生田斗真は僕の息子⁉『グラスホッパー』ティーチイン試写会



キャスティングはどのように?

水上プロデューサー:「業界ではこの作品は誰が映画化するんだと噂にはなってたんですが、なかなかされなかったんです。で、今回監督が手を挙げてくださったのですが、なかなか手強いぞ、本当にヒットするのか?と。そういう会話の元に、『脳男』コンビの生田君がやってくれるなら”見える”気がすると監督が仰って。その一言から僕は速攻ジャニーズさんに行って是非お願いしますといった経緯です。」
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生田君なら”見える”というのは?

瀧本監督:「生田斗真という役者は、映ってる部分でも魅力的だけれど、自分が関わった映画を背負う覚悟とか、現場も含めた座長としての在り様とか、公開にあたっていかに多くの人に届けるかみたいなプロデューサー的意識とか...

僕の息子...と言ったら僕が18歳の時の子になってしまうんですが(笑)尊敬しているんです。実は。凄いなこの人は、と思っていて。
中身もそうなんですが、最後に観客に届くと考えた時に、自分の伴走者として隣にいてくれたら”やれる”気がする。という感じだったんです。

ここだけの話ですが、鈴木という主人公ってそんなオイシくないんですね。最初は蝉を...とも思ったんですが。オイシくないけれども、彼ならそれをわかった上で、鈴木が真ん中に居てくれるからこそ、この映画が一本の映画として成立するんだということを理解して引き受けてくれた。彼には感謝しかないんです。」

蝉役は山田涼介さんがキャスティングされましたが、なかなかチャレンジングだったと思うのですが?

水上プロデューサー:「そうなんです。僕個人的には、いかにも人をブスっとやりそうな、悪そうなキャスティングって面白くないじゃないですか。なのでいかにもそんな事やらなそうだったり、あるいは初めてそういう顔を見るような意外性が無いとなぁ...と思っていて。
で、せっかく今回ジャニーズさんとご縁があるので、運動神経の面でも、ジャニーズさんでベビーフェイスで。ってアイディアどうかなって。」
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瀧本監督:「僕その時、山田君の存在を知らなくて、正直え~って(笑)CMかなんかを見たイメージだけでそう言ってて。「商売に転びやがって」みたいな(笑)

ですが、あまりに何回も勧めてくるから「わかったよもういいよ」みたいなスタートだったんです。これがやってみたら僕が一番ビックリしちゃって。本当に素晴らしいなと思っているんです。撮影の2日目くらいに、誰かに似てるなぁ~と思ってたら、「あ、『脳男』の時の斗真だ」と思って、ちょっと背筋がゾゾっとしました。

だからそこまでプロデューサーがこだわるという事は、一回ダメと言ったのに引き下がらないような話は乗った方が良いという...。」

(会場笑)

瀧本監督:「でも実は何度もあるんですよ、そういうことは。
例えばココだけの話し...もう酔っぱらってるからなんでも喋っちゃうね(笑)『イキガミ』の時の山田孝之君。絶対嫌だって言ってて。でもやってみたら素晴らしくて、なんだこの俳優さん!って圧倒されちゃたという経験とか。
だからここまで言うんなら、絶対その人には何かあるんだろうなっていうのは経験上間違いないというのはありました。なので嘘偽りなく、これが最大の発見で、現場で一番ビックリした事です。」
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鯨役が浅野さんになった決め手というのは?

瀧本監督:「僕も浅野さんは憧れの俳優さんでして。なんだかよくわからないけど人を自殺させるって、小説では面白いけどじゃあ一体どうやって撮ったらいいんだって話で(笑)なのでそういうのを納得力を持った俳優さんに演じてもらうしかないだろうといった所で、じゃあ一体誰?となり、真っ先に名前が挙がりました。何の文句もないですよね。」

水上プロデューサー:「もう最高です。」

瀧本監督:「浅野さんのどの映画見ても思うのが、フッとスクリーンに映った瞬間に不穏な空気が流れるんですよ。セリフが無ければ無いほどこっちの想像力が掻き立てられて、磁場のようなものが出来てくる。日本映画界では稀有な存在です。」
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