フォースは誰もが持っている!マスター・ヨーダに学ぶ人生の知恵

最近「スター・ウォーズ」関連の悟りや禅の本が注目されているように、ジェダイっていつもいいこと言いますよね。彼らはその言葉と生き様で、人生を生きぬくための大切な知恵を教えてくれます。

スターウォーズは悟りの教科書 Star Wars is The Bible of Enlightenment

でもアナキンは結局ダークサイドに堕ちちゃうし、若きオビワンもけっこうドジだし、サミュエル・L・ジャクソンが演じたメイスもなんだか頼りなかったりと、ジェダイといえども僕らと同じように迷ったり道を誤ったりはするようです。

そんなときに頼りになるのはやっぱり、ジェダイオーダーの頂点に君臨し、生ける伝説と呼ばれるマスター中のマスター、グランドマスター・ヨーダしかいません!

ということで、マスター・ヨーダが教えてくれる、現代に生きる僕らにも役立つ普遍的な教えをいくつか紹介します。

竜さんの「大切なことはぜんぶ映画が教えてくれた」

「信じられない!」「それが失敗する理由だ」

若きルーク・スカイウォーカーはジェダイの修行中、沼に沈んだX-Wing戦闘機をフォースで引きあげようとして失敗します。そして、

「石とかならともかく、こんな重くて大きなもの引きあげるなんてできっこないよ」

とスネちゃうんです。子供か(笑)!

ヨーダが代わりに引きあげるのを見てルークが「信じられない!」とつぶやくと、

「だから失敗するんじゃ」“ That is why you fail. “

と応えるんですね。

「できないって思ってる奴ができるわけねーだろー」と。

ルークは修行が足りないから失敗したんじゃないんです。信じられないから失敗したんですね。

自動車王フォードも「できると信じても、できないと信じても、どちらも正しい」という言葉を残していますが、これはかなりの真理ですよね。

僕らは自分で思っている以上に、「無意識に」自分には「できない」と「思いこんで」いるものです。

「できるわけないよー」と不安になっている人と「オレにはできる!」とワクワクしている人では、発揮するパフォーマンスが変わるのは当然です。

エピソード7では逆に、主人公・レイが「できる!できる!」と自分に言い聞かせて、初めて乗るミレニアム・ファルコン号を操縦していました。女性カッコイイ!

仕事でも家庭でも、自分で勝手に「できない」って信じこんじゃってることがあなたにもありませんか?

「恐れはダークサイドにつながる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へつながる」

“Fear is the path to the dark side. Fear leads to anger. Anger leads to hate. Hate leads to suffering.”

若きアナキンがダークサイドに堕ちたのは、最愛の母親を亡くした哀しみから生まれた「恐れ」でした。

もう二度と愛する人を失いたくないという恐れがパドメへの執着を生み、その気持ちを理解してくれない他人や世界への怒りに変わり、憎しみに変わり、ダークサイドに堕ちたあげくにパドメは死んでしまう!

こんな苦痛があるでしょうか。

つまり苦痛や苦悩のスタートは「恐れ」や「不安」なんですね。

イライラしてしまうとき、悩んでいるときって、何かを恐れているときなんです。

心に苦痛を感じたら、自分が何を恐れているのかを考えてみると、案外スッキリしたりします。

「心配ばっかしてるとろくなことがないよー」ということですね。

「今ある現実を正しく見つめようとしておらん」

ルークが初めてヨーダに会ったとき、ジェダイになる修行の準備はできているというルークに対

し言った言葉。

「今までずっとおまえを見てきたが、おまえの目は今ではなくはるか未来、地平の彼方ばかり見ておる。今ある現実を正しく見つめようとはしておらん」

「ジェダイになりたい!」という強い欲望ばかりが先に立ち、ジェダイとはどういうものか?自分はどんな人間なのか?どういう状況なのか?ということから目を背けてしまっているんですね。

「準備できてるとか言ってるけど、おまえ本当にわかってんの?」と。

これもよくある僕らが失敗するパターンです。

自分が置かれた境遇や自分の好きなこと、得意なことを考えもせずに、誰かに憧れてみたり、見当違いのことをがんばっても、うまくいくとは限りません。

誰にだって自分だけに与えられた<才能>というギフトがあるのに、それを見ようともせず、欲望に流されたら苦しくなるだけですよね。

ジョージ・ルーカスが映画監督ではなく野球選手を目指していたら、この素晴らしい映画も生まれていないのだもの。

「フォースはお前と共にいるのだ、いかなるときも」

今はフォースという言葉も有名になったけど、1977年にエピソード4が上映されたときは、フォース=理力と訳されていました。

理(ことわり)というのは道理のこと。物事が起こる筋道であり、世界が存在する指針のようなもの。「雨が降れば、濡れる」というアタリマエのこと。

つまりフォース=理力というのは、個人が持つ超能力のようなものではなくて、この世界に最初からある「大いなる自然の力」であり「宇宙を流れるエネルギー」であって、それを完全に理解することで、ジェダイは偉大な力をコントロールしているわけです。

だから僕やあなただって、ジェダイほどじゃなくてもフォースを持っているんです。持っているというか、いつも包まれている。

だからヨーダが言う「フォースはお前と共にいるのだ、いかなるときも」という言葉は、

「お前は一人じゃないよ。みんなに守られてるんだから心配すんな」

という意味なんでしょう。

フォースとともにあらんことを。

他にも様々な名言を残しているマスター・ヨーダ。

ここでは一部を紹介したので伝わりにくい部分もあるんだけど、「エピソード5/帝国の逆襲」あたりを一連の流れで見てみると、ヨーダの言わんとする思想が伝わってくると思います。

僕は心の仕組みや禅のことが好きでよく調べるんだけど、調べれば調べるほど、世界中のあらゆる宗教や思想が同じようなことを言っていて驚きます。

映画でもこの『スターウォーズ』だけじゃなく、以前紹介した『カンフーパンダ』や『マトリックス』シリーズなど、表す言葉は違えど、僕らが幸せに生きていく理(ことわり)は同じなんだなあと感動するんです。

悩んだり迷ったりするときは、たいていひとりぼっちだと思いこんでいるものです。

いつも世界が味方であることを忘れないでいたいですね。

今日も『フォースとともにあらんことを』 “ May the force be with you. “

スター・ウォーズ 禅の教え エピソード4・5・6

(文:茅ヶ崎の竜さん)

    ライタープロフィール

    茅ヶ崎の竜さん

    茅ヶ崎の竜さん

    「30代からの人生をもっと楽しむ!」ための情報を発信するフリーランスブロガー。中高時代は映画監督を目指すも、アメリカ留学直前に心変わりして挫折。「映画は失敗やしくじりもプラスに変えてくれる魔法の芸術」という言葉を胸に、あらゆるジャンルの映画を見ますが、「どんでん返し系」「家族モノ」「奮起して人生やり直す系」が特に大好物。アラフォーになってからは邦画に涙することも増えました。永遠の映画中年!


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