ベビレ・大矢梨華子『ラブ・ストーリーを君に』で涙した「恋」と「愛」

アイドル「ベイビーレイズJAPAN」と映画情報サイト「シネマズ by 松竹」が強力タッグ!映画とアイドルがコラボした“名作”を振り返る企画「ベイビーレイズJAPANのニワカ自己見」

この企画は、ベイビーレイズJAPANのメンバーから1人、先生役を担い、彼女たちが触れることが無かった、アイドル×映画の名作を鑑賞。“にわか仕込み”な先生=にわか先生になり、メンバーの1人を生徒役として、その作品の魅力ついて語るもの。

8回目となる今回は、ベイビーレイズJAPANのメンバーから“にわか先生”になるのは、“リコピン”こと大矢梨華子。そして、“りおトン”こと渡邊璃生が生徒役になります。果たして、今回のにわか先生の授業はどうなるのか?

※本記事は、ネタバレを多く含みます。ご注意ください。

14歳と22歳の「恋」

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大矢:やっぱり先生って緊張するね(笑)今回、りおトンに紹介するのは『ラブ・ストーリーを君に』です!この作品が公開されたのは、昭和63年です。

渡邊:何年前??

大矢:昭和63年は、1988年だから29年前だね。2000年生まれのりおトンからしたら、ずいぶん昔に感じるかもね。

渡邊:うん、ピンと来ない。

大矢:そうだよね。この作品は、後藤久美子さんが演じる由美ちゃんという14歳の女の子と、仲村トオルさん演じる、教師を目指す大学生の明(アキラ)さんの、2人の物語なの。

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渡邊:ちょっと年齢差があるけど、恋愛モノなの?

大矢:そう。元々由美ちゃんが小学生の時に、明さんが家庭教師をしていたのが最初の出会いで、それから時を経て、14歳になった由美ちゃんが明さんに、新宿駅でばったり再会したことで恋が始まるの。

渡邊:いいね!それはキュンとしちゃう。

大矢:そうなの!14歳といえば、ベイビーレイズJAPANの中ではりおトンが、一番年齢が近いよね。14歳で、22歳の男の人って大人に感じる?

渡邊:周りにそれくらいの年齢の人が沢山いるから、そこまで年の差を感じないかな。

大矢:うんうん。この映画の中でも、由美ちゃんも同じように、年齢差を感じてなくて、純粋に恋してしまうの。由美ちゃんは元気で明るい、可愛らしい女の子。だけどね、白血病になってしまって、余命半年と宣告されてしまうんだ。

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渡邊:えー!!

大矢:それでね、由美ちゃんのお母さんが、由美ちゃんにとって一番幸せなことはなんだろうと考えた結果、選んだのが「恋」だったの。

渡邊:どうして?

大矢:中学2年生で残り半年だから、高校生にもなれない。社会人になって仕事をすることもない。じゃあ思春期の今、一番幸せなことと考えた結果が「恋をする」ことだと。

渡邊:相手は明さん?

大矢:そうだね。由美ちゃんが、家にいるときにお母さんに「新宿でばったり再会したとか」明さんのことを嬉しそうに話すの。

渡邊:歳が離れているのに、お母さんは賛成なの?

大矢:最初は反対していたよね。やっぱり年齢が引っかかるし、元々は家庭教師だったわけだし。

渡邊:そもそも未成年と成人って犯罪じゃないの?

大矢:今だったら、すぐにニュースになっちゃうよね(笑)

渡邊:うん(笑)

大矢:だけどね、由美ちゃんの気持ちを知って、恋の相手は明さんだと決めて、お母さんは明さんに「由美と恋をしてくれ」と頼みにいくの。

渡邊:明さんも由美ちゃんのことが好きだったの?

大矢:うんん、そうじゃなかったの。だけど、お母さんに頼まれて、そこから悩みながらも、由美ちゃんと一緒にいるうちに、明さんも由美ちゃんに惹かれていって、結局2人は恋に落ちるわけです。

渡邊:おめでとう!

