ピクサー作品には次回作のキャラクターが隠れてる!?「アーロと少年」のヒントはあの作品にあった!
ピクサーが描いてきた「友情」の数々
「あなたの、初めての友達は誰ですか?」と、友情がテーマとなっているこの作品。「アーロと少年」のホームページにある特別映像には、「ピクサー20年の友情の軌跡」として過去作品の「友情」を紹介しています。
「かけがえのない友だち」のテロップにー「トイ・ストーリー」のバズとウッディの映像、
「どんなにちいさくても」ー「レミーのおいしいレストラン」のレミーとリングイニ、
「年が離れていても」ー「カールじいさんの空飛ぶ家」のカールじいさんとラッセル、
「自分とは違っても」ー「インサイドヘッド」のヨロコビとカナシミ、
「本物の友情は」ー「モンスターズインク」のサリーとマイク、
「ずっと続くことを」ー「ファインディング・ニモ」のニモとドリー、
と、「トイ・ストーリー」以降ピクサーで描かれて来た友情の数々を一気に振り返ることができます。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=7C7PxqZLkIk
ピクサー作品には次回公開予定の作品のキャラクターが隠れてる?
さて、ピクサーの遊び心がわかる1つとして、それぞれの作品には、次回公開予定の作品のキャラクターが、映画の中に隠れている、というのはご存知でしょうか?
ピクサーの人々は、これを「Easter Egg (イースターの卵)」と呼び、次回作のヒントを私達に与えてくれます。
「アーロと少年」の前に公開されたのは「インサイドヘッド」ですが、制作時には「モンスターズユニバーシティ」の後に公開を予定されていたため、「モンスターズユニバーシティ」の中に、「恐竜のおもちゃ」が出てきます。
参照:Monsters University - Easter Egg
このEaster Eggはわかりやすいものから、絶対わからないでしょー!!というものまで様々。こちらのムービーにまとめられていますが、みなさんはいくつ気づいたでしょうか?
ピクサーが描いてきた「もしも」の数々
人々を楽しませることに細部までこだわっているピクサーがこれまで作って来た15つの作品のうち(「アーロと恐竜」が16つ目)、長編アニメーション部門で7つのオスカーを受賞 (その他の賞も入れると12つ)。ピクサーに次ぐ受賞数はドリームワークスでオスカー2つ、ということを考えるとピクサーが安定して評価されるものを作りだしてきていることがわかります。
多くのピクサー映画は「もしもおもちゃが生きていたら」、という「もしも◯◯だったら」という前提からスタートしており、今回の「アーロと少年」は、「もしも地球に隕石がぶつからなかったら」という発想から始まっています。
「アーロと少年」は、恐竜と少年の友情、ということで言葉よりも動作で意思疎通をするので、これまでのピクサー作品の中でも、小さいお子さんから楽しめる作品になっているようです。
参照:How Pixar embraced a crisis to save 'The Good Dinosaur'
(文:hosohana)
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