“日本の台所”築地市場を映像化!松竹ドキュメンタリー映画『Tsukiji Wonderland(仮題)』製作発表♪
『Tsukiji Wonderland(仮題)』製作日記
大谷会長からの「松竹が東京に出てきた時に最初に“自主興行”を行った場所が“新富座”(現・京橋税務署)。それ以来、この銀座・築地エリアに本社を構えてきた私たちは、築地市場を“お仲間”だと思っています」と挨拶にあったように、この銀座・築地エリアに長く本社を構える松竹。
この映像化は“おいしい食事を求めて”築地市場へ通ううちに、築地市場の独特な活気や四季の豊かな食材、そして何より市場に働く人々の情熱や志の高さ、食材に関する深い知識に触れ「築地の文化を、映像に残すべき!」と決意した松竹社員からの“熱烈な”企画発案がスタートとなったプロジェクト。
大角本部長も「彼らは自分たちでほとんどの企画を考えて、製作コストも“ボランティア的”にやっている。最終的にプロジェクトに“GOサイン”を出したのは、彼らの情熱!猛烈な熱意でした」と、この映像化スタートの経緯を説明。
さらに「『日本文化の伝統を継承・発展させ、世界文化に貢献する』ことが松竹の企業ミッション。本作は2016年の日本公開だけではなく、はじめから海外を視野にいれてプロジェクトを進めていく。」
「カンヌ・ベネチア・ベルリンといった世界三大映画祭のドキュメンタリー部門を始め、世界中の映画祭に向けて発信したい。さらに将来的には、国際線の飛行機内で放映して“築地”を知ってもらい、日本に着いて「築地に行ってみたい!」と思うきっかけになればと思っている」と、日本から海外へと広がるプロジェクトの企画意図を説明されました。
この映像化は「『築地が移転するから記録的な映画を撮っておこう』という発想ではない。築地には、そこで働く方々の“プロ”の仕事があり、それが世界から注目される日本文化、日本食文化のベースとなっている」という想いを込め、特定の個人に焦点を当てるのではなく、築地で働く“魚のプロフェッショナル集団”仲卸(なかおろし)の人々の姿を通し、受け継がれてきた情熱や匠の技、魚河岸に息づく“粋”を映像に捉え、映画として残したいと考えています。
そのため、企画実現から今後の撮影において全面協力をいただく東卸 伊藤理事長からも「この映画を通して、私たちの仲卸という仕事を広く皆さまに知って頂ける事は本当にありがたいと思っています。我々が日々仕事をしている市場内での撮影は困難もあると思う。撮影が円滑に行われるように、我々も一所懸命 協力・サポートさせて頂きます」との温かいコメントをいただき、いよいよ本格スタートする撮影に向けて、素晴らしいスタート会見となりました!
今回のプロジェクトでは「「お金を集めたい!」という気持ちが無いといえば嘘になるが、この作品には皆さんで“参加”して盛り上がっていただきたい!」という想いを込めて、松竹として映画製作では“初”となるクラウドファンディングも実施いたします♪
「築地に関わる多くに皆さん、そして、さらに日本中の皆さんに参加して頂きたい。築地に魚を届けている漁師の方など“築地”に想いを持った方は日本中にいるはず。そういった方々にも参加して欲しい」と思いますので、ぜひ皆さまご検討よろしくお願いいたします。
READYFOR?「世界一と呼ばれる築地市場と日本食の文化を映画に残す」プロジェクト
1万円以上のご支援いただきました皆さまに、なんと!昨年亡くなられた12世市川團十郎さんが東卸さまに贈呈された、魚河岸と縁のある演目『助六』を演じられた際に実際に“写し取られた隈取り”をデザインとしている「オリジナル手ぬぐい」をプレゼント♪
さらに「本編エンドロールへのお名前掲載」や「歌舞伎鑑賞券ペアチケット」など、魅力的なリターンをご用意、ぜひプロジェクトページをご覧いただき皆さまに情報を拡散いただければと思います。
ドキュメンタリー映画『Tsukiji Wonderland(仮題)』は2014年撮影開始~2015年3月撮影終了予定。2016年、日本公開を予定!
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。