伝説のジャズ・トランペッター、マイルス・デイヴィスが初映画化

伝説のジャズ・トランペッター、マイルス・デイヴィスの伝記映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』の公開が決定した。

マイルス・デイヴィス、初の映画化!


帝王マイルス・デイヴィス(ドン・チードル)は、1970年後半の5年間、すべてのミュージックシーンから姿を消した。一人きり自宅にこもった彼は、慢性の腰痛に悩まされ、ドラッグや鎮痛剤の影響ですさんだ生活を送っていた。そこへしたたかな音楽レポーター、デイヴ・ブレイデン(ユアン・マクレガー)が強引におしかける。それから2日間、ふたりは盗まれたマイルスの最新曲のテープを取り戻すため思わぬ追跡劇に巻き込まれる。もともと気まぐれなマイルスの言動に拍車をかけるのが、元妻であり彼のミューズでもあったフランシス・テイラー(エマヤツィ・コーリナルディ)との破綻した結婚生活の思い出だ。苦悩と絶望から死をも考えたマイルスだが、音楽から救いを見出し、復活への道を模索していく――

MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間



映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』は、今でも多くのミュージシャンに影響を与える伝説のジャズ・トランペッター、マイルス・デイヴィスの伝記作品。

マイルス・デイヴィス初の映画化となる本作は、『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞 主演男優賞にノミネートされた実力演技派俳優、ドン・チードルが初監督にして、製作、共同脚本、そして主演をつとめる。

すべてのシーンに出演するドン・チードルは、トランペットの吹き方も限界まで練習し、マイルスのあらゆる時代、あらゆるスタイルの音楽を映画に組み込んだとのこと。ラストのライブシーンでは、実際にマイルスとの共演経験もある、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターに加え、現在のジャズシーンで活躍中のエスペランサ・スポルディング、ゲイリー・クラークJr、アントニオ・サンチェスらトップ・ジャズマンたちが集結する。

音楽担当のロバート・グラスパーもまた、マイルスへの敬意を表するに値するサウンドを作り上げ、マイルスが自分の音楽を表現した言葉“ソーシャル・ミュージック”の精神が、映画全般に行きわたり、マイルス・デイヴィスに思いを馳せることができる幻想的な一作となっている。

映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』は2016年12月23日(金・祝)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。

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