映画コラム

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2016年04月11日

このラブストーリーは、愛の力は絶大ということを教えてくれました

このラブストーリーは、愛の力は絶大ということを教えてくれました

「お金ではどうしようもできないことがありました。それは犬を喜ばせ、尻尾を振らせること。すべての犬に捧げます。」
- ウォルト・ディズニー

これは『わんわん物語』のはじまりに流れるメッセージです。観たことがある方でも、このメッセージがあったことを覚えていますか?

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ディズニー映画でも、はじまりに観る人に向けたメッセージが入るのは、とても珍しいですよね。たまにはベタなラブストーリーも良いものです。

今度の週末に懐かしい映画を観てみませんか?

今日も映画日和ういログ」今回は、『わんわん物語』をご紹介します!

育った環境の違う2人が恋に落ちる


皆さまもご存知の、とっても可愛いお嬢様レディと、気まぐれな男トランプ、全く違う環境に育った2人が恋に落ちる物語です。

トランプは、いい加減そうで、ほおっておいたらふらっとどこかに行ってしまいそうな男ですが、レディに危険が迫ったとき身代わりになってでも守ってくれる、とってもカッコいいギャップを見せつけてくるズルい男なんですよね。

ところがある日のこと、レディは、トランプがいろんな女に手を出していた浮気者だってことを噂で聞いてしまって。出会った時からチャラいと思っていた!、どうせ私もそのうちの1人なんでしょって、トランプに「もう知らない!あのスパゲッティデートはなかったことで!」って冷たい態度を取るんですけどね、そこはまたトランプのイケメンっぷり発揮で惚れ直しちゃう出来事が起きるわけで。

正反対の環境で育ち、全く価値観が違うものの、徐々に惹かれ合い、歩み寄る2人の姿は、人間のカップル、夫婦と何ら変わりありません。出会う前はいい加減だったトランプは、素直でまっすぐな女性と出会って、いい男になっていく姿は、愛の力は絶大ということを教えてくれています。

ほっこりしたいときに…


76分の作品なので、あ~なんかちょっと、ほっこりする映画を観たいな……と思ったときにピッタリです。

この作品は制作当時、コンピューターアニメーションの技術はなく、毛並みや背景、細部に渡って、すべて手書きで作り上げられました。階段を上るとき、持ち上げられたとき、1つ1つの動作、ふとした描写すべてに優しさ柔らかさが伝わってきます。

ディズニー完全オリジナルストーリー、ベタだけど、それが良い。きっと大人になっても、ほっこりできる映画です。

ディズニー映画最新作『ズートピア』も人間のように生活をする動物たちが出てきますね。今度はどんな動物ストーリーなのか、今後のディズニー映画も、とっても楽しみですね!

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誰が何と言おうと私にとっての「桜」映画はこれなんです!!

結婚式が描かれてる映画が泣けるものばかりと思ったら大間違えです!!


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(文:木村うい)

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