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2015年06月20日

竹内結子×橋本愛が初共演!小野不由美『残穢』が中村義洋監督で映画化決定

竹内結子×橋本愛が初共演!小野不由美『残穢』が中村義洋監督で映画化決定

第26回山本周五郎賞を受賞した、ミステリーの常識を覆す、小野不由美の最高傑作といわれる小説『残穢』(ざんえ)が、主演に竹内結子、共演に橋本愛という、それぞれ世代を代表するトップ女優を迎え、2016年1月30日(土)に公開されることが明らかになった。映画タイトルは『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』

小野不由美原作の初の映画化


残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-



原作は、『十二国記』シリーズ 、『屍鬼』など熱狂的なファンを持つベストセラー作家・小野不由美が、第26回山本周五郎賞を受賞した傑作小説『残穢』(ざんえ)。著者が、「一生で一度しか使えないアイデア」を用いた本格ホラーへと挑んだ渾身の長編小説。発売と同時に、読者からは「あまりにも怖くて最後まで読めない」と噂が立つほど話題となった。

本作を手掛けるのは『予告犯』のヒットも記憶に新しい、映像化困難と言われた数々の原作の実写映画化を成功に導いたヒットメーカー・中村義洋監督。

中村義洋のルーツでもある、大ヒットOVA『ほんとうにあった呪いのビデオ』や『絶対恐怖 Booth ブース』のファンであった原作者・小野不由美の希望により本企画は実現。小野不由美原作としては初の実写映画化、中村義洋監督にとっては、満を持しての原点回帰作となる。

映画製作サイドは、小野不由美×中村義洋という、初のコラボレーションにより、小野不由美の描く、魅力的な人物設定と繊細に構築されながらも怒涛の展開で読む者を圧倒させる重厚なる世界観に、中村義洋監督の本格ミステリーの技法を持ち込むことで、本格ホラー小説を“戦慄のリアルミステリー”に昇華させ、いまだかつてみたことのないエンタテイメント作品の実現を目指す。

物語の魅力は、何の変哲もない日常の"部屋"の異変を調べるうちに、平成から昭和のバブル期、高度成長期、戦後から戦前へとさかのぼる主人公の探索のダイナミズム。部屋に残された"穢れ"(けがれ)を介し、場所と時代を超えて多層的に展開する事件の謎解きに参加する。実話とフィクションが綯い交ぜになったことで生まれる臨場感。主人公が最後に辿り着く、想像を絶する真実。"部屋"・"土地"・"時代"を超えて連鎖する事件の数々…時系列の交錯で魅せる、巧みな演出でどう料理されるか期待が高まる。

主演を務める竹内結子と中村義洋監督は『チームバチスタの栄光』(2008)『ジェネラルルージュの凱旋』(2009)『ゴールデンスランバー』(2010)『ポテチ』(2012)に続き、5作品目。特に、主演を務めたヒット作、『チームバチスタの栄光』『ジェネラルルージュの凱旋』に続き、8年ぶりの再タッグとなり、意欲十分だ。

下記はそれぞれからのコメント。

中村義洋監督


昔は直球で「怖がらせる」ということに照れがあったのかもしれません。
でも、とても背後を気にせずには読めない小野さんの原作を受けて、今回は真っ向勝負、全力でお客さんを怖がらせようと思いました。
脚本を、超絶怖がりの竹内結子さんが、読み始めては挫折するというのを数週間繰り返したこと、そしてそんな結子さんと橋本愛ちゃんの美し過ぎる2ショットをモニターで観て、すでにこの映画の成功を確信しています。
こんな美しい二人があんな目に遭うなんて……お楽しみに!

原作・小野不由美


「映画化したいですね」と編集さんに言われたとき「中村監督ならねー」
と夢物語で応じたら、なんと実現してしまいました。それも嬉しいけど、中村監督が久々にホラーに戻って来られたのがさらに嬉しい。幸せです。

映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は2016年1月30日(土)より公開。

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