「もみ消して冬」今夜からでも楽しめる!大いなる“魅力”
日本テレビ系列で毎週土曜日よる10時から放送中の山田涼介さん主演ドラマ「もみ消して冬 〜わが家の問題なかったことに〜」。
主人公・秀作(山田涼介)を中心に北沢家で起こる様々なトラブル。秀作をはじめ北沢家の面々は、法律や常識を差し置いて<家族の幸せ>を優先、突飛な方法でトラブルを解決するホームコメディです。
医者である長男・博文(小澤征悦)、弁護士の長女・知晶(波瑠)、警視庁に務める次男・秀作というエリート三兄弟が、職業への倫理観と葛藤しながら問題を解決しようとする様子は、「なんでそうなるの?」と笑わずにはいられません。
今日からでも楽しめる「もみ消して冬」のエリート三兄弟の魅力をご紹介します。
コメディ、気弱な刑事は山田涼介の新境地!
山田さんは、所属グループHey! Say! JUMPのなかでも俳優としての活躍が目覚ましいですが、コメディ要素の強いお芝居ははじめて。間違いなく新境地開拓と言えるでしょう。
「探偵学園Q」(2006、日テレ)や「古畑中学生」(2008、フジ)、「左目探偵EYE」(2009、日テレ)、「金田一少年の事件簿N」(2014、日テレ)といった<探偵>、<推理>要素のある作品への出演が多い山田さん。
しかし近年は映画『グラスホッパー』(2015)や『鋼の錬金術師』(2017)で激しいアクションシーンを演じ、月9「カインとアベル」(2016、フジ)には恋愛要素もあり、新たなジャンルへの挑戦が目立ちます。
今作では、思ったことを言葉にできず、頼まれたら断れない、気弱でエリート感の足りない末っ子刑事・秀作を軽快に演じています。「カインとアベル」も前半部分は、”兄と比べて不出来な弟”というイメージが強かったですが、今回は、劣等感が押し出されているというよりは、愛すべき人として親しみを持てるキャラクターです。
その分、今回は独り言のようなモノローグが多め。秀作の心の声を聞くのも視聴者の楽しみになります。山田さんが演じるコメディ部分の新たな一面にも注目してみてください。
ドSな秀作の姉・知晶が似合う波瑠
北沢家でのシーンが多いため、知晶の敏腕弁護士ぶりが見られる場面は少ないのですが、家でのはっきりとした物言いと機敏な行動から仕事ぶりが想像できます。
コメディ作品としてツッコミ的な役割を担っている知晶ですが、もっとも視聴者目線に近いキャラクターでもあります。
おっちょこちょいで気弱な秀作に対して、パシっと言葉を決めてくれるのが、観ていて共感でき、痛快ですね。
しかし先週放送の4話では、執事の楠木(千葉雄大)にキスを迫ったとして一悶着あり、可愛らしい乙女な一面も垣間見ることができました。これから後半に向けて楠木との関係も気になるところです。
小澤征悦演じる博文はコメディ要素を強めるキーパーソン
天才肌の心臓外科医で院長候補と囁かれる実力派の医者ですが、話数を重ねるごとに、ひょんなことからメイド喫茶に通ったり、秀作の部下に当たる里子(恒松祐里)と距離を詰めたりと女の子好きなイメージ強くなってきました。
家では長男としてしっかりと家族をまとめるタイプかと思いきや、意外と他人任せ。トラブルの解決に奇抜な方法を思いついては、秀作に実行させています。
2話では、手なずけようとした現院長の愛犬ジョンを逃がしてしまう失態もありました。院長にバレて72時間以内に見つけるようにと言われ、解決方法を見い出しましたが、ここでも実際に行動に移したのは秀作でした。
天才心臓外科医でありながら、私生活では少し抜けていて憎めない人間性が、作品をより面白くしてくれています。
「もみ消して冬」今夜10時から第5話放送!
今夜放送の5話では、秀作が、里子に急接近した博文に宣戦布告。
ついに兄弟間でのトラブルに発展してしまいました。
今回こそは解決不可能かも・・・!?
さらに知晶や楠木など、方々で恋の予感が。あらたに人間関係が動き出しそうです。
「もみ消して冬」は、1話完結で今日から観ても楽しめるようになっています。
ぜひ、ご覧ください!
http://www.ntv.co.jp/momifuyu/
(文:kamito努)
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