『パディントン』英国アカデミーチルドレンアワード 長編映画部門を受賞!

2016年1月15日より全国公開される映画『パディントン』が、第20回英国アカデミーチルドレンアワードの長編映画部門を受賞した。

パディントン



本作は、全世界で売り上げ3500万部を誇る英作家マイケル・ボンドのロングセラー児童小説の実写版。南米ペルーのジャングルから英ロンドンのパディントン駅にやってきた、小さな紳士(クマ)が、ブラウン一家に出会い、パディントンと名づけられて、共に暮しながら巻き起こる冒険を描いた。

今回、見事受賞した英国アカデミーチルドレンアワードの長編映画部門は、過去に『ウォーリー』や『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などが受賞している。第20回となる今回受賞したのが本作。他にノミネートされていた『ベイマックス』『インサイド・ヘッド』『ひつじのショーン』を抑えての快挙だ。

監督・脚本を務めたのは、『マットとデヴィッド ボクたち空港なう。』(2010)で、英国アカデミー賞にノミネートされたポール・キング。授賞式のスピーチでは、「PIXAR作品を抑えて受賞するというのは驚いているけど、とても嬉しいです。とても長い道のりでしたがその価値がありました。」と喜びを語る。製作総指揮のひとりであるロージー・アリソンは「この映画製作には、10年間という長い年月がかかった。しかし、この映画の成功は、ここにいる素晴らしい、監督で脚本家のポールと一緒に作れたことだと思う。」とコメントした。

制作を務めたのは「ハリー・ポッター」シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手掛けた、デビッド・ヘイマン。パディントンの声を『007 スカイフォール』のベン・ウィショーが担当し、ニコール・キッドマン、ヒュー・ボネビル、サリー・ホーキンス、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベントらが声の共演を果たしている。日本語吹き替え版では、パディントンを松坂桃李、その他、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめらの豪華声優陣にも注目したい。

笑いと感動の涙が詰まったハートウォーミングムービー、映画『パディントン』は2016年1月15日(金)全国ロードショー。

パディントン



公式サイト http://paddington-movie.jp

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