悪い奴が捕まって終わりじゃ納得できない方へ。『96時間』ならそれ全部スッキリ解消できます!

96時間 [DVD]

悪人が善人を殺してしまうのに対し、悪人には法の裁きとか言いながら逮捕して終わりみたいな映画に納得できません。罪なき人が殺されたり、傷つけられているのに対し、犯人は逮捕されて懲役刑とか何のこっちゃと理解不能じゃないですか?

しかし、本日ご紹介する「96時間」は、悪い奴らにやり過ぎってくらい制裁を加えてくれる、ものすごく気持ちいい鉄槌系映画となっております。

ゆうせいの「あっちじゃない方の気持ちいい映画」

さえないおじさんだと思っていたら最強のオヤジ

本作はリーアム・ニーソン演じるさえないおじさんが、実は元CIA工作員で、格闘技も諜報技術も超一流の最強のオヤジって設定です。

引退して、たまにボディガードとかの仕事をしながら暮らし、唯一の楽しみが離婚した妻に引き取られた17歳の愛娘キムに会うこと、なんていう優しいおじさんです。

今日も久しぶりに娘に会えるなぁなんて思っていたところ、キムが友人のアマンダと2人でパリ旅行に行くと聞き、そこから物語は一気に加速します。それはもうラストまで全く油断できないスピードで。

まず言っておきます。いつも映画の途中でどうしてもトイレに行きたくなる人は、とりあえずキムがパリに着いたところで無理矢理にでもトイレに行ってください。そこから先、トイレに行くチャンスはありませんし、一時停止が許される雰囲気もありません。

また、かなりの鉄槌系ストーリーなので、トイレを我慢しながら鑑賞すると万一の事態も考えられます。

話を映画に戻しますと、女2人だけでパリに行くなんて、マジで危ないからやめろという父親に嘘をついてまでパリに行っちゃいます。

そして、バカな男に騙されて人身売買組織に誘拐されるんですけど、だから言ったじゃーん!それ見たことか!と言いたくなりますので我慢してください。じゃあパリに行くのやめるって言われたら映画終わっちゃうので行かせますが。

で、別に映画のストーリーとは関係無いんですけど、そしてこんなことを言うのは大変恐縮ですし、何様だよと思われるかもしれませんが、惜しいことに愛娘のキムが地味なお顔立ちと言いますか、ヒロイン的存在とするとちょっとだけ派手さが足りない感じなんです。

もしもキムがアヴリルラヴィーンとか、クロエ・モレッツみたいな日本人受けしそうなお顔立ちだった場合、Blu-ray & DVDセットを買うことが男達の務めとなったかもしれないことを付け足しておきます。

しかし最強のオヤジが嘘みたいに悪人を追い詰める

さて、この後ですが、パリで全く知らない組織に誘拐された愛娘をアメリカから単身乗り込んだオヤジが救うという、「嘘、私のお父さん、超人!?」みたいな展開になります。

しかしこれが実に気持ちよくて、次々に組織の悪人を始末していく様子は残酷でありつつも、愛娘を救うために突き進むオヤジの背中に惚れてしまうことでしょう。

誘拐するときには相手の都合を一切考えない悪人が、自分のときには理由や都合を持ち出してくる、いわゆるあるある展開にも容赦しません。完全に、有無を言わさず、完膚なきまでに始末します。それも一人残らず。

もちろん最後のボスだけは逮捕するとか、そんな生ぬるい展開もありません。

いつもいつも、なんでボスだけが裁判の機会を得られるんだよ、ちゃんと死んでくれよって映画が多いですが、この映画は違います。これだけは言わせてください。ボスも死にます。ちゃんと死にます。

ここまで言われて、果たして観る意味はあるのか?と思うかもしれませんが、大丈夫です。映画も人生も、大事なところは常に隠せという祖父の教えは守っています。ポップコーンと飲み物を準備して、部屋を薄暗くしてゆっくりとご鑑賞ください。

それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。

(文:ゆうせい)

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