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2014年08月30日

「残さず食べなくちゃ♪」橋本愛が“好き嫌い”克服?!映画『リトル・フォレスト 夏・秋』初日舞台挨拶

「残さず食べなくちゃ♪」橋本愛が“好き嫌い”克服?!映画『リトル・フォレスト 夏・秋』初日舞台挨拶

映画『リトル・フォレスト』公式サイト

皆さまから一言ご挨拶


一度都会に出たけれど故郷の山村“小森”に戻り自給自足の生活を送る主人公 いち子役
橋本 愛さん


リトル・フォレスト


(ファンのお客さまから「愛ちゃん、お腹すいた♪」のかけ声が♪)
橋本さん「どうしよう、わたし(笑)はじめまして、いち子を演じました橋本です。」
「今日は、この映画を選んで劇場に足を運んでいただき、本当にありがとうございます。今こうして(客席の)皆さんのお顔を見て、やっと「届いたのかもしれないな」と今ちょっとホッとしている気持ちです。今日は楽しんでいってください。」

いち子の幼馴染、ユウ太役
三浦貴大さん



三浦さん「この映画は本当に1年かけて撮影したんですけど。撮影に1年かけるというのは、今の撮影スタイルからしてかなり珍しい事で、僕にとっても思い入れの深い映画になりました。今日はこんなにたくさんの皆さんに見て頂いて本当に幸せです。ありがとうございます!」

いち子の幼馴染で親友のキッコ役
松岡茉優さん



松岡さん「皆さん、こんにちは~。私、この新宿ピカデリーは大好きな劇場で、よく来るんです♪愛とも、先週くらいかな…一緒に来て。思い出の劇場なので、短い時間ですが皆さんとお会いして、お話できてとても嬉しいです。今日はよろしくお願いします。」

小森にあるキャンプ場の管理人で、ユウ太のよき兄貴分でもあるシゲユキ役
温水洋一さん



温水さん「皆さん、こんにちは!本日はお暑い中、こんなに沢山お集まり頂きまして本当にありがとうございます。」
「この『リトル・フォレスト 夏編』は、僕はちょうど一年前の今頃8月終わり頃に撮影していたんですが、その後に秋編も同じロケ地で撮影を行って“二つの季節をまたいで”風景を感じることができ、とてもステキな時間でした。」


本作では今後につづく重要な展開を導いた、いち子の母 福子役
桐島かれんさん



桐島さん「こんにちは。スローライフやスローフードといった言葉が吹っ飛んでいってしまうような、実に根源的な…食べること、そして生きることを、とても楽しく、豊かに、美しく描いた作品です。わたし、実はあまり演技の経験はないんですが(笑)素晴らしい映画に参加することが出来て大変光栄に思っています♪」
「今回は、春・夏編…ですよね?」(隣から松岡さんが『夏・秋編』です♪)「お!次が『冬・春編』ですね(笑)私もまだ観ていないんですが、ぜひ楽しみにしていて下さい。」

本作監督を努められました
森淳一監督


森監督「こんにちは、今日はお暑い中この映画のために足を運んで頂きまして、ありがとうございます。」
「この映画は、去年の5月から今年6月まで約1年をかけて撮影しました。完成したのは今年の春でしたが、映画はお客さまに見て頂くために作ってますので、こうして映画をご覧頂いてはじめて完成だと思っています。そういった意味でも、今日はこうして沢山の皆さまに観て頂けて、とても嬉しく思っています。ありがとうございます!」


登壇者の皆さんへのご質問


森監督へのご質問「約1年に渡るロケ地での撮影、長期間にわたって自然とともに撮影していくというのは如何でしたか?」


リトル・フォレスト

森監督「映画には色々と種類があって、撮影所でセットに入って天候に関係なく撮影できる作品もいっぱいあると思います。けれど今回はオールロケですので、天候に左右されながらも、その時々でしか得られない食材、その時々にしか出会えない季節をレンズに収めようと思いながら撮影してましたので、いつになったら作物が実るのか、いつになったら山が紅葉になるのか…そういった事のタイミングを見図りながら撮影していく事が一番大変でしたね。」

「撮影は一年通して行っていましたが、東京に戻ったり、ずっとロケ地に居られるわけではない。あるスタッフはロケ地の岩手県奥州市に住民票を移してズッと住み込んだんですが、彼から「グミの実が赤くなってきたから撮影のチャンスです!」とか情報を聞きながら撮影を行っていました。」

橋本さんへのご質問
「ご自身が食べる食材を、イチから育てて収穫し、そしてお料理して食べる!という今回の芝居を通して、これまで“好き嫌い”が無くなったそうですが?」



リトル・フォレスト

橋本さん「どれもすごく美味しくて♪私がこれまで苦手だったものも(撮影で)食べる必要があって、実際に口にしてみたら「あ!全然大丈夫だ」ってなりました。そこから東京に戻って同じ食材の料理を食べても大丈夫になって…そんな経験が何度もあって「あ、良かったな♪」ってすごく思いました(笑)。」

