空港から私服で現れた生田斗真にファン歓喜『グラスホッパー』大ヒット舞台挨拶
シネマズ公式ライターのアスカでございます。
2015年11月7日に公開となった映画『グラスホッパー』の大ヒットを記念した舞台挨拶が17日、東京・新宿で開催されました。ゲストには主人公・鈴木を演じた生田斗真さんと瀧本智行監督が登壇。観客を前に撮影秘話などのトークや観客からの質問に応じました!
博多での舞台挨拶を終え、着替える時間もなく私服姿で新宿ピカデリーに現れた生田斗真さんにファンは大喜び!生田斗真さんはグラスホッパー公開後の反響について問われると「たくさんの方々から見ていただいているな〜と実感しています。ここまで弱々しい頼りなくて役を演じるのは珍しいので、新しい一面を見ましたと言ってもらえると嬉しいなと思います」と自信のコメント。
瀧本智行監督は「高校時代に好きだった女の子から泣いたっていう感想をいただいてちょっと嬉しかったな~」と胸にキュンと来るエピソードを話してくれました。
泣いてしまう女性客も
今回はスペシャルイベントということで会場にいるファンからの質疑応答コーナーへ。一番に手を挙げた女性が指名されると質問の前に「誕生日前に斗真君としゃべれて嬉しいです」と泣きながら話し出し、生田斗真さんが「いきなり泣いてるじゃん!」とツッコミ。女性から生年月日を聞くと、優しくお祝いの言葉をかけてあげていました。
質疑応答は続き、自身の性格と主人公の性格との違いで演じる際に意識したことを尋ねられると「家にいるときは髪もぐちゃぐちゃで、目が悪いのでメガネをかけているんですが、目が小さくなるくらいの分厚いレンズなんですね。そういう自分を見ているとイケるな!と思ったり。普段の自分をふんだんに盛り込んだ作品になっています(笑)」と生田斗真さんの私生活と主人公が似ている点に客席は驚いていました。
原作者・伊坂幸太郎さんからのコメント
伊坂幸太郎さんの原作本が映画公開後1週間で原作本の売上が前週比180%と伸び、映画のヒットとともに原作本が売れているとの情報が入り、生田斗真さんは「(原作者の)伊坂さんに恩返しができたかな」とコメント。また、監督は「映像化が難しい作品でした。脚色で悩みながらも、(伊坂先生から)お任せしますと言われ、脚色の部分を喜んでいただいたので嬉しかったです」と苦労する場面もあったものの最終的な出来に満足している様子でした。
ここで、伊坂幸太郎さんから来場者に向けてのコメントが読み上げられたので全文を載せておきますね。
「原作の持っている味わいを残しつつ、映画ならではの面白さになっています。恐い部分もありますが、最後はあったかい気持ちになれると思います。瀧本監督に映像化してもらえて嬉しかったです!」
また、伊坂幸太郎さんからは生田斗真さんに向けたコメントも届いており、「鈴木はこの映画の案内役です。生田さんが演じてくださったことで、可愛らしい一面、真面目な一面のある、観客が共感できる鈴木になっています。鈴木と百合子さんとのシーンはどのシーンも素敵で、あたたかい2人の雰囲気が伝わってきました。ラストシーンで、蝉と鯨の脇を通って行く鈴木の、あの怯え具合がよかったです(笑)」と映画の出来栄えに大満足している様子が伝わってきました。
巨大な1,000人コメントパネル
最後に、大ヒットを記念して舞台挨拶の会場となった新宿ピカデリーとTジョイ博多の観客が貼り付けた1,000人コメントパネルが登場。生田斗真さんは「あ、すげぇの見つけちゃった!」と驚きの声を上げると、「生田トウマ最高!って書いてあるんだけど、マの字が馬になってる!誰だ?!生田トウマのマは真心の真です!馬じゃないですよ!まだいるか〜、たまにいるんだよなぁ〜」と苦笑する場面も。瀧本監督もコメントのひとつひとつをじっくり見て、感激していましたよ。
『グラスホッパー』は主人公・鈴木がハロウィンの夜に渋谷のスクランブル交差点で起きた事件で最愛の人を亡くし、それをきっかけに裏社会のさまざまな出来事に巻き込まれていく。そこで殺し屋たち出会い、さらに事態は急変。果たして鈴木はこの苦境から抜け出せるのか。ドキドキの展開は劇場でぜひご確認ください!
公式サイト:http://grasshopper-movie.jp/
予告動画:
(c)2015「グラスホッパー」製作委員会 配給:KADOKAWA/松竹
(取材・アスカ)
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