「映画館が嫌い」、友人はそう言った。

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「映画館が嫌い」

友人はそう言った。

 

「映画は好きだよ、でも映画館は嫌いだ」

私の友人はそう言った。

 

確かに映画を観る方法は様々ある。DVDでも、テレビでも、今の時代動画配信でも観ることができる。

でも私はこの発言に違和感を抱いた。なぜなら友人は「映画館が嫌い」と言いながらも年に100回以上映画館へ通う映画通だからだ。

 

「何を言ってるかわからないよ」

と私は苦笑しながら返したが、その後返ってきた友人の言葉にはなるほどとさせられた。

 

「椅子に座って映画を観るのは好きなんだ。劇場が暗くなって予告編が始まるとワクワクする。でも映画館そのものにワクワクすることができないんだ。映画館に入って、チケットを買って、時にパンフレットを買ったり飲み物を買ったり。その一連の行動にどうもワクワクできないんだ」

私はなるほどと思った。

 

なぜなら私は高校時代、高校生活に同じようなもやもやを抱いていたからだ。先生にも同級生にも何ら不満は無かった。でもどうも学校に行く朝、ワクワクすることが出来なかった。

その理由が高校3年生になるにつれてわかってきた。

私の地元の駅は古い駅舎でワクワクしない。電車も古い車両に満員電車でストレスしか感じない。そして学校の校舎は建て替えの最中で味気のない設備だったのだ。

それが高校2年生から3年生にかけて、駅舎は新しくなり、電車も新しくなり、校舎も新しくなったのだ。

特に疑問も持たずに当たり前として受け入れていた景色が一変した時、日々の生活もワクワクするようになった。もしかしたら受験が成功したのもそれが要因なのかもしれない。

 

無意識のモヤモヤを友人も抱えているのだろう。

友人はいつも同じ映画館に通っている。その映画館が今度リニューアルするらしい。開放的な印象を持った映画館へ通う日がくれば、きっと友人はもっと映画を愛するようになるだろう。

私はそう願っている。

※この話はフィクションです。

「MOVIX仙台」が開放的な空間にリニューアル

ショートエッセイで始まった本日の記事ですが、今回は新しくなったMOVIXの映画館についてのご紹介。

まずは2017年12月1日(金)にリニューアルオープンした 「MOVIX仙台」。

MOVIX仙台は「私の、家族の、みんなの丘の上テラス」が今回のリニューアルのコンセプト!そのリニューアルぶりは画像でみると一目瞭然!

まずはロビーホール!緑が印象的な明るい空間に生まれ変わりました!

続いてフードショップ!こちらも明るく清潔感のある空間に!メニュー表示も遠くからでもわかりやすいものに変更になってますね。

最後にグッズストア!こちらはウォークインタイプになり、ふらっと立ち寄りたくなる空間になりましたね。

ショートエッセイの“友人”の通う映画館もこんな風になったらワクワクすること間違いなしでしょう!

ちなみに2018年2月中にはシアター内の座席も全席リニューアル予定とのことです!ワクワクが止まりません!

MOVIX日吉津もリニューアル

「MOVIX仙台」リニューアルと同日の2017年12月1日(金)、「MOVIX日吉津」もリニューアルが完了しました。

こちらは自然素材を取り入れて、アースカラーでまとめた広いロビーが特徴的。大型ソファはもちろんのこと、奥にはカフェスペースも設置し、 「MOVIX仙台」とはまた趣の異なる素敵空間が完成しました。

映画を観る楽しさだけでなく、映画を待つ楽しさも感じることのできるリニューアルとこちらはなっています。

映画館そのものが楽しみの空間へ

今回のリニューアル、そのデザインが私たちに与える印象は「映画を観るだけが楽しみとは限らない」ということでしょう。

チケット売り場、ロビーに足を踏み入れたそこからワクワクを感じることのできる素敵空間は、初めて映画館に来た人に新鮮な驚きを与えると同時に、映画館へ通う映画ファンにも改めて新鮮な気持ちを与えることでしょう。

新しくなった「MOVIX仙台」と「MOVIX日吉津」。お近くの方はこの年末年始に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

(文:シネマズ編集部、写真提供:松竹マルチプレックスシアターズ)

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