ベビレ・大矢梨華子、淡い恋心に感涙…!|ベイビーレイズJAPANのニワカ自己見 1限目

音楽、文学など、時代を作り出していくカルチャーには、言わずと知れた「名作」が数多く存在する。それらは、火に薪をくべるかのごとく、人から人へと伝え継がれることで、カルチャーの根底を支え続けている。そして、それは映画も、アイドルも然りである。

そこで、アイドル「ベイビーレイズJAPAN」と映画情報サイト「シネマズ by 松竹」が強力タッグ!映画とアイドルがコラボした「名作」を振り返る企画が、今ここに立ち上がる!

その名も「ベイビーレイズJAPANのニワカ自己見」。

この企画は、ベイビーレイズJAPANのメンバーから1人、先生役を担い、彼女たちが触れることが無かった、アイドル×映画の名作を鑑賞。“にわか仕込み”な先生=にわか先生になり、メンバーの1人を生徒役として、その作品の魅力ついて語るもの。

今回、ベイビーレイズJAPANのメンバーから、にわか先生となるのは、“りこぴん”こと大矢梨華子。そして、生徒役は林愛夏。果たして、にわか先生の授業はどうなるのか?

※本記事は、ネタバレを多く含みます。ご注意ください。

淡い恋心は引き離されて…

ベイビーレイズJAPAN 野菊の墓 映画

大矢:じゃ、はじめるよ!今回、私が紹介するのは、松田聖子さん主演の『野菊の墓』です!

愛夏:松田聖子さん!アイドル界の大御所だよね。

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大矢:そう!DVDのジャケットを見ても分かる通り、この作品は現代劇ではなく、少し昔の時代を描いた作品で、一番の見どころは、松田聖子さん演じる民子さんと、桑原正さん演じる政夫さんの2人の淡い恋なんだ。

愛夏:淡い恋?

大矢:民子さんは17歳の女の子で、政夫さんは15歳の男の子。2人は、元々血の濃いいとこだと言われてるんだけど、小さい頃から、ずっと仲良しの2人が、政夫さんが15歳で中学に上がることで事件が起きるの。

愛夏:15歳で中学生なんだ。

大矢:今と違うよね。それだけ時代背景が違うってこと。それで、民子さんは政夫さんの身の回りの世話をしてるんだけど、徐々に2人がお互いのことを「好きかも!」って意識していくの。

愛夏:そういうのいい!

大矢:幼馴染で仲良しやから、相合傘で帰ったりして。そしたら、それを見かけた同級生が2人をからかって、相合傘の落書きに2人の名前を書くの。

愛夏:学生のいたずらって感じ。それで2人は盛り上がるってこと?

大矢:違うの。それをきっかけに、政夫さんのお母さんが、中学にあがる大事な時期に、もっと勉強に熱心になりなさいって注意するの。民子さんにも、もっと家の掃除やお裁縫を熱心にしなさいと。2人を遠ざけて、引き離そうとするのね。

愛夏:えー悲しい。

大矢:周りの大人もからかったりするもんだから、2人はどんどん会いづらくなって、政夫さんが中学に上がることで、政夫さんが実家を出ることになるんよ。

愛夏:ああ……。

大矢:それで、民子さんはすっかり寂しくなって……。そんなタイミングで、民子さんに縁談の話が来るの。しかも会ったことも無い相手ね。

愛夏:いわゆるお見合い結婚だよね。

大矢:そう。当時は自分たちの意志だけでは結婚できないことも当たり前で、民子さんは泣きながらも最終的に結婚することになるんよ。

引き離された2人の恋の行方

ベイビーレイズJAPAN 大矢梨華子

大矢:結婚式当日、白無垢を着た民子さんは、馬車に乗って嫁ぎ先へ向かうのね。この松田聖子さんが、衣装の綺麗さもあるんだけど、悲しいシーンだからこそ、さらに美しさが際立ってて。

愛夏:それで?それで?

大矢:そこで、政夫さんの家のお手伝いをしていた樹木希林さん演じるお増が、民子さんが結婚することを政夫さんに教えてしまって。それで、政夫さんが民子さんのところに向かうんよ。

愛夏:わーーー!!