ちなみに、これが克服できた!って食材は?
橋本さん「なんだろ…「わらび」とかですね!ああいう(見た目の)“得体のしれない”ものが苦手なんですよね(笑)これ食べても大丈夫なんだろうか?とか思っちゃうので…。でも今回食べてみたら「美味しいんだ♪」って気付きました。」

「それに、出てくる野菜の背景をすごく考えるようになりました。このタマネギは農家の人が朝から農作業をして…っていう、この場に出されるまでの過程をすごく考えるようになって「残さず食べなくちゃ♪」って思うようになりました。この歳になって、ちょっと恥ずかしいんですけど(笑)」

三浦さんへのご質問
「とても見事な手さばきでイワナをさばいていらっしゃいますが、普段はお料理をしますか?」



リトル・フォレスト


三浦さん「料理はたまにするんですけど…魚を上手くさばけたのは昔 寿司屋でバイトをしてた経験があったので(笑)考えてみたら映画でさばいたのは川魚なんで、ちょっと関係ないかもしれないけど?!」

松岡さんへのご質問
「普段から橋本さんと仲のいい松岡さん、今回は幼馴染の親友役でしたが如何でしたか?」


リトル・フォレスト

松岡さん「愛が15歳、私が16歳の時に出会って以来、愛とは今回が3回目の共演になるんですが、はじめて“笑い合える”役がもらえて、今まで溜まっていたものが爆発しましたね!」

「愛が私の目の前に物を置いて、私がそれをすくうっていうシーンだけでも…ちょっと置く場所がズレるとすくい難いんですよ!それを一番いい角度でスッと出してくれて…パッとすくってOK!みたいな“阿吽の呼吸”が何度もあって。」

「笑いながら話しているシーンはもちろん、本当に小さなことから、宿舎に帰って一緒にお風呂に入ったり、愛と1日中一緒にいられる撮影期間はとっても幸せでした♪」

温水さんへのご質問
「ロケ地では岩手県奥州市地元の方々とも共演されたそうですが、皆さんとの交流は如何でしたか?」


リトル・フォレスト

温水さん「本当にたくさんの方から映画に協力頂きました。撮影中の炊き出しや差し入れにも、普通のロケ弁当ではなくて、地元の方が採られた山菜が入ったおにぎりや、夏には冷たいそうめんなんかを差し入れして頂いて。そういう意味でも、この映画を作る上ですごくステキな環境を用意していただいたな、と感じました。」

「地元の方に、たくさんエキストラとして出演して頂いていて。まったく演技ははじめての地元の人たちが、すごく“自然体”で演技されているのを見て…芝居をしてる自分が恥ずかしくなるくらい(笑)すごく自然な演技で。こういう自然な言葉があるんだな、ってボクも勉強になりましたね。」

桐島さんへのご質問
「映画をご覧いただいた方は、きっと「田舎に、こんなに美しい親子がいたなんて!」って驚いてると思います。橋本さんとの共演はいかがでしたか?」


リトル・フォレスト

桐島さん「私は娘が三人いるんですが…愛ちゃんは娘より若いんですよね?」(橋本さん「18歳です♪」)「なのに一切“浮ついた”感じがなくて、とてもしっかりした女の子だな、と思っていました。」

「いち子とイメージが重なっていて、すごく静かなんだけど強い。秘めたエネルギーを胸の中にフツフツと沸かしているような(笑)イメージがあります。」


この日は、8月31日…つまり「や・さ・い」の日が翌日という事で、野菜ソムリエの皆さんが旬の野菜を使って「夏」「秋」のイメージを表現した、おいしそうでベジフルフラワーのブーケをプレゼント♪


リトル・フォレスト


橋本さん「意外と重くてビックリ(笑)大地の力強さを、こうやって表現できるんだな…って感動してます♪」

現在、2015年2月14日(土)公開に向けて、仕上げ作業中の『リトル・フォレスト 冬・春』編の見どころを森監督から一言


森監督「やっと編集が終わって、これから音を入れようかなって段階まできています。夏と秋の風景も美しいですけど、冬も春もさらにパワーアップして美しい風景を撮影できました。それぞれの季節にあった、その土地ならでは料理がまたたくさん出てきます。」

「この作品をご覧になると、途中でまた松竹ロゴが出てきたり(笑)一話一話が分かれていて「なんだろう?」って思われた方もいるかもしれません。夏・秋・冬・春の4本で一つの作品になりますので、ぜひ2月公開の「冬・春」もご覧になって下さい。今日はありがとうございました!」


映画『リトル・フォレスト 夏・秋』編はただいま大ヒット上映中!
映画『リトル・フォレスト 冬・春』編は2015年2月14日(土)公開!

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