実は深い内容の『未来世紀アマゾネス』!ヌードの女戦士が脱ぐ、闘う!

実は、今回紹介するのは劇場公開作品では無い。5月2日よりDVDレンタルが開始された、オリジナルビデオ作品にして問題作。それがこの『未来世紀アマゾネス』だ。

http://store-tsutaya.tsite.jp/item/rental_dvd/083673559.html

レンタル店の棚で見たら、思わず手を伸ばさずにはいられないそのジャケットデザイン!記事のタイトル通り、半裸の女戦士達が文字通り地球の未来を賭けて闘うという本作を、今回はDVDリリース前のイベント上映で鑑賞してきた。

伺ったイベントは、阿佐ヶ谷ロフトAで定期的に開催されている「東京電撃映画祭」。

4月29日に開催された第16回のこのイベントで、監督・出演キャストによる生オーディオコメンタリー付き!という理想的な上映での鑑賞となった本作だが、果たして過激なジャケットデザイン通りの内容だったのか、それとも?

予告編

ストーリー

荒廃した未来世界。“女尊(アマゾン)シティ”にやって来た、マキとシンジの科学者夫婦。そこは女族アマゾネスが支配する、女だけの都市国家だった。異性間のセックスは禁止。男は人工授精用の精子を採取された後、殺されるか奴隷になるか…。そんな独裁政権を倒し、男女間の恋愛を復活させようとするレジスタンスと、女族アマゾネスとの対決に巻き込まれていく二人の運命は……。

ハダカと残酷が売り物の映画と思わせて実は!その深い内容と変わらぬ監督の主張とは?

長期に渡る傑作映画『レイプゾンビ』シリーズで、荒廃した近未来社会の極限状況下における、男女の関係・恋愛を描き続けて来た友松直之監督が、新たに世に問う問題作、それがこの『未来世紀アマゾネス』だ。

友松直之監督作品の特徴、それはズバリ、ハダカと残酷という、確実に観客の興味を引き付ける内容でありながら、実は毎回確かな主義主張を入れ込んで、常に観客の予想を遥かに超えた傑作を生み出して来る!という点。

事実本作でも、終盤のアマゾンシティ襲撃における、キャストの意外な真剣さと迫力に、それまで油断して見ていた観客は思わず身を乗り出すことになる。

もちろん、「え、それはあまりに唐突な?」というトンデモ展開や、血しぶき飛び散る残酷描写も見所なのだが、実は本作にはそれだけでは無い魅力があるのだ。

本作の舞台となる女尊(アマゾン)シティには女しかおらず、男は男であるというだけで罪であり、ペットとして生かされるのはイケメンだけでそれ以外は屠殺され缶詰の材料、つまりたいていの男は文字通り女の食い物にされてその命を終えるという設定。

友松直之監督の作品に度々描かれてきた「女性の身勝手さ」と、「犠牲になるのは男である」という主張が見事に炸裂するラストまで、最初はある種の先入観で見始めた観客をも、最後にはその作品世界に強引に引きずり込むその面白さ!

普段、「この手の映画はちょっと……」そう思っている方にこそ、是非見て頂きたい作品。男性だけで無く、女性にも是非オススメします!

最後に

ポスタービジュアルと予告編の印象からは、ハダカとグロの低予算映画、そんな印象を持たれる方が多いと思うが、友松直之監督の前作である『KINBAKU 緊縛』にも代表されるように、常に観客の予想を完全に覆すその内容と、作品の根底に流れる決してブレない彼の主張は、見た人々を確実に虜にしてきた。劇場での公開と違い、オリジナルビデオとしてレンタル出来る本作は、より多くの観客に見て頂き易くなっているので、ジャケットのデザインに惹かれた方、「何か面白そうかも?」と興味を持たれた方は、是非レンタル店でパッケージを手にして頂ければと思う。

実は本作『未来世紀アマゾネス』のサイドストーリーとしての姉妹編『未来戦士アマゾネス」も、6月にリリースされることが既に決定している。

それを記念して、来る5月27日の深夜0時より、阿佐ヶ谷ロフトAにおいて開催される「第17回・東京電撃映画祭」において、『未来戦士アマゾネス』の上映と出演キャストによるトークイベントが行われる。

本編を上映しながらの生オーディオコメンタリーに加え、なんと当日の入場者には、リリース前の『未来戦士アマゾネス』DVDがもれなくプレゼントされるとのことなので、興味を持たれた方は是非会場へ!

(「第17回・東京電撃映画祭」詳細は下記のリンクからご確認を)
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/65212

(文:滝口アキラ)

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    ライタープロフィール

    滝口アキラ

    滝口アキラ

    滝口アキラ 映画ライターにしてブルース・リー研究家。主な著書に、「ブルースリー超全集」「俺たちのジャッキーチェン」「俺たちの007」などがある。映画のコミカライズや、日本オリジナル映画主題歌などの、「失われた映画カルチャー」にも造詣が深く、TBSラジオ「ウイークエンドシャッフル」へのゲスト出演、今関あきよし監督作品への声優出演、更には「実際に映画に出演する映画ライター」として、現在「毎月1本必ず映画に出る」をノルマに活動中。その抜群の企画力と、交友関係の広さには定評がある。

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