映画コラム

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2016年04月18日

スティーブ・ジョブスの創造力

スティーブ・ジョブスの創造力

この間、電車でiPhone片手にイヤホンをつけた男性が、ノリノリでゲームの効果音とともに乗り込んできて、車内にいる全員の視線は、その男性に。

よーく見たら、男性の耳についているイヤホンの先端は、イヤホンジャックから外れていて、宙ぶらりん。つなげて消すゲームの効果音が、大音量で車内にダダ漏れで。

「フィーバー!」

あ、ツムツムフィーバー入った。

今日も映画日和ういログ」今回は、みなさんの身近にある当たり前のものを作り上げた男性の実話を描いた『スティーブ・ジョブス』(2013年公開版)をご紹介します!

スティーブ・ジョブズ(字幕版)


スティーブ・ジョブスが創造したもの


iPodやiPhoneは有名ですが、無線LAN(Wi-Fi)の実用化や、トイ・ストーリーなどを手掛ける『ピクサー』も彼の功績によって生み出されたことを知っていましたか?

この作品を観た人は、彼のスパルタとも言える指示に「一緒に働きたくない」「こんな上司だったらつらい」という声も。確かに、こんな上司がいたら、「もう無理!」って発狂してしまう……。

それを考えると、とてつもない天才で変わり者な彼に、それについていける人も、変わり者なのかも……とも思えてしまいます。

彼は、目的に対して一直線。コストとかリスクとか全くもって関係なし!

でも革新的な人はそうやって社会や周りの評価なんて気にせずに、周りだけじゃなく世界までも巻き込んでしまうんですよね。

常識に囚われすぎない選択


怖いもの知らずは時として、周りを敵に回してしまうけれど、型に囚われない勇気を持っています。

個人が、こうしてみよう!ああしてみよう!っていろんなことを思いついて始めてみても、想像を超える弊害があったり、上からの指示で止められたり……。

そんな経験、社会に入ったら、うんざりするくらい、いっぱいありますよね。

そうしているうちに、なんとなく角が立たないように無難に過ごすように自分を守るために生きてしまう。それも、間違っていないひとつの選択で。むしろ、当たり前の選択というふうになってしまっているのかもしれません。

しかし彼のように、その選択を一切せず、最後の最後まで、なりふり構わず、理想を追い求め、実現させるという選択をする勇気は時として必要かも……。

まだ観ていないという人は、彼の独創的でどこか風変わりな人間性にフォーカスした作品、なかなか真似できない人生を数時間体験してみませんか?

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「本当に大切にしたいものは何か」を考えるきっかけになる映画


誰が何と言おうと私にとっての「桜」映画はこれなんです!!

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(文:木村うい

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