『海月姫』の女装男子・蔵之介に注目!瀬戸康史・菅田将暉、どちらも綺麗すぎ!
2018年1月スタートの月9ドラマ「海月姫」。2010年にアニメ化、2014年には実写映画化もされています。原作は東村アキコさんの同名漫画で、昨年完結しました。
主人公の倉下月海は、クラゲオタクという変わった趣味の持ち主で、登場人物みな個性的なのが特徴の作品ですが、そのなかでも女装を趣味にしているけれど、“ノーマル”だという鯉淵蔵之介の個性も光っています。
ドラマは瀬戸康史さんが出演中で、映画では菅田将暉さんが、この蔵之介を演じていました。
今回の「シネマズ女子部」では、同じ役を演じたふたりに注目します!
ドラマ版『海月姫』&鯉淵蔵之介について
「女の子は誰だってお姫様になれる」をテーマに、クラゲを愛しすぎているオタク女子・月海(芳根京子)が、鯉淵兄弟と三角関係になり、新しい自分に出会っていく様子を描いたシンデレラ・コメディーです。
蔵之介は、父親で国会議員である慶一郎とその愛人である舞台女優の間に生まれた子で、鯉淵家に引き取られています。
腹違いの兄弟に修(工藤阿須加)がいますが、ふたりの性格は正反対。修は父親の秘書として真面目に働く一方で、蔵之介はファッションが大好きで、仕事にしたいと考えているようです。
蔵之介の華奢ですらっとした体型に女装が似合いすぎて、月海が生活する男子禁制アパート天水館の面々は、月海を除いて男性だと気づいていません。
明るく軽いプレイボーイな印象もある蔵之介ですが、確固たる信念を持っているタイプでもあります。そして、ひょんなことから月海に出会い、どんどん興味を抱いて月海と関わるようになり…。
瀬戸康史演じる蔵之介
1月29日(月)の放送でようやく3話を迎えますが、瀬戸康史さんの女装の美しさはすでに話題になっています。
フジテレビ公式では、瀬戸康史さんが女装をする過程のムービーを公開しています。
この役のために、体重を6kg減らして、約50kgにまで落としたという瀬戸さん。細いというだけでなく、脚もすらっとしていてスタイルがいいのが羨ましい!
蔵之介はあくまで趣味のひとつで女装をしているので、話し方や声のトーンは男性のまま。一見、アンバランスで不自然に感じてしまいがちですが、美しさがカバーしています。
10年前に瀬戸さんが出演したドラマ『恋空』(2008)も、今回と同じように、映画化を経てのドラマ化でした。映画では新垣結衣さん、三浦春馬さんが出演しており、携帯小説が全盛期だった当時は、中高生の間でかなり話題になったと記憶しています。
当時は瀬戸さんもデビューして間もない頃でしたが、すでにイメージのある作品や役柄に対して、新たな一面を見せてくれるところは今も変わっていません。
とくに、ドラマは映画よりも時間が長い分、エピソードが多分に盛り込まれ、丁寧に描かれることが多いので、今回の蔵之介も、過去の話や、月海に惹かれていく様子などが見られそうな予感です。
2話の最後に、カーテンを巻いて“ウエディングドレス風”を装った月海をみて、「クラゲのドレスを作ろう」と蔵之介が言い出します。映画では、このドレスをつくって、天水館のみんなでファッションショーを開催するところがクライマックスの場面にあてられていましたが、今回はそこから先のストーリーも楽しめそうです。
何より、原作が完結してからの映像化は今回がはじめてですので、新たな展開に期待できますね。
菅田将暉さん演じる蔵之介
2014年の映画作品では、月海をのん(能年玲奈)さんが演じ、蔵之介を菅田将暉さんが演じていました。
2013年に映画『共喰い』、『男子高校生の日常』、『陽だまりの彼女』の3本に出演して以来、2017年まで毎年数本の映画に立て続けに出演されていますので、2014年といえば菅田さんの人気に火がついた頃だったと言えるでしょうか。2016年には映画に、ほとんど主演か重要な役で9本も出演していて、人気とともに本人の体力にも限界がない俳優のひとりです。
とくに、大阪出身ということもあってか、菅田さんが演じた蔵之介は、明るさが全面に出ていてコミカルなのが印象的でした。映画ではラブストーリーの部分にはそれほど重点が置かれていなかったので、今回のドラマと合わせて新たな楽しみ方ができそうです。
菅田さんはこれまで、『海月姫』や『溺れるナイフ』で減量したり、『あゝ、荒野』ではボクサーを演じるために増量したりと、体型も変化させてお芝居をしてきましたが、華奢で女性らしい一面が見られる『海月姫』の蔵之介も貴重です。
両方の『海月姫』で蔵之介を楽しんで!
今回のドラマでは瀬戸康史さん、映画版では菅田将暉さんが蔵之介を演じていますが、キャラクターの描かれ方やファッションのコーディネートは少しずつ異なっています。
改めて映画版の『海月姫』を見直すのもおすすめですし、映画版が好きな方もドラマを視聴してみてはいかがでしょうか。
ドラマは1月29日(月)に3話が放送、映画は現在huluで視聴可能です。ぜひ、どちらの『海月姫』と蔵之介を楽しんでくださいね!
(文:kamito努)
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