市川海老蔵、京都四條南座「九月花形歌舞伎」通し狂言『壽三升景清』への意気込みを語る♪
今年1月、新橋演舞場で初演された本作『壽三升景清(ことほいでみますかげきよ)』は“反逆の英雄”悪七兵衛景清を軸に歌舞伎十八番の4演目=『関羽』『鎌髭』『景清』『解脱』を新たな構想のもと“通し狂言”として描き、「歌舞伎十八番」ならではの荒事の魅力が大好評!おかげ様で、早くも京都南座にて再演させていただく事になりました♪
なんと!今回の再演では、お客さまが舞台上から観劇できちゃう「三升席」設置や、津軽三味線プレイヤー上妻宏光氏とのコラボレーションなど、海老蔵さんらしい斬新な取り組みも話題に♪
海老蔵さんも「十二世 團十郎も『助六』に河東節をとり入れました。斬新なことをする精神も大事にしていきたいと思っています」と、父であり師でもある故市川團十郎さんの精神を受け継ぐ意気込みを披露。
お客さまが間近で舞台をご覧になる「三升席」設置は、十二世 團十郎さんが平成4年上演の『成田山分身不動』にて三升席を設けられた事を憶えていらして「いつかやってみたいと思っていました。観ているお客様にとっても面白いし、目先が変わったことで出家、悟りといった“解脱”の深い意味がより強調されると思います」と、ご自身の発案で取り入れられた新しい演出に期待を寄せられました。
さらに、津軽三味線プレイヤーである上妻宏光氏が登場するコラボレーションに関しても「(舞台を見ながら)三味線に目が行くことがあってもよいのではないでしょうか。才能のある方にはどんどん世に出ていただきたいと強く思います」と、交流をとおして日本の伝統文化を大切にしていきたいという意気込みを、力強くアピールされました。
京都四條南座「九月花形歌舞伎」は9月2日(火)~26日(金)の公演。チケットはチケットWeb松竹・チケットホン松竹にて販売中です!
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