大矢:そこでここが大事なシーンなんだけど民子さんに会った政夫さんは、最初止めようするけど、周りの大人に止められてしまうん。それでせめてもと、政夫さんは手に持ってたりんどうの花を渡して、それを受け取って民子さんは嫁いでしまうの。

愛夏:悲しい……。

ベイビーレイズJAPAN 映画連載

大矢:タイトルの由来になっている政夫さんの「民子さんは野菊のような人だ、だから僕は野菊が大好きだ」という言葉を象徴するように、政夫さんが花で感情を表現するのは、本当に素敵で。それがすごくいいの。

愛夏:それで物語は終わりなの?

大矢:ううん。ここからがさらに悲しいというか。

愛夏:え?!ハッピーエンドじゃないの?

さらに訪れる悲劇

ベイビーレイズJAPAN 映画コラム ニワカ自己見

大矢:民子さんは、嫁ぎ先で、お姑さんに政夫さんが好きなことを知られてしまっていて、それを責められたり、悲しいことが続くの。それでも、子供を授かるんだけど……流産をしてしまい、それが原因で亡くなってしまうのね。

愛夏:え……亡くなるの……。政夫さんは?

大矢:政夫さんは、それを電報で知るの。今だったらメールやLINEだけど、当時は電報だったのね。それで、実家に帰ってきたら、お母さんが「どうして2人を引き離してしまったのか……」と、後悔して…。

愛夏:今さらだよ……。

ベイビーレイズJAPAN 林愛夏 ニワカ自己見

大矢:それで、民子さんが政夫さん宛に書いたという手紙があって、そこに”りんどうの花”が挟まってるの。

愛夏:ずっと大切にしてたんだ……。

大矢:最後まで2人とも好きで、引き離されても終わることの無かった淡い恋心が描かれているのが、この作品です。自分はこういった恋愛を経験できなかったけど、涙するほどの恋愛は経験してみたかったなと。この人のためになら死んでもいいと思える人に出会いたかったと。

愛夏:先生、まだこの先も人生長いから(笑)

大矢:観てもらうとわかるけど、これは10代にしか味わえないものやと思う。手をつなぐとかもせず、ただプラトニックに思い合う。こういう恋愛いいなって。時代背景は昔だけど、この淡さは今の私たちでもすごく心に染みるよね。

愛夏:一番印象に残っているシーンは?

ベイビーレイズJAPAN 野菊の墓 感想 松田聖子

大矢:民子さんが、廊下を雑巾がけするシーン。政夫さんが部屋で寝てて、部屋の前を雑巾がけするたびに「政夫さん起きて」「政夫さん、お寝坊さん」っていいながら、部屋をノックするの。それで最後に「コケコッコー!政夫さん、起きて」って鶏の真似をするんだけど、それがもう可愛いの。

愛夏:かわいい!

大矢:なかなか起きない政夫さんの見かねて扉を開けたら、政夫さんが本当は起きていて、陰に隠れて民子さんを驚かすのね。それが本当にお茶目で。

愛夏:若いなー!私たちも、そんなに変わらないけど(笑)

大矢:ちなみに政夫さんを演じた桑原正さんは、一般応募のオーディションを勝ち抜いて役を獲得した人で、今は役者さんじゃなくて、旅行会社につとめてるの。

愛夏:意外な豆知識きた!

大矢:松田聖子さんって、当時から人気アイドルだったから、それはもうファンからしたら羨ましい話なわけ。それにしても、松田聖子さんの可愛さのレベルが高すぎる。

愛夏:今もお綺麗だけど、当時もすごいよね。

大矢:今は自分がアイドルになりたいと言えばアイドルになれる時代だけど、この時代は本当に選ばれた人しかアイドルになれなかった。顔は可愛いし、歌は上手いしって全てが揃ってないと、アイドルになれなかった時代だから、私はこの時代で良かったなと(笑)

愛夏:先生、そんなことないです(笑)

大矢:いや、当時だったら本当にテレビで観ている側でしかなかっただろうなって。今回、こうして作品を観て、ファンションとかすごく勉強になった。私も聖子ちゃんカットしてみたいなって。

愛夏:先生、質問です!政夫さんは民子さんにとって年下ですが、先生は年上、年下どっちがいいですか?

