俳優・映画人コラム

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2017年05月24日

意外なチョイ役も!?星野源が演じた&声優した映画、オススメ4選!

意外なチョイ役も!?星野源が演じた&声優した映画、オススメ4選!

夜は短し歩けよ乙女 星野源


『夜は短し歩けよ乙女』アフレコシーンより


(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会


音楽に、執筆に、俳優に、と多才で私たちを魅了する星野源さん。最近では『夜は短し歩けよ乙女』の先輩役を演じてたことも記憶に新しく、「お源さんといっしょ」も大反響となっています。

そんな星野源さんが演じられた&声優された映画の中から個人的にオススメな4作品を今回はご紹介します。

1:『夜は短し歩けよ乙女』


夜は短し歩けよ乙女 ビジュアル


(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会


所属クラブの後輩・黒髪の乙女に恋をした先輩は、なるべく彼女の目に留まる作戦、通称「ナカメ作戦」を実行します。

個性豊かな仲間が巻き起こす事件に巻き込まれながら日々を過ごすものの、黒髪の乙女との関係は外堀を埋めるばかりでなかなか進まず……。

星野源は主役である奥手な「先輩」を好演しています。俳優さんが声優をやるときは、時として違和感を感じることもありますが、この「先輩」はピッタリ!

夜は短し歩けよ乙女 星野源


『夜は短し歩けよ乙女』アフレコシーンより


(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会


もちろん、声色が変わって聞こえるということはなく、星野源が演技している、というのはわかるのですが、それが良い感じなんです。

アニメ自体もクオリティが高いので、これはオススメの映画です。

現在上映中の映画館はこちら
http://www.toho.co.jp/theater/ve/kurokaminootome/

2:『地獄でなぜ悪い』


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激しく対立するヤクザの武藤組と池上組。武藤組の娘であるミツコは映画の主演女優デビューするべく、組をあげてプロデュースしようとしています。

ミツコ(二階堂ふみ)に憧れる橋本(星野源)は、あることから映画監督と間違われ映画を撮影しようとするのですが……。

同作ではものすごく“普通の役”を好演。しかしこの映画は変わった人たちがたくさん出てくるので、普通というのがある意味、一番変わっていて、一番アウトサイダーな役柄とも言えます。

そして、星野源さんが得意とする“情けない役”なのですが、最後の最後に男を見せてくれたり。

また、星野源さん、二階堂ふみさん以外に、國村隼さんや堤真一さん、そして長谷川博巳さんなどなど、豪華キャストが勢揃いしています。

3:『箱入り息子の恋』


箱入り息子の恋



市役所に勤める35歳の健太郎(星野源)は女性と付き合ったことがなく、実家で両親と暮らしています。

健太郎の両親は健太郎のため、親同士が子どもに代わって相手と対面する「代理見合い」を行い、子どもたちをお見合いさせるのですが……。

35歳、独身、女性経験なしという「逃げ恥」の主人公とよく似た設定の主人公を星野源さんが好演。



(C)2013「箱入り息子の恋」製作委員会


「逃げ恥」を見る前にこの映画を見ていたので、「どっかで聞いたことある役をまたやるんだな」と思っていました。

『箱入り息子の恋』はもっと奥手で、自分からはほとんど動けません。奥手で周りがお膳立てをして……。というのが彼のスタイル。

でも、本当にこういう役がよく似合うんですよね、星野源さんって。「逃げ恥」の星野源さんが好きな人はこの映画も確実にツボだと思います。

ちなみにこれが星野源さん初主演の作品でもあります。

4:『ラブ&ピース』


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毎日パッとしない生活を送る鈴木(長谷川博巳)はある日、一匹のミドリカメと出会い、飼うことにします。

ミドリカメにピカドンと名付け可愛がっていましたが、同僚に笑われトイレに流してしまいます。ピカドンは下水道を通って地下に住む謎の老人のもとへたどり着き……。

この作品では声優を担当。何と人間以外の役をやっています。どんな役かというと、下水道で出会う、捨てられたおもちゃたちの一つ。

出番こそ少ないのですが、結構重要な役どころで、ある意味贅沢な使い方をしています。

もしかしたら気がついていない人も多いのではないでしょうか。

とても楽しく、感動的な作品。クセも無いのでみなさんにオススメできる作品です。

まとめ


他にも『69 sixty nine』『ノン子36歳(家事手伝い)』『少年メリケンサック』などにも出演されている星野源さん。今夏にはWOWOWドラマ「連続ドラマW プラージュ」 に主演されたり“俳優 星野源”がまだまだ快進撃が続きそうですね。



音楽に、執筆に、俳優に、と星野源さんの魅力は無限大。私自身は音楽方面での星野源さんにまだ疎いのでこれから色々探求していきたいと思います。

(文:波江智)

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