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ダフト・パンクの素顔とそっくり―『EDEN/エデン』公開記念イベント
ダフト・パンクの素顔とそっくり―『EDEN/エデン』公開記念イベント
2015年9月5日(土)より公開となるミア・ハンセン=ラヴ最新作『EDEN/エデン』の公開を記念して、東京・タワーレコード渋谷店 B1F CUTUP STUDIOにてトーク&DJライブイベントが行われた。
ダフト・パンク結成時も描かえた映画「EDEN/エデン』
映画『EDEN/エデン』は90年代に巻き起こった音楽ムーヴメント、フレンチハウスの黎明期を描いた作品。フレンチハウスの軌跡をたどりながら、一人のDJの成功と挫折を描いた青春ドラマ。メガホンを取ったミア・ハンセン=ラヴ監督の実兄・スヴェン=ラヴが脚本を手がけ、また主人公ポールのモデルにもなっている。
本作の公開を記念して9月1日に「『EDEN/エデン』とフレンチ・エレクトロの魅力」と題し、MCにカワムラユキ、そしてゲストにももいろクローバーZのリミックスなども手がける音楽プロデューサー兼アーティストのTeddyLoidを迎えたトークイベントが行われた。
「自分が過ごした青春時代とシンクロして、見終わったあとに思わず泣いてしまった」語るカワムラユキは、本作に関し、キャッチコピーでもある「音楽さえあれば、僕らの楽園は永遠に続くと思っていた」という言葉に尽きるとし、中でも映画の中で登場する様々な女性が主人公と繰り広げる恋愛模様が印象的だったと語った。
本作ではダフト・パンクの結成時から栄光へと向かっていく様子が実話ベースで描かれており、TeddyLoidは「登場するダフト・パンク役の2人が。本物のダフト・パンクの素顔とそっくり」だとコメント。
カワムラユキ「おばあちゃんやおじいちゃんの青春時代はこういう感じだったんだよと、伝えられる作品だと思う」と発言すると、TeddyLoidも「音楽好きが観たら音楽の話ができるし、音楽を知らなくても、こういう文化があるんだと知ることができる貴重な作品だ」と本作の魅力について語った。
トークセッションのあとは、TeddyLoidによるスペシャルDJセットが披露され、映画『EDEN/エデン』をイメージした約1時間のステージで、会場に集った観客は、TeddyLoidの紡ぎだす音楽に身を委ね、音楽と映画のまさに融合ともいえるイベントが終了した。
当時を駆け抜けたDJが描く、フレンチハウスシーンの軌跡。映画『EDEN/エデン』は、2015年9月5日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。
(C)2014 CG CINEMA – FRANCE 2 CINEMA – BLUE FILM PROD– YUNDAL FILMS
(取材・文/黒宮丈治)
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