壁一面のウルトラお絵かき体験!ウルトラマンギンガS親子特別試写会参加レポ
壁一面のウルトラお絵かき体験!ウルトラマンギンガS親子特別試写会参加レポ
セブンにタロウ、ティガにダイナにギンガ、1966年円谷プロダクションによって生み出された国民的特撮ヒーローと言えば『ウルトラマン』です。長い歴史をもったこのウルトラシリーズを親子で楽しんでいるという方も多いはず。
今回は、本日2015年3月14日から公開となるそんなウルトラシリーズの劇場版最新作となる『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』の公開を記念し[東京フィルメックス 第9回「映画」の時間・みんなでウルトラお絵かき!ワークショップ付き親子特別試写会]というイベントが開催され、子供を連れて参加してまいりましたので、こちらの様子をお届けしたいと思います。
あらためましてタムカイと申します。普段から特撮好き・お絵描き好きを公言していたところ白羽の矢が立ちまして、このたび本レポートを担当させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
この"「映画」の時間"は特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会が2008年よりほぼ一年に一度のペースで開催している子供映画ワークショップです。今回は松竹さん、円谷プロダクションさんの協力の下、映画の試写のあと、会場いっぱいに広がった大きな紙に参加者全員で大きな絵を描いて完成させ『力をあわせることで、大きなことを成し遂げる』というテーマで、子どもたちに豊かで強い映画体験をしてもらうという内容でした。
大人も子供もテンションMAXの試写会!
というわけでまずは試写室で『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』の鑑賞です。
ちなみに私は試写室という場所に初めて入ったのですが、なんだか特別な場所にいる感があってちょとうれしくなりました。あと、小さいこどものためのチャイルドシートも用意していただけて大満足。
さて、映画のストーリーですが
全ウルトラ戦士が封印された!? 平和を取り戻した地球に迫り来る新たな脅威! 『魔鏡』を操る女戦士・アレーナとともに、数々のウルトラ戦士を封じ込めてきた強敵・超時空魔神エタルガーが出現!! 決死の覚悟で挑む特捜チームUPGの前にあらわれる、春野ムサシ! ピンチに陥ったギンガとビクトリーの前にあらわれる、ウルトラマンゼロ! 時空を超えて彼らが地球へやって来た、その「意味」とはいったい!? ウルトラ戦士たちの…そして地球の運命をかけた、シリーズ最大の決戦が、いま始まる!!
というもの。
本作は2013年に放映された『ウルトラマンギンガ』、2014年に放映された『ウルトラマンギンガS』というテレビシリーズの後日譚にあたるストーリーになります。
前作に登場したウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーはもちろん、ウルトラマンティガからウルトラマンゼロまでの主役級ウルトラマンを合わせた10大ウルトラマンが登場。
さらに、今作の新キャラクターとなるウルトラマンギンガビクトリーも大活躍します。
またレビュラー陣はもちろん、ゲスト俳優として春野ムサシ役としてウルトラマンコスモスを演じた杉浦太陽さん、女戦士・アレーナ役として特命戦隊ゴーバスターズで宇佐美ヨーコ / イエローバスターを演じた小宮有紗さん、アレーナと行動を共にする新怪獣エタルガー役の声優に、同じく『特命戦隊ゴーバスターズ』でヨーコのバディであるウサダ・レタス役を演じた鈴木達央さんが登場するなど、ウルトラマンに限らず特撮好きならニヤリとしてしまうようなキャスティングもみどころです。
で、ここで一つ問題が…。
実は私、平成ウルトラマンはおろか、前作にあたるウルトラマンギンガをほとんど見たことがなかったのです…。
そして同じく、私の二人の子供たちも…。
パンフレットを見るにたくさんウルトラマンが出てくるし、ちゃんとついていけるのかな…と不安だったのですが…それはまったくの杞憂に終わりました。
もちろんストーリー的に前作の人間関係を踏まえた描写などはあるのですが、そこは大体把握できる&かっこいいウルトラマンが活躍するという展開の前ではそこまで気にならなくなりますし、大人から見るとある意味で一見子供っぽいと感じてしまうような演出も、ちゃんと子供たちの心を掴んでいて63分という上映時間以上に満足度を感じました。
むしろ映画が終わった後に子供たちは「またウルトラマンが見たい!」と言いだし、私に至ってはついネットで情報を調べてストーリーを追ってしまったほど。ちょっとこれは、眠れない夜が始まってしまう予感が。
部屋一面がキャンバスに大興奮のお絵描きワークショップ!
