死・血・エロなし？！園子温監督として異色作『ラブ＆ピース』公開日決定！
園子温監督の新作映画『ラブ＆ピース』が2015年6月27日（土）より全国公開されることが決定した。
血が出ない・誰も死なない・エロスなしと、これまでの"園子温ワールド"の概念とは一線を画す本作は、初の特撮による演出を取り入れながらも、園監督らしい展開を繰り広げるという意欲的な作品となっている。
豪華キャストによる誰も死なない怪獣特撮映画
（C）「ラブ＆ピース」製作委員会
映画の舞台となるのはオリンピックに向けて盛り上がる2015年の東京。パンクロッカーを夢見つつも、うだつの上がらない日々を過ごすサラリーマン・鈴木良一（長谷川博己）。ある日デパートの屋上で運命的な出会いを果たしたミドリガメによって、彼の人生には思いもよらない超展開が待っていた。
主人公を演じる長谷川博己は『地獄でなぜ悪い』に続き、園監督とは二度目のタッグ。主人公が思いを寄せる女性・寺島裕子を麻生久美子、物語の鍵を握る謎の老人を西田敏行が演じるなど豪華キャスト陣に加え、西田敏行・星野源・中川翔子らが声の出演で参加している。
主題歌にはRCサクセションの名曲『スローバラード』が使用され、忌野清志郎ファンにとってもたまらない仕上がりとなっている。
また本作は、2015年4月16日（木）～23日（木）に開催される北京国際映画祭にて、日本映画としては初となる『天壇奨（Tiantan）』コンペティション部門に選出され、注目を集めている。
今までの“園子温ワールド”とは一線を画す、愛と感動の“ディザスター・エンタテインメント”に期待が高まる作品だ。
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