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ラスト2本! 中村吉右衛門版「鬼平」が主演150作フィナーレ


中村吉右衛門さん あいさつ文


鬼平犯科帳_中村吉右衛門


フィナーレを迎えるにあたり、中村吉右衛門さんからあいさつ文が届いていますのでご紹介します。
平素より格別の御贔屓をいただき、誠にありがとうございます。

この度、27年に渡り制作されて参りました『鬼平犯科帳』が、来年の撮影、放送をもってフィナーレを迎えさせていただくことを、ここに御報告申し上げます。平成の年号とともに産声をあげました当ドラマシリーズでございますが、ここまで長きに渡り、沢山の作品をお送り出来ましたのも、ひとえに多くの皆様から厚いご声援を賜ったからこそでございます。心より厚く御礼申し上げます。

思えば、物語の長谷川平蔵の年齢と同じ45歳で原作者の池波正太郎先生から作品をお預かりして四半世紀、大変魅力的な“鬼の長谷川平蔵”という役に、真摯に、そして一所懸命に向き合って参りました。私が常に意識しておりましたのは、原作で描かれる平蔵自身の行動力、生き生きと切れのある立ち回り、市中を駆け巡る軽やかさ、そして静かな中に見せる人情味でございます。それこそが、“鬼平犯科帳の真髄”との考えだからこそでございます。鬼平を溌剌と演じられるうちにフィナーレを迎えるのが最善と思い、来年の撮影で記念の150作となるのを期に決断致した次第です。

これまでを振り返りますと、本当に様々な場面が思いだされますが、江戸家猫八師匠や高橋悦史さん、真田健一郎さん、蟹江敬三さんなど、27年の間に鬼籍に入った大切なキャストやスタッフもおり、改めて月日の流れを感じます。長きに渡り鬼平犯科帳を演じてこられたのも、視聴者の皆様のご声援、キャストやスタッフの皆様のご協力、フジテレビ並びに松竹の関係者の皆様のご尽力があってこそでございます。改めて感謝申し上げるとともに深く御礼申し上げます。

来る12月18日の放送を含めて残り2作。有終の美を迎えられるよう、これからも精進して参ります。ありがとうございました。

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