ドナルド・トランプが出演した映画、全部教えます!こんな映画にも…!?

前ページの出演作品リストからも判る様に、想像以上に映画やTVドラマに出演しているトランプ氏。ドキュメンタリーからコメディにアクションと、そのジャンルもバラエティに富んでいます。その殆どはトランプ氏本人役での出演なのですが、中にはちゃんと役柄を演じた作品も!それでは、個別に解説して行きましょう。

今年日本でも公開されたドキュメンタリー映画、「ホール・イン・マネー! 大富豪トランプのアブない遊び」はご覧になった方も多いでしょう。大統領選に臨む自信満々のトランプ氏の姿が見れるので貴重なのですが、結果が出てしまった今見ると、色々と考えさせられる作品ですね。

2002年の「名探偵モンク」、1999年の「セックス・アンド・ザ・シティ」、1998年の「サブリナ」などは日本でも放送されていたので、これもご覧になられた方は多いと思います。1998年の「スピンシティ」はマイケル・J・フォックス主演のコメディシリーズで、日本でもCSで放送されていましたが、残念ながら日本ではソフト化されていません。

2002年の「トゥーウイークス・ノーティス」、2001年の「ズーランダー」、1998年のウッディ・アレン監督作品の「セレブリティ」、など、基本的にトランプ氏本人としてカメオ出演する場合が多いのですが、実はちゃんと映画の中の役柄を演じた作品もあるのです。

1998年の映画「54:フィフティ・フォー」では大富豪役、往年の人気ドラマを劇場用にリメイクした1994年の「ちびっこギャング」では、ウォルドというキャラクターの父親役など。実は、これが意外といい演技をしていたりします。

珍しいところでは、1996年に連続して出演した「チャンス!」と、「エディー勝利の天使」があります。実はこれ、2本ともウーピー・ゴールドバーグが主演した作品。もしかしたら、二人の間に交友があってのトランプ氏の出演だったのかも?そう考えると、トランプ氏も意外と(?)いい人なのかも知れません。

もう1本、1995年の「遙かなる夢 ニューヨーク物語」ですが、実はこれ、IMAX3D方式の立体映画として製作された50分の短篇映画なのです。そのため未だにソフト化されていないのですが、大スクリーンから飛び出すトランプ氏!想像しただけでも大迫力間違い無しですね。

さて、これらの出演作品の中でも一番有名なのが、やはり「ホームアローン2」でしょう。
主人公のケビン少年が泊まっていたプラザホテルの当時のオーナーが、実はトランプ氏だった関係でのカメオ出演だったようです。
現在よりも痩せているので、大統領戦で見せた激しい表情とは別人のように見えますが、あの独特の髪型だけはこの頃から健在だったことが判ります。

実はトランプ氏がモデルだった!トランプ氏っぽいキャラが登場する映画2本

長年に渡って各メディアを騒がせてきたトランプ氏だけに、映画に登場するいわゆる「不動産王で大富豪」的なキャラクターの中には、彼をモデルにしたものが多いようです。ここではその中から代表的な2本を紹介することにしましょう。

まず、一番有名なのは、1989年に公開された映画、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」に登場する、歴史変更後のビフ・タネンの姿でしょう

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この映画の脚本家であるボブ・ゲイルが、昨年アメリカのニュースサイト「デイリー・ビースト」のインタビューに答えて判明したのですが、確かに本作でビフが住んでいる27階建ての高層カジノの外観が、映画公開の5年前に完成していた「トランプ・プラザホテル」に良く似ていたことからも、ファンの間ではその噂が話題となっていたほどでした。

続いてもう1本、これもほぼ同時期の1990年に公開された映画、「グレムリン2新・種・誕・生」です。

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この作品にも、不動産王のダニエル・クランプというキャラクターが登場!ラストは彼が所有する高層ビル「クランプ・タワー」を舞台に、グレムリン対人間の一大バトルが繰り広げられます。本作に登場するクランプというキャラは、実物よりもハンサムな人物として描かれていて、ラストではメスのグレムリンと結婚?という驚きの展開が待っています。

この時期に不動産王として勢力を拡大していたトランプ氏に映画界が注目、いわゆる「成り上がりの大金持ち」の判り易いイメージとして、トランプ氏を好んで起用したというところでしょうか。

最後に

最近メディアで話題になったのが、アメリカの人気アニメシリーズ「ザ・シンプソンズ」が2000年に放送したエピソードの中で、既にドナルド・トランプが大統領になることを予言していた!というもの。

今まで見て来た様に、皆に嫌われているようでいながら、意外と映画やTVには登場しているトランプ氏。
ただ、意外と映画界やエンタメ業界にとっては、トランプ大統領誕生は有利に運ぶのではないか?個人的にはそんな印象を持ったと言っておこう。

なぜなら、きっとこれからトランプ大統領を模した強烈なキャラクターを、次々と映画に登場させられるからだ。
今回紹介した作品を見てトランプ氏の人となりを勉強し、それらを笑い飛ばすことで少しでも皆さんの不安が解消されれば幸いです。

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(文:滝口アキラ)

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    滝口アキラ

    滝口アキラ

    滝口アキラ 映画ライターにしてブルース・リー研究家。主な著書に、「ブルースリー超全集」「俺たちのジャッキーチェン」「俺たちの007」などがある。映画のコミカライズや、日本オリジナル映画主題歌などの、「失われた映画カルチャー」にも造詣が深く、TBSラジオ「ウイークエンドシャッフル」へのゲスト出演、今関あきよし監督作品への声優出演、更には「実際に映画に出演する映画ライター」として、現在「毎月1本必ず映画に出る」をノルマに活動中。その抜群の企画力と、交友関係の広さには定評がある。

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