加藤:めんどくさいことに挑戦して―加藤シゲアキが母校で行定勲監督と討論会

2016年1月9日(土)より公開となる映画『ピンクとグレー』の公開を前に、原作者・加藤シゲアキ氏とメガホンをとった行定勲監督が、昨日2015年12月26日に青山学院大学にて、現役大学生と討論会を実施した。

加藤シゲアキが母校で、現役大学生と世界を変える討論会

映画『ピンクとグレー』は、芸能界の嘘とリアルを現役アイドル・加藤シゲアキ氏が描いた問題作を、初主演・中島裕翔を迎え『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化した作品だ。

映画『ピンクとグレー』あらすじ

大人気スター俳優・白木蓮吾が、突然、死んだ。第一発見者は幼い頃からの親友・河田大貴。蓮吾に何が起きたのか?動揺する大貴は、6通の遺書を手にする。遺書に導かれ、蓮吾の短い人生を綴った伝記を発表した大貴は、一躍時の人となり、憧れていたスターの地位を手に入れる。

初めてのキャッチボール、バンドを組んで歌ったこと、幼馴染のサリーをとりあった初恋……いつも一緒で、いつも蓮吾が一歩先を進んでいた。輝かしい青春の思い出と、蓮吾を失った喪失感にもがきながらも、その死によって与えられた偽りの名声に苦しむ大貴は、次第に自分を見失っていく。なぜ、蓮吾は死を選んだのか?なにが、誰が、彼を追い詰めたのか?蓮吾の影を追い続ける大貴がたどり着いた“蓮吾の死の真実”とは――

この日は、原作者の加藤シゲアキ氏の母校でもある青山学院大学で、行定勲監督とともに、原作者×監督というクリエイター同士の熱いトークが繰り広げられた。青山学院大学OBの加藤シゲアキ氏が会場に姿を現すと、会場に集まった約120名の現役大学生から、大きな歓声と拍手で迎えられた。本イベントでは、小説を書こうと思ったきっかけ、作品について語り、さらに大学生から多数寄せられた質問にも答えてくれた。

ピンクとグレイ
映画『ピンクとグレー』より

MC:母校に久しぶりにお越しになっていかがですか?

加藤シゲアキ氏(以下、加藤):
「ピンクとグレー」原作者であり皆さんのOBになります、加藤シゲアキです。青山学院大学を卒業して7年経ちますが、卒業して以来始めて来ました。校舎を少し散策したんですが、随分変わりましたね。僕が通っていた頃の校舎は、古かったのに今はとてもきれいになっていて、羨ましいです!(笑)

学生:小説を書こうとしたきっかけを教えてください。

加藤:
小説を書くことに憧れていたんですね。仕事でブログやエッセイを書くことがあって、ゼロから何かを生み出すことっていいなと思うようになったんです。20歳の時、25歳までに小説が書けたら格好良いなと思ったのが動機で、ある時、事務所からも書いてらと言ってもらえたて、書いたのが「ピンクとグレー」です。

学生:加藤さんが書いた「ピンクとグレー」「Burn.-バーン-」「閃光スクランブル」は全て渋谷が舞台となっており、青学も渋谷にあります。渋谷という町に特別な感情がありますか?

加藤:
一番大事なことだと思うのですが、自分にしか書けないことと思った時、芸能界と学生時代を過ごした渋谷の景色だったんです。15年くらい渋谷を見てきたのですが、渋谷は変化が早くて生き物のようなんです。だから自分にとって特別な街ですね。

学生:映画に出てくる「やらないなんてない」というセリフが印象的でしたが、原作でも重要のキーワードであったように思います。そこで加藤さんが今「やらないなんてない」と思うことはありますか?

加藤:
「ピンクとグレー」を書き始めてたのがよく覚えているんですが、2011年2月15日で原稿締め切りが2011年3月31日だったんです。書くことは楽しい反面、苦しいことも多いんですね。ちょうどこの時期、震災もあって日本全体が大変な時期でもあり、自分もいろいろあって大変だったんです。今思えばですが、その時自分にしかできないことをしようと、
それがあのセリフになったんだと思います。全てのことに言えることだと思うのですが、男だったら覚悟を決めて続けないといけないと感じました。

学生:小説の各章のタイトルをを飲み物の名前にした理由や、込められた意味はあるんですか?

加藤:元々、小説では言葉遊びのようにタイトルをつけていたんですね。でも最後は編集の人と話し合って決めました。小説の中に登場する飲み物をタイトルにつけているんですが、年齢によって飲む飲み物って違いますよね。20歳をこえればお酒を飲みますし。だから、人と時代を反映させたら面白いかなって。

学生:就活では自分を魅せることが必要になると思うのですが、アイドルと作家として芸能界で、自分を表現している加藤さんにうまく自分を魅せる方法やアピールする方法を教えていただきたいです。

加藤:
自分自身、自己アピールは得意とは思っていないですね。人からよく思われたくて行動したり、緊張してしまって自分らしくなくなってしまう。だから僕の場合は、とにかく実績を作って自信をつける!(コンサートなどの)ステージでいえば、この世に自分は1人しかいないんだ!と思うことが多いですね。アドバイスとしては、挨拶をするなど基本的なことをしっかりして、相手にしっかり伝えることが大事なんじゃないでしょうか。

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