『破裏拳ポリマー』公開記念イベントレポート。阪本浩一監督も登壇!

GW連休の最終日である5月7日の日曜日に、映画『破裏拳ポリマー』公開記念上映イベントとして、角川シネマ新宿において開催された、「東京特撮&アクションフィルムフェスティバル」。

坂本浩一監督をゲストに迎え、坂本監督の大傑作である『仮面ライダーW・FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』に加え、なんとジャッキーチェンの『ドランクモンキー酔拳』を二本立て上映するという、正にファンにとっては夢の企画!

しかも当日は、監督以下豪華ゲストによるトークショーも行われると聞き、さっそく取材に伺って来ました。

会場となったのは、角川シネマ新宿のスクリーン1。
まさか300席規模の大劇場で、『仮面ライダーW劇場版』と『酔拳』に再び巡り会えるとは!既に上映開始前から、満員の場内は期待と熱気に包まれていました。


劇場ロビーに展示された撮影用の「ポリマースーツ」も、来場者の期待を更に盛り上げます。


いよいよイベント開始!
まずは上映の前に、今日のMCを務めるジャンクハンター吉田さんが登場。


続いて本日のゲストである坂本浩一監督と、出合正幸さん、人見早苗さん、が登壇!

今回は2本立て上映、トータル4時間を越える長丁場のイベントだけあって、上映前と各作品上映後に計3回のトークショーが行われるという豪華版でした!

まず上映されたのは、もはや坂本浩一監督の代表作と言える『仮面ライダーW・運命のガイアメモリ』。個人的にも、初公開時以来7年振りの劇場での鑑賞となった本作。いや、やはり素晴らしい出来でした!

今回の鑑賞で気が付いたのは、菅田将輝ってデビュー作の時点で既に素晴らしい演技者だったのだ、ということ。「仮面ライダーW」をリアルタイムで観ていた時は見逃していたけれど、現在の彼の成長と活躍振りが、実はデビュー時からの努力と経験の積み重ねの結果だということが確認出来ただけでも、今回の鑑賞は非常に価値があったといえるでしょう。

『運命のガイアメモリ』上映後、再び4人が登壇。撮影当時のエピソードと、新作映画『破裏拳ポリマー』のここでしか見られないメイキング映像が上映されました。

『運命のガイアメモリ』では、ヒートドーパントのスーツアクトレスを演じた人見早苗さん。撮影用のスーツの素材が固いため、バイクアクションでの坂本監督からの「もっと腰を反らせて!」との要求に苦労されたとか。

『運命のガイアメモリ』では、敵の組織NEVERの一員である芦原賢こと、トリガードーパントを演じた出合正幸さん。

今回の『破裏拳ポリマー』の撮影では、事前に監督から腹筋を割って欲しい、との要望があったとのこと。

しかし、今まで腹筋を割ったことが無かったため、ささ身とナッツによる食事制限とひたすら腹筋(なんと最終的に1000回まで行ったとか!)により、本編中では見事な腹筋を披露することに成功したと語る出合さん。その並々ならぬ苦労の結果は、是非劇場でご確認を!

そして遂に今日のメインイベント。

あの『ドランクモンキー酔拳』が大スクリーンで上映される瞬間がやってきました!

今回上映された物は、残念ながら日本オリジナル主題歌「拳法混乱」が流れるバージョンでは無かったものの、場内は大興奮!会場には今日始めて観るという方も多数おられたようですが、上映後には拍手が起こるほどの熱狂振りでした。

「酔拳」上映終了後、再び4人が登壇!

今回の『破裏拳ポリマー』は、特撮とジャッキー映画の様なカンフーが融合した作品に仕上がっている、と語る坂本浩一監督。

主役の溝端淳平くんが本作で披露する「破裏拳流」の格闘技は、ブルースリーのジークンドーをベースに造り上げられていったとのこと。カンフー映画を撮ることが夢だったと語る坂本浩一監督の熱意が、この日限定で上映されたメイキング映像にも良く現れているようでした。

出合さん曰く、「何が悔しいかって、リハーサルで監督が実際に動いて見本を見せてくれるんですが、監督が一番動けるんですよ」とのこと。

坂本浩一監督の原点である70年代アクションのテイストを、敢えて残して撮影された『破裏拳ポリマー』のアクションシーン!これは劇場で見るのが楽しみです、

ここでなんと、観客との質疑応答の前に、坂本監督、出合さん、人見さんによる、アクションの実演がサービスされるという、ファンには嬉しすぎるサプライズが!

まず、人見早苗さんによる模範演技。まさかここで、ゲキイエローの名乗りポーズが披露されるとは!

いや、生で見る3人のアクションの迫力と速さは、想像以上でした!トークでも触れられていた通り、確かに坂本監督の動きが一番早かったかも?

観客との質疑応答タイム後に行われた抽選会では、サイン入りポスターや阪本監督の過去作チラシセット(当然全てに直筆サイン入り!)などが当たるというサービス振り。

イベント終了後は、登壇者の3人が来場された方々をロビーでお見送りするという神対応!

劇場の撤収時間ギリギリまで、観客一人一人に丁寧に対応されていたのが非常に印象的でした。

坂本監督以下、スタッフキャストが全力を上げて撮影に取り組んだ映画『破裏拳ポリマー』は、いよいよ5月13日(土曜日)より、全国ロードショー公開されます。

今回のトークショーでの坂本監督のお話によれば、本作はまだプロローグだとのこと。『破裏拳ポリマー』のシリーズ化は、どうやら我々観客の協力と熱意次第ということらしいので、ここは是非お友達を誘って劇場へ!

(文:滝口アキラ)

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    ライタープロフィール

    滝口アキラ

    滝口アキラ

    滝口アキラ 映画ライターにしてブルース・リー研究家。主な著書に、「ブルースリー超全集」「俺たちのジャッキーチェン」「俺たちの007」などがある。映画のコミカライズや、日本オリジナル映画主題歌などの、「失われた映画カルチャー」にも造詣が深く、TBSラジオ「ウイークエンドシャッフル」へのゲスト出演、今関あきよし監督作品への声優出演、更には「実際に映画に出演する映画ライター」として、現在「毎月1本必ず映画に出る」をノルマに活動中。その抜群の企画力と、交友関係の広さには定評がある。

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