三池崇史&市原隼人も大コーフン!女子高生と一緒に『極道大戦争』MX4D版を観てみた。



取材エリアに集まったメディア関係者も映画製作関係者も、みんな揃って客席に移動。
もちろん、司会を務める私もMX4Dシートに。
さぁ、いよいよ上映スタートです!



さて、八雲ふみね初のMX4D体験は…。

いやぁ、すごいですね。

4DXと比べてみても、振動、風、ミストの噴射量など、すべてにおいてMX4Dの方が手加減知らずでダイナミックな印象。
ヴァンパイアに噛まれるシーンでは首元に風が吹いたり、腰に蹴りが入るシーンではシートの腰部分が振動したりと臨場感たっぷり。
シートは常に振動しているわけではないのですが、動きが映像と絶妙にリンクしているんです。
この「映像とリンク」という部分がとても効果的で、アトラクション的要素に走りすぎることなく、作品の持つテーマをきちんと伝えることにも一役買っているんですね。
だから、迫力あるアクションシーンは、より力強く。
三池作品ならではの「お遊び」がふんだんに盛り込まれたシーンは、デフォルメされてより滑稽に。
2Dで見たとき以上に、本作の真髄までたっぷり堪能することが出来ました!

さて、三池監督、市原隼人さんの感想は…?

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「自分で作っておきながら、面白かった」と、ニンマリする三池監督。
「映画を観るって楽しいなぁ〜と、改めて思いました」と、笑顔の市原さん。
お二人ともよぉ〜く知り尽くした映画にもかかわらず、心底楽しめた様子。

そして気になる女子高生の反応。
上映中から
「ヤバい!」「衝撃!!!」というリアクションの連発は、お二人の目にはどう映ったのでしょうか…。

「みんな登場人物の身辺をずいぶん気にしてくれて…」と、思い出し笑いをする三池監督。
女子高生たちの素直な反応に、手応えを感じたようです。

うんうん、確かに。

「あっ、危ない!」

とか

「もぉ〜、ここで出てきちゃダメだってば〜!!!」

とか、

登場人物たちがピンチに陥るたびに、わいわい、キャーキャー。

その一挙手一投足に、三池監督も市原さんも大爆笑だったそう。

「映画観ながら、こんなに笑ったのは初めて」という市原さんの言葉にも納得。

非日常的な映画の世界にスルリと入り込んでしまえるのも、MX4Dの魅力なのでしょうね。

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この日会場に集まった女子高生は、ほとんど全員、本作のようなバイオレンス映画を観るのは初めて。

そんな彼女たちに向かって、

「世の中にはいろんな映画があって、君たちが出会ったことがないような映画もたくさんある。この映画を観て「面白かった」と感じてもらえたように、自分が知らない世界観の映画でも楽しめるものはきっとあるから、いろんな映画を観てほしい」と、三池監督。

「この映画は現代の映画業界に対するメッセージとして作られた挑戦的な映画。なので、皆さんも挑戦することを忘れず、すてきな人生を送って下さい」と、市原さん。

お二人からのオトコマエなアツいメッセージは、女子高生たちの心に強く響いたようでした。

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