流行が一周回って、今また新しい

大矢:映画の中の由美ちゃんと同様に、後藤久美子さんもこの時14歳ぐらいだったんだけど、その年齢に見えないくらい整っているというか、完成しているの。それでね、その可愛さをさらに引き立てたのが、由美ちゃんが着ているファッション。

渡邊:どんな感じなの?

大矢:特徴的なのが、ワンピース。今で言う「ミモレ丈」っていう、膝下ぐらいのスカート丈で、大きな白襟がついたタイプなの。

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渡邊:ちょっと、レトロちっくなやつね!

大矢:今だとそう感じるよね。当時は若者が真似したいファッションだったのかなと。例えば、この前メンバーのなおすけ(高見奈央)が『ラ・ラ・ランド』を観た後に、エマ・ストーンさん演じるミアちゃんの格好を真似したじゃん。あんな感じで、当時の人達は由美ちゃんの格好を真似したいと思ったんじゃないかな。

渡邊:あるよね、そういうの。

大矢:今観ても、とてもオシャレと思ったんだけど、ファッションの流行は一定期間でループするっていうから、ちょうど今がまたオシャレだと感じるタイミングなのかなと。

偉大なる母の「愛」

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大矢:この作品は、主人公2人の「恋」が物語の大きな軸だけど、それと同時に、母親の「愛」も大きなテーマだなと思ったの。りおトンは、お母さんのこと大好きだったよね?

渡邊:大好き!

大矢:私もお母さんのこと大好きで、上京してからもよく電話で話したりするのね。だから、なおさら感じたのかもしれないけど、女性の強さというか、母の強さがとても色濃く現れている作品だなって。

渡邊:どうして?

大矢:自分の娘が、14歳で亡くなるってなったら、当然手放したくないし、1秒でも多く一緒にいたいと思うのが普通じゃない?

渡邊:うん、そうだと思う。

大矢:だけど由美ちゃんのお母さんは、本人の幸せを願って、「恋」をさせてあげようとする。それが自分の「愛」だから。そして、由美ちゃんの前では、一度も涙を流さないの。

渡邊:強いね。

大矢;だけどね、私も思わずもらい泣きしたシーンがあって、由美ちゃんの前では笑顔だったお母さんが、自分の部屋に入った途端、倒れ込むように号泣するの。

渡邊:わあ……。

大矢:私も21歳になって、同世代でお母さんになっている人もいるし、もし自分が母親だとしたら、自分はここまで出来るだろうかと考えながら、思わず感情移入してしまったんだよね。

美少女ブームの元相・後藤久美子

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大矢:りおトンは、「全日本国民的美少女コンテスト」って知ってる?

渡邊:上戸彩さんや武井咲さんが出身のやつだよね。

大矢:そうだね。このコンテストは、オスカープロモーションが「第2の後藤久美子」を探すという目的で開催したのが最初。つまり後藤久美子さんは、美少女ブームの元祖なわけ。

渡邊:そうなんだ!

大矢:だけど、映画を観てビックリしたのが、その美少女で、かつ当時14歳だった後藤久美さんが、大学生のコンパに参加してビールを一気飲みするシーンがあるの。今だったら、未成年にそんな演技をさせるとか、大変なことになっちゃうよね。

渡邊:確かに、今では考えられないよね。

大矢:この時代だからこそ出来たことだなって。そういった点で観ると、そこにエンターテイメントの自由さを強く感じたよね。

「恋」と「愛」で自然と溢れる涙

大矢:前回紹介した松田聖子さん主演の『野菊の墓』という作品。メガホンをとったのが澤井信一郎監督で、今回の『ラブ・ストーリーを君に』と同じ監督なの。

渡邊:敢えて選んだの?