映画の試写に続いては、会場を上階の会議室に移し、親子で部屋いっぱいにお絵かきをするというワークショップでした。
まず会場に入って驚いたのは壁から床に広がる一面のキャンバス!
今回はこのキャンバスにサインペンやクレヨンや絵具を使って思い思いに絵を描くという内容でした。
はじめに事務局の方から簡単な説明
・みんな自由に描きましょう、上手に描かなくてもOKです!
・親子で、お友達と協力して絵を完成させましょう!
・だけど人の迷惑になることはしちゃいけないよ!
があり、お絵描きがスタート。
先ほどの映画ですでにテンションが上がっているのでみんなどんどん書き進んでいきます。
さっき見たウルトラマンを描く子もいれば、大きなキャンバスならではの等身大の人型を取ってそこに顔を描いたり、色を塗ったりする子、いつしかお父さんお母さんも加わって会場がみんなの絵でどんどん埋まっていきます。
会場の片隅にはあるお父さんが描いた素人とは思えない怪獣の絵も!
うちの子どもたちは絵具を使うのが楽しかったようで、夢中で何かを描いておりました。
はじめ真っ白だった部屋の中はたった一時間でこんなに絵でいっぱいに!
印象的だったのはみんなの笑顔!子供たちはもちろん、大人も楽しいひと時になりました。
最後にみんなで描いた絵を見たり、記念撮影をしたりしてワークショップは終了。
帰りの電車では「ウルトラマンおもしろかった!お絵描き楽しかった!」とずっと言っていた子供たち。ただの試写会でもなく、ワークショップだけでもなくこの二つが合わさったからこその満足感がありました。
また次回があるようなら是非参加してみたいなと感じました!
本日3月14日から全国ロードショー!土日はヒーローと握手も
『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』は本日、2015年3月14日から全国ロードショーが開始されます。
3月中の土日は全劇場・全上映回でウルトラヒーローが握手プレゼントに駆けつけてくれるそうなので、お子さんをお持ちの親御さんは是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか!
また、各地の映画館で出演キャストの舞台挨拶つき上映や、ショッピングセンターや遊園地でもキャンペーンイベントを開催するそうなのでこちらもチェックしてみてください。
詳細とスケジュールは公式サイトから確認できます。
それにしても、ボイジャー with ヒカル&ショウ feat.Takamiyによる本作の主題歌『ウルトラマンビクトリー/ウルトラマンギンガの歌』がめちゃくちゃかっこよくて、いい意味でずっと耳に残っているんです。
メロディーがいいし、“Takamiy”こと高見沢俊彦さんのギターはかっこいいしで!
まずはこの曲を聞いて気持ちを高めるのもありかもしれないですね!
と、良かったところを上げていくと止まらないくらい、ウルトラマン、そして映画というコンテンツが親子をつないでくれるという大満足のイベントでした!
『劇場版ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』公式サイト
(文・写真・イラスト/タムラカイ)
タムラカイ(タムカイ)
1979年生まれ、京都府出身。ラクガキコーチ・デザイナー・ブロガー。芸術系の両親の元に生まれ、幼い頃から「表現すること」に触れて育つ。大学卒業後インハウスデザイナーとして企業に勤める傍ら、人生の楽しみ方をデザインするブログ「タムカイズム」を運営、家庭では二児の父親。
ブログにてガジェットなどを紹介する際に描いていたラクガキがきっかけとなり、絵を描く楽しさを伝えるラクガキ講座「ハッピーラクガキライフ」を主催。
好きな映画はやっぱり特撮、ヒーロー、アクション系!
2015年3月25日に書籍『ラクガキノート術』が発売されます。
タムカイズム
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