星野源も声優!『夜は短し歩けよ乙女』は文学とファンタジーが奏でる恋愛青春映画だった!

夜は短し歩けよ乙女 ビジュアル

(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

2017年4月7日公開の映画『夜は短し歩けよ乙女』を観てきました。
この映画は2006年に出版された森見登美彦原作の小説の劇場版の作品です。

ベストセラー恋愛青春文学が初のアニメ化!

映画「夜は短し歩けよ乙女」のストーリーからまずご紹介しましょう。

クラブの後輩である黒髪の乙女(花澤香菜)に思いを寄せる先輩(星野源)は「なるべく彼女の目にとまる」ようにするナカメ作戦を実行する日々。

外堀を埋めることしかできない先輩が言うには「必要なのは待つ勇気である!」

だが「君は外堀を埋めるのが好きだね」「目の前に相手がいるのになぜぶつからない?」と周りは冷ややかな目。

個性豊かな人、仲間との出会いと珍事件に巻き込まれて季節は巡っていくが、黒髪の乙女との関係は外堀を埋めるばかりでなかなか進展しない……そんな先輩の恋路はどうなっていくのか?

予告編の頭ではそんな先輩に対するもやもや感を感じることができると思います。

この物語を彩るのは豪華な声優陣。

先輩役には2016年話題の人とも言っても過言ではない「星野源」をはじめ、
その先輩が恋する乙女役に「花澤香菜」、学園祭事務局長役には「神谷浩史」。
そしてパンツ総番長役はロバートの「秋山竜次」が抜擢。
さらに「中井和哉」「甲斐田裕子」と脇を固めます。

夜は短し歩けよ乙女 星野源

(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

夜は短し歩けよ乙女 追加キャスト

(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

個性豊かな人物にぴったりの配役ではないでしょうか。

その中でも注目したいのはやっぱり先輩役の星野源。
この先輩役には星野源しかいない!とも思えるぴったりの役だった!

先輩がキザに黒髪の乙女に「たまたま通りかかったものだから!」と声をかけるところや珍事件に巻き込まれて悲鳴を上げたり、一生懸命女の子を追いかけたり。

星野源の中に眠っている先輩がスクリーンにいました。
星野源に期待して観てほしいです。

文学とファンタジーが溶け合うストーリー

僕が一番推したいところは劇中のファンタジーな部分。
登場人物の文学的な想像とファンタジーが劇中に散りばめられています。

例えば、黒髪の乙女が古本市を訪れる場面で「文学の海」という言葉が出てきます。
その言葉を聞いた黒髪の乙女は実際の海を想像して、目の前の古本市の風景と同化させて、自分の心情をそこに乗せます。その光景はまさにファンタジー。

まるで魔法の絵本の中にいるかのよう。
どこか懐かしくて、居心地のいい感じがします。

特に終盤の先輩の脳内会議の場面からラストにかけてのシーンはこの映画の全てが詰め込まれているような気がします。

この映画と出会ったのも何かのご縁

この映画のキャッチコピーには「こうして出逢ったのも、何かのご縁」と飾られていて、「縁」が1つのテーマとなっています。

いろんな人と出会い、珍事件に巻き込まれる先輩はパンツは盗まれるわ、振り回されるわでついていないというか、運がないというべきか。
(でも、こういう役に星野源は最高だなと思うところがありますけどね)

黒髪の乙女も同様にいろんな人と出会い、珍事件に巻き込まれますが、それを受け入れ、楽しんでいる様子。

「縁」と同じく、この物語に出てくるいろんなことがいろんなところでつながっていきます。

ラストにかけてこの「縁」がどうつながっていくのか。
エンディングは思わず涙してしまうほど。これもこの物語のポイントかと思います。

「この記事に出逢ったのも、何かのご縁」ということで、ぜひ劇場で「夜は短し歩けよ乙女」をぜひ観てください。

(文:澤田孝志)

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