大矢:男性は、女性に比べて精神年齢が低いって言われるから、ずっと年上がいいかなと思っていたけど、この作品を観て年下もありだなって。

愛夏:先生より年下って……

大矢:うん。そうなると未成年になっちゃうから、まだ年上かな(笑)

大矢:描かれている時代背景は今と違うけど、恋愛というものは時を経ても、変わらないって思いました。若い世代が観たら、ピュアな恋愛に憧れるし、お父さん世代が観たら、もう一回、奥さんへのピュアな気持ちを思い出してもらえるかなって。悲しいお話ではあるけど、誰しもが心の奥底に抱く、ピュアな恋愛が描かれている名作。ぜひ、みなさんにも観て欲しいです。以上、本日の授業はこれまで!

愛夏:先生、ありがとうございました!

ベイビーレイズJAPAN 野菊の墓 松田聖子 ニワカ自己見

本日4月2日(日)25時5分から、テレビ東京にてベイビーレイズJAPANのレギュラー番組「浅草ベビ9」がスタートします!浅草を中心とした下町ロケバラエティ番組です。番組MCにはバイキング・小峠さん、三四郎・小宮さん!ぜひ、番組もチェックしてください!

「浅草ベビ9」ウェブサイト
http://www.lespros.co.jp/special/bebi9tv

『野菊の墓』ちょびっと補足

1981年度作品『野菊の墓』は、伊藤左千夫の同名小説3度目の映画化。このとき既にアイドルとしての人気を勝ち得ていた松田聖子(当時19歳)の主演映画デビュー作でもあり、ここでは女の子たちの間で流行していた“聖子ちゃんカット”を封印し、原作通りにおでこを出して初々しく好演しています。

同じくこれがデビューとなった澤井信一郎監督は、端正な中に艶を湛えた本作の演出が大いに認められ、この後薬師丸ひろ子主演『Wの悲劇』(1984)や原田知世主演『早春物語』(1985)などの名作を発表していきました。

この作品の中で大矢先生は、民子が政夫よりも年上の従姉であることを気に病んでいることに着目し、生徒の愛夏さんもその部分に大いに乗ってきます。その通り、本作は恋愛に数多くの制約があり、女性が男性より年上であることも弊害になってしまう、そんな時代の悲劇と、それゆえの純粋な想いを描き得ているのでした。

by 増當竜也

出演:ベイビーレイズJAPAN 大矢梨華子&林愛夏
企画・構成 黒宮丈治/写真・HIRO SATO/監修・増當竜也
協力(メガネ):T.G.C. Tokyo Glass Companyhttp://www.tgc-shops.com/

2017年4月2日(日)地上波レギュラー番組スタート

テレビ東京「浅草ベビ9」毎週日曜 25:05〜25:35
下町ロケバラエティ番組!MCにはバイきんぐ 小峠&三四郎 小宮が登場!
http://www.lespros.co.jp/special/bebi9tv/

2017年4月9日(日) 開演17時 @日比谷野外音楽堂

ベイビーレイズJAPAN 野外ワンマン3連戦
“晴れも!雨も!大好き!!” 日比谷でクレイジーピクニック
チケット:税込¥3,900(チケット発売中)
http://www.lespros.co.jp/special/babyraids/yaon/2017/

ベイビーレイズJAPAN 13thシングル「バキバキ」 集合

2017年5月10日(水)発売

ベイビーレイズJAPAN 13thシングル「バキバキ」
地上波TVレギュラー番組がスタートするベイビーレイズJAPANの2017年第一弾シングル!
4月9日の日比谷野外音楽堂を皮切りに、熱戦必至の野外ワンマンライブ3連戦も開催決定!
初回盤AのBlu-rayは昨年末に赤坂BLITZで2日間にわたり開催されたライブ映像を激選収録。

●初回盤A [CD+Blu-ray] PCCA-04518/本体価格¥4,352 【税込¥4,700】
●初回盤B [CD+DVD] PCCA-04519/本体価格¥1,667 【税込¥1,800】
●通常盤 [CD Only] PCCA-70501/本体価格¥926 【税込¥1,000】
https://babyraids.lespros.co.jp/news/detail/12032

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