした。監督のもとに集まった俳優たちが、皆、生き 生きとしていて、撮影を楽しんでいました。役者という人種はスクリーンの中で暴れたいんだなぁ~、普段言えないような言葉を吐きたいん だな~、とつくづく思いました。監督が、「元気のある映画を作りたい」とおっしゃっていましたが、確かに今の日本映画に必要なものだと 思いまた。これからも、色んなジャンルで元気な日本映画を作り続けて下さい。また、監督の時代劇映画も期待しています! また、いつか白石組で働ける日を楽しみに待っています!」

白石監督:いやー嬉しいです。ずっと時代劇をやりたいとあちこちで言っていて、役所さんにも「こういうことを役所さんとやりたい!」と現場で何回かお話ししていて、このコメントをいただいたということは演ってくれるということですね(笑)! ありがとうございます!

【松坂桃李さんコメント】
「監督…次も、どんな下衆だろうが、お下劣だろうが、変態だろうが、ヴァイオレンスだろうが、僕がもし入れそうな役があったら是非呼ん でください。ちょっとの時間でも全然僕は大丈夫です。宜しくお願いします(笑)。現場、本当に楽しかったです」

監督:「嬉しいですね。なかなかの忠誠心ですね(笑)使い倒していこうと思います。

MC:数少ない女性キャストである真木よう子さん、阿部純子さんですが、二人とも演じられたのは映画のオリジナルキャラなんですよね?男の世界での二人の役割、意図などはあったのでしょうか?

監督:真木よう子さん演じる梨子は原作のキャラクターを少し変えてあて込んでいて、阿部純子さんは松坂さんとの艶っぽいシーンがほしいということで、オリジナルキャラクターとして入れ込んだんですが、二人の存在があるからこそ、より男の世界が際立つかなといれました。

MC:脚本は『日本で一番悪い奴ら』に続き、池上純哉さんですよね。オリジナルキャラを組み込むなど、原作を映画化するにあたってお二人でどのように作品を再構築されていったのでしょうか?

監督:原作は下品な部分が少なくて清涼なのですが、そこは自分たちの得意分野なので(笑)ちょうど良かったと思います。ただ原作シーンで「これどうやって見せようか?」というシーンも多くて、エネルギッシュな感じも出せるように、日々原作を読みながら撮影に挑みましたね。

MC:ロケでの撮影にこだわる白石監督ですが、今回もオールロケなんですよね?

監督:現場を見た時「これは全編オールロケでいける!」と実感しました。「仁義なき戦い」はロケ撮影ができていないので、偉大なあの作品のエネルギーを取り戻すためのひとつの方法として、自分たちが今オールロケを実施することが、重要なのだと感じました。

みなさんとても協力的でとてもありがたかったです。映画本編には原作に出てこない「やっちゃれ会」というものがあるのですが、実際に立ち上がり始めているとか!

またエキストラでボランティアの方々を募集して、「ヤクザ役」をどうするのかなと思っていたのですが、本当に恐そうな方々が来てしまって(笑)。そのような方々にたくさん来ていただいたのですが、とても熱くて、みなさんやはりこういった映画を待って いたんだなと思いました。

MC:現場で何回もテイクを重ねていたところが本編では切られていると思うのすが、撮影後の編集作業は、どのように考えながら行っている のですか?

監督:自分の作品では台本にないシーンもいつも撮るのですが、今回はそういったシーンもなかったので、そこまで切り取った印象はないです。ただ役所さんが怒鳴っているシーンがもっとあったり、「刑事は正義の味方だと思ってるのか! 仮面ライダーじゃないんだ!」という東映ならではのシーンもいれたんですが、カットするのに惜しいシーンもありましたね。

MC:昨今のコンプライアンスや自主規制でこういう熱い映画は少なくなってしまいましたよね。その中でも白石監督は、常にギリギリで、ギラギラした映画を撮り続けていると思います。そこについてはいかがでしょうか?

監督:製作発表を行った時、自分の中でテンションが上がって「コンプライアンスを全部吹き飛ばします!呉で暴れたいです!」とは言ってしまったのですが、やはりコンプライアンスというものは、自分達の中でどこかで規制しているところもあると思うんです。むしろこの作品はテレビで観られない、劇場でしか観られないということが、価値観につながっていくのかなと思います。

MC:原作者の柚月裕子さんは初号を観終わった後大号泣されたそうで、最大級の賛辞を述べられております。監督としての心境はいかがでしょうか?

白石監督:柚月先生は『仁義なき戦い』が大好きという素晴らしい方で、やはり仁義は名作ですし、あえてそこに挑んでいくのは自分も中々できないところがあるので、柚月先生の原作があったからこそ実現できたので、先生に喜んでいただいたことこそ、これ以上ない幸せで すね。

そんな今作への想いを語った白石監督は締めのあいさつとして、 「今時ない作品で周りの期待値をひしひしと感じます。ぜひ次回作ができるよう、そして日本映画界に、こう言った作品がもっと増えてくるように、この映画を応援していただたらと思います」とコメントした。

映画『孤狼の血』は、2018年5月12日(土)公開。

『孤狼の血』の特報はこちらから

(C)2018「孤狼の血」製作委員会

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