大矢:ううん(笑)選んだら、偶然同じ監督の作品だった。

渡邊:えー(笑)

大矢:同じ監督だからか、台詞をハッキリ言うところとか、観終わった後に、演技の面で似ているなと感じることが結構あったのね。それと、2つとも最後がとても悲しいんだよね。

渡邊:ハッピーエンドじゃない?

大矢:由美ちゃんと明さんは、途中喧嘩したりとかもありつつ、明さんが山岳部だったのもあって、由美ちゃんは一緒に北アルプスの山に登りたいと願うの。

渡邊:病気は大丈夫なの?

大矢:そう思うよね。これはDVDのジャケットにもなっている重要なシーンで、物語的には最後のほうになるんだ。

渡邊:それって……

大矢:とても切ない終わりだね。だけど、これ以上のネタバレはナシで! 2人の「恋」と、母親の「愛」、この2つに自然と涙がポロポロ出てきます。全体を通してとても素敵な作品なので、最後が気になった方はぜひ観て欲しいです。以上、今回の授業はこれまで!

渡邊:ありがとうございました!

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■ベイビーレイズJAPAN、地上波レギュラー番組オンエア中!

テレビ東京「浅草ベビ9」毎週日曜 25:05〜25:35
下町ロケバラエティ番組!MCにはバイきんぐ 小峠&三四郎 小宮が登場!
http://www.lespros.co.jp/special/bebi9tv/

『ラブ・ストーリーを君に』ちょびっと補足

『ラブ・ストーリーを君に』はディディエ・ドウコワンの『眠れローランス』を原作に、翻案映画化したもので、1988年3月5日に劇場公開されました。

主演の後藤久美子は役柄と同じく、当時中学2年生。1986年のNHKドラマ「テレビの国のアリス」で注目を集め“国民的美少女”として人気が高まる中での映画デビュー作となりました。相手役の仲村トオルも当時は役柄と同じ大学4年生。また『ビーバップハイスク-ル』シリーズで既に若手人気スターの座を獲得していた彼にとって、本作はツッパリから普通の青年役への挑戦としても話題を集めました。

白血病に侵された少女と元家庭教師の悲恋ものではありますが、監督が『野菊の墓』で松田聖子を、『Wの悲劇』で薬師丸ひろ子、『早春物語』で原田知世を女優として大きくステップアップさせた澤井信一郎監督だけに、単なる難病ものの域を超えたみずみずしくも映画的躍動感に満ちた演出を披露。大矢先生が指摘しているように、主演の若者たちを取り巻く大人たちの機微をきっちり描いていることも、勝因のひとつではあるでしょう。

(by増當竜也)

出演:ベイビーレイズJAPAN 大矢梨華子&渡邊璃生
企画・構成 黒宮丈治/写真・HIRO SATO/監修・増當竜也

ベイビーレイズJAPAN13thシングル発売決定!

2017年5月24日(水)発売
ベイビーレイズJAPAN 13thシングル「バキバキ」

地上波TVレギュラー番組がスタートするベイビーレイズJAPANの2017年第1弾シングル!4月9日の日比谷野外音楽堂を皮切りに、熱戦必至の野外ワンマンライブ3連戦も開催決定!初回盤AのBlu-rayは昨年末に赤坂BLITZで2日間にわたり開催されたライブ映像を激選収録。

●初回盤A [CD+Blu-ray] PCCA-04518/本体価格¥4,352 【税込¥4,700】
●初回盤B [CD+DVD] PCCA-04519/本体価格¥1,667 【税込¥1,800】
●通常盤 [CD Only] PCCA-70501/本体価格¥926 【税込¥1,000】
https://babyraids.lespros.co.jp/news/detail/12032

ベイビーレイズJAPAN 野外ワンマン3連戦

第二戦@稲毛海浜公園野外音楽堂
“晴れも!雨も!大好き!!”海辺で有頂天バカンス

2017年6月24日(土)開演13:00

チケット:通常4,500円(税込)/写真集付き8,900円(税込)

http://www.lespros.co.jp/special/babyraids/yaon/2